Steam旧正月セールのおすすめゲーム20本ーコスパ重視・日本語対応中心に【2020年】
中国の春節(1月25日)に合わせて、Steamでは「旧正月セール」が開催されました。セールは1月27日までです。
ちなみに今日は大晦日ですね。筆者の住んでいる台湾でも春節ムードでにぎやかになってきています。
今回は旧正月セールということで、本サイトおすすめのゲーム20本を、RPG系、アクション系、アドベンチャー系、シミュレーション系、ローグライク系、ボードゲーム系の6ジャンルに分け、コストパフォーマンス重視・日本語対応を中心にお届けします。前回のウインターセール2019とかぶらないようにチョイスしました。
RPG系
Red Dead Redemption 2: Ultimate Edition (45%OFF、6,474円、日本語有り)
アメリカを舞台にした西部劇オープンワールドRPGです。西部劇の「GTA」のようなものでしょうか。もとは2018年にPS4/Xbox oneで発売されたものですが、PC版移植に際してグラフィックが向上しています。
それと注意してほしいのですが、なぜか「ノーマル版」「Special Edition」のほうが、全部入りの「Ultimate Edition」よりも高いです。
買うのであれば、かならず全部入りの「Ultimate Edition」を選んでください。値段自体はまだ高いですが、それだけの価値はあるかと思います。ゲーム中の人びとが本当に生活しているかのような作り込みがすばらしいですね。
ARK: Survival Evolved(70%OFF、1,545円、日本語有り)
「北米版モンハン」と呼ばれる(筆者が勝手に呼んでいる)、サバイバル恐竜マインクラフトゲーム。恐竜を倒すのもいいですが、捕まえて自分のペットとして飼うこともできます。また建設要素などもあり、嵌れば長く遊べる作品です。
サーバとしては対人戦ありのPvPと、無しのPvEがあります。慣れないうちはPvEのほうがいいかと思いますが、慣れたらPvPも体験してみるといいかと。苦心して作った家が次の日に壊されているなどということもあり、スリリングな日常が楽しめます。サバイバルゲーム『Rust』の雰囲気が好きだった人は嵌ると思います。
Far Cry 5(75%OFF、1,980円、日本語有り)
みんな大好き(だと思う)「Far Cry」シリーズの第5作目です。モンタナ州ホープ郡を自由に冒険し、そこに住まうカルト集団の人びとと銃をぶっ放しながら交流するオープンワールドRPGです。
乗り物も多く、車だけではなく飛行機もあります。仲間をつれて冒険ができますので、RPG感がかなり高まります。ストーリーはありますが、いきなり5から遊んでも問題ないかと思います。
アクション系
Sekiro: Shadows Die Twice(35%OFF、5,434円、日本語有り)
戦国時代を舞台にした、あまり忍ばない忍びの戦い。隻腕の狼こと「隻狼」が主人公です。
「ダークソウル」シリーズで知られるフロムソフトウェアが開発しています。死にゲーには違いありませんが、初心者でもがんばればクリアできる難度です。攻撃をガンガン弾いていくことができるあたり、剣で戦っている感がすごいです。「ダークソウル」とはプレイ感覚が違いますね。
値段的にはまだ高いですが、それだけの価値があるゲームといえます。
GRIS(50%OFF、865円、日本語有り)
Grisという少女を操作して謎を解いていくパズル要素のあるアクションゲームです。アートやBGMの良さが本作の特徴ですね。
ゲーム自体はそれほど長くありませんので(4時間もあればクリアできます)、そういう意味ではコスパはあまりよくないかもしれません。しかしプレイ経験自体はリッチなものなので、値段分の価値はあるかと思います。
嗜血印 Bloody Spell(60%OFF、820円、日本語有り)
中国産の「ダークソウル」ライクなゲーム。死んだら最初からやり直しですが、獲得した能力自体は引き継げます。この手のゲームにしてはめずらしく、女性キャラクターも使えます。きわどい女性用コスチュームも用意されていて、正直硬派なのかナンパなのかよくわかりません。
現在はまだ早期アクセスですが、価格もお手頃ですし、遊びやすいゲームといえます。日本語にも対応しました。
アドベンチャー系
BIOHAZARD RE:2(50%OFF、3,972円、日本語有り)
『バイオハザード2』のリメイク版です。なぜか謎の仕掛けだらけの警察署を舞台にしてゾンビたちと戦うサバイバルホラーアドベンチャーです。
