『Kings of Israel』レビューと感想・評価:イスラエルを滅亡から救う1人用ボードゲーム

2020年6月4日ボードゲーム評価


一人用のボードゲームで、預言者を2~4人まで操ってイスラエルの滅亡を食い止めるのが目的(steamリンク

プレイ画面はこんな感じ。
ゲームの目的は、規定数の祭壇を各地に建てること。
プレイする預言者の数で建てる祭壇の数が変わっていきます。
2人ならば7個、3人なら8個、4人なら9個。


ゲームがはじまると、預言者に命令をあたえることができます。
命令コマンドは画面下にならんでいます。
預言者は農民や商人などそれぞれ職業があり、それに応じた特別能力をもっています。


画面下にある預言者の絵の左側の青いバーが行動力ポイント。
これを消費して移動したり、資源を調達したり、祭壇を立てたりします。
行動力がなくなれば次のターンへ。

絵の右側が手持ちの資源。
祭壇を立てるには行動力だけでなく、「金、石、木材」の資源も必要。
資源は調達コマンドを実行するとランダムで何かを調達してきます(実際は資源カードを引いているのですが)。


画面中にある黒い雲は、毎ターンどこかで発生します。
これが一定数に達するとゲームオーバー。
預言者は行動力を消費して雲を消すことができます。
ただし一回で一つしか消せません。
画像の地域には雲が2つあるので2回コマンドを実行する必要があります。

祭壇で「牛、小麦」の資源を消費して生贄をささげれば、祭壇のある場所と、それに隣接する場所の雲を消すことができます。
うまくつかうことで行動力を節約できます。


この動物っぽいのは偶像。これも一定数に達するとゲームオーバーなので壊してまわらないといけません。
壊すには行動力2が必要。


画面左にはイスラエルの王たちが並んでいて、これがゲームのターンをあらわしています。
一番下まで到達するとゲームオーバー。
王には良い王と悪い王がいて、ターンのはじめにカードをひいてなにかしらのイベントを起こしてきます。
カードによっては手札に加えて、好きなタイミングで能力発動させることができます。


とりあえず預言者2人プレイで、祭壇を7個建ててクリアー。

総評ですが、プレイ感覚としてはパンデミックに近いものがあります。
ただゲーム自体はパンデミックのほうがシビア。
こっちはプレイ時間も短いし、気楽に遊ぶことができます。
値段も安いし、ボードゲーム好きなら買って損はないと思います。