筆者的に『バイオハザード7』はなんか違うので、初期作をおすすめします。7はサイコホラー的な作品になってしまっていて、正直そういうのは求めていないというか。基本的にヒーローものだと思うのですよ、バイオハザードは。
ダンガンロンパ 1/2/V3バンドル(70%OFF、2,539円、日本語有り)
ダークドラえもんこと「ダンガンロンパ」シリーズの3作品がセットで2,539円とかなりお得なバンドルです。まったくプレイしたことのない人は、事前に情報などを調べずにプレイしてください。
V3は賛否両論ありますが、あれはあれでいいとは思います。なかなか引き込まれるストーリーです。あとドラえもんの声優はやはり大山のぶ代だと思います。ブロック崩し『アルカノイド』の腕前は公式2位レベルです。
METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES + THE PHANTOM PAINバンドル(60%OFF、1,751円、日本語有り)
「メタルギアソリッド」シリーズ5作目の2本をまとめたバンドルです。「GROUND ZEROES」が序章にあたり、本編は「THE PHANTOM PAIN」なので、この順番でプレイするといいでしょう。
基本的にはステルスゲームで、いちおうオープンワールドになっています。まだプレイしたことのない方はこの機会にプレイするといいのではないかと思います。
シミュレーション系
Frostpunk(60%OFF、1,236円、日本語有り)
極寒の地で人類が生き残りをかける、サバイバル系シムシティです。とにかく寒さとの戦いなので、いかに住民たちが暖を取れるようにするかが重要になってきます。
世界観的にはスチームパンクで、蒸気で動くロボットなども登場します。住民たちをいかに管理するかなど、法制定もしなければなりません。
リソースも足りない中でどうするかなど、頭を悩ませるプレイになるでしょう。寒い時期にプレイすると感情移入度が高まります。
GOD WARS The Complete Legend(36%OFF、2,233円、日本語有り)
日本の神話や昔話をベースとしたシミュレーションRPGです。2018年6月14日にPS4/PSVita/ニンテンドースイッチで発売された『GOD WARS 日本神話大戦』の移植になります。
かぐや姫や金太郎、浦島太郎、桃太郎、一寸法師などの日本昔話でおなじみのキャラクターたちや、オオクニヌシ、スサノオ、アマテラスなどの日本神話の神がみが登場します。
値段的には高いかもしれませんが、やり込み要素がかなり多く、これ一本でかなり長くプレイできます。また追加シナリオも入っているので、全部をクリアするだけで相当な時間がかかるでしょう。
ゲーム自体は地味ですが、筆者の好きなゲームでもあります。
Sid Meier’s Civilization VI : Platinum Edition(72%OFF、5,461円、日本語有り)
本体と、拡張DLC「Gathering Storm」までのすべてのDLCが入ったコンプリート版です。まともに全部買おうとすると2万円ぐらいかかります。そもそも「Gathering Storm」だけで定価が4,400円しますからね。
これから『CIV6』を遊ぶという方にはおすすめのまとめ買いパックです。
Age of Empires Definitive Edition Bundle(52%OFF、2,071円、日本語有り)
『Age of Empires』1と2のDefinitive Editionをバンドル化したものです。1は去年の8月に、2は去年の11月に登場したばかりですね。『AoE』は現在でも根強い人気があり、とくに『AoE2』のほうはいまでもプレイしているという方が多く見られます。
ゲームでは建物やユニットが年代を追って進化していきます。なかなか中毒性のあるゲームなので、まだプレイしたことのないという方は、ぜひとも体験してみてください。
ローグライク系
Slay the Spire(36%OFF、1,619円、日本語有り)
デッキビルディングカードゲームにローグライク要素が加わった中毒性の高い作品です。使用キャラは3人(+新キャラ「The Watcher」追加)で、それぞれに特徴があり、攻略の仕方も変わっていきます。
死んだらまた最初からということもあり、なかなかきびしいゲームです、しばらくするとまた遊びたくなるという魅力があります。カードゲーム+ローグライクの元祖ともいうべき作品です。
ローグライクとローグライトの定義については以下の記事を参照してくだあい。
Overdungeon(40%OFF、888円、日本語有り)
『Slay the Spire』フォロワーが多くなっている中、それに一石を投じようとするスタイルで開発されたタワーディフィンスローグライクカードゲームです。押し寄せる敵を倒すため、カードからユニットを召喚して画面に配置していきます。888円という中国的に縁起のいい値段になっていますね。
けっこう忙しいゲームなので、合わない人には合わないかもしれません。『Slay the Spire』のようにじっくり考えて遊びたいという人にはちょっと方向性の違うゲームになるでしょう。慣れるまでは面白くないと感じる可能性もありますが、慣れてくれば嵌ると思います。
不思議の幻想郷TOD -RELOADED-(50%OFF、2,000円、日本語有り)
東方版『トルネコの大冒険』ですが、ゲームシステム自体はそこまで厳しいものではありません。死んでもアイテムを失わないというシステムで、アイテム自体をどんどん強化していくことができます。そのためローグライク系というよりは、RPG系のほうが近いかもしれません。
ライトユーザーでも遊びやすく作られているので、『トルネコの大冒険』がクリアできなかったという方は本作を試してみるといいかと思います。DLCがやたらとたくさんありますが、プレイキャラを増やすものなので、最初はとくに必要はないかと思います。
ボードゲーム系
Thronebreaker: The Witcher Tales(50%OFF、1,681円、日本語有り)
「ウィッチャー」シリーズを題材にしたカードバトルRPG。敵とのバトルをカードゲームによっておこないます。課金ガチャのオンラインではなく、オフラインのシングルプレイなのが良いところです。
スピンオフ的作品なので、「ウィッチャー」シリーズをまったく知らなくてもプレイできます。カードゲーム好きな人にはおすすめです。
Potion Explosion(70%OFF、216円、日本語有り)
ボードゲームに落ちものパズルゲーム要素を組み合わせた作品。おなじ色の玉がぶつかると消すことができ、連鎖などもあります。消した玉はビーカーの中にたまっていき、指定された量を達成するとポーションが完成します。実物のボードゲームでもボールを落として遊ぶという異色の作品です。
Takenoko(40%OFF、606円、日本語無し)
有名ボードゲーム「タケノコ」のデジタル版です。筆者はつい最近まで、このゲームがSteamにあることを知りませんでした。
舞台は日本で、中国から贈られてきたパンダをもてなすという内容です。
配られたカードに達成すべき目標が書かれているので、それに従って盤面にタイルを置いていきます。だれかが7~9枚(プレイ人数で変わる)の目標カードをクリアした時点でゲームが終了し、そのときに一番点数の多いプレイヤーの勝ちです。
日本語には対応していませんが、ルールがわかればプレイに支障はないかと思います。
Small World 2(60%OFF、392円、日本語有り)
名作ストラテジーボードゲーム「Small World」のデジタル版です。拡張にはDLCで対応しています。ちなみに「2」とありますが、続編というわけではなく、デジタル版なので2としているだけです。
ゲームでは自分の種族を配置していき、占領領域を広げていきます。しかしだんだんと領土拡張に限界が出てくるので、その種族を衰退させて新しい種族を投入するということをしなければなりません。このタイミングをいつにするかが悩みどころです。
コミカルなグラフィックも良いですし、おすすめのボードゲームです。
まとめ
旧正月セールのおすすめ20本、いかがでしたでしょうか。
この中で筆者的におすすめなのは、コスパの良い「ダンガンロンパ 1/2/V3バンドル(70%OFF、2,539円、日本語有り)」でしょうか。「ダンガンロンパ」シリーズの3作品を一気にプレイすることができます。
あと「METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES + THE PHANTOM PAINバンドル(60%OFF、1,751円、日本語有り)」も2作品の値段ですのでコスパはいいですね。「GROUND ZEROES」はそれほど長くはありませんが。
他のセールと違って期間はあまり長くないので、とくに欲しいのがなければスルーして次のセールを待ってもいいかもしれませんね。
それではよい新年(旧正月)を!