
『Europa Universalis V』の超初心者向け講座。パラドゲーはしばらく遊んでいないと確実に遊び方を忘れるので、『ステラリス』のときのように未来の自分のために書き記しておきます。


100%遊び方を忘れる自信があるのニャ。
『HoI4』とか『CK3』とかもしばらく遊ばないと、なにやっていいのかわからなくなりますしね。
とりあえずこの記事さえ読んでおけば、何すればいいかはわかるようにしておきます。
『EU5』超初心者向け攻略講座
国家選択
とりあえずどこの国でもいいですが、『EU』シリーズで伝統的にわかりやすいのはカスティーリャ王国でしょう。
『信長の野望』シリーズでいうと島津ポジションで、いわゆるマップの端っこという地理的にプレイしやすい位置にあります。
ここではカスティーリャ王国を例にしてやりますが、他の国でプレイする場合もだいたいおなじです。
オスマンもゲーム開始時は国家の大きさが手ごろなので、これでもいいとは思います。
それと日本プレイだと足利幕府になってしまいますが、画面下中央にカーソルを合わせるとマップモードが出てくるので、そこの政府マップモードから建造物主体国家を選ぶことで、斯波氏(領土をもう一回クリックで織田氏に切り替わる)や朝倉氏など、各地の大名でのプレイも可能です。
ただ建造物主体国家は、実質的には領土を持たない国家なので、領土主体国家になるにはイベント(応仁の乱)を待つ必要があります。
ゲーム開始時の設定
ゲームをスタートする前に、画面右上にある三本線アイコン(ゲームルール)をクリックして、ゲームルールを設定します。
プレイヤー難易度とAI難易度は「ベリーイージー」、国家の変更は「変更を許可」(ゲーム中にEscキーを押したあと、「世界地図」から国家変更可能)、ミッションは「ミッションを有効化」(チュートリアルをプレイ可能)、ミッション報酬は「タスクごとの報酬」にします。これでだいぶ楽になりますし、いろいろ実験することができるでしょう。
マップモードの切り替え
ゲーム開始後にやるのはマップモードの切り替えです。
画面下中央にカーソルを合わせるとマップアイコンが出てきますので、「EU」シリーズでもっともつかわれる政治マップ(国で色分けしてくれる)に切り替えておくといいでしょう。
他にも宗教とか文化とかでのマップ表示が可能なので、暇だったらアイコンをいろいろポチポチ押しながら、どんなマップがあるか見て見るといいでしょう。

ゲームやってる時点で暇だと思うニャ。
収支の調整(左列)
時間を動かす前にやっておきたいのは国家の収支の調整です。
画面左上に表示されてるおっさんアイコン(君主の顔)の下に政治・経済・生産などいろいろボタンが並んでいますが、経済をポチってください。
すると経済ウィンドウが画面左側にあらわれます。「収支・市場・交易」と3つのタブがありますが、収支タブの中に貨幣鋳造や税金などのスライダーがあります。スライダーは『EU3』にはありましたが、『EU4』で廃止されたのがまた復活してきましたね。このスライダーをいじくります。
予算関連なので、これをやっておかないと赤字経営で国家破綻になります。
調整の仕方ですが、やることは簡単です。
まず左列の貨幣鋳造ですが、ようはどんだけお金をつくるかですね。たくさんつくるとインフレになって物価が上がりますし、少ないと物価が下がります。

つまり0にしておくのがいいのニャ。
現状維持をしたい場合は、そういうことになりますね。スライダーをいじって、0.00%になる地点で止めるのがいいでしょう。
その下にある貴族・聖職者・市民・庶民の税金ですが、スライダーの右にあるパーセンテージは満足度です。スライダーで税金を上げれば満足度は下がります。

反乱が起こるのニャ。
そうならないためにも、満足度は50%以上を保つ必要があります。
自分でスライダーをいじってぎりぎり50%以上になる地点で止めるのもいいですが、満足度の右側にある穴をポチると、自動的に50%以上を保ってくれます(その場ですぐにはならないので、時間を進める必要あり)。

便利機能ニャ。
最初はゲームに慣れるために、自分でスライダーをいじってぎりぎり50%以上にしたあとに、自動ボタンをポチるのがいいでしょう。いきなりなんでも自動だと、逆にわけがわからなくなりますしね。

最初は手を動かしたほうがいいのニャ。
収支の調整(右列)
つぎに右列の宮廷コストや陸海軍の維持費などです。
まず宮廷コストですが、毎月の正統性の増減に関わってきます。正統性とは、君主が由緒正しいかという話で、これが低いと政治的に不安定になって反乱が起きるため、高く保っておく必要があります。
画面上部に並んでいる数字の中に、正統性の数字がありますので、それを見て低すぎるのであれば宮廷コストを多めにしておいたほうがいいでしょう。
カスティーリャ王国は、ゲーム開始時の正統性は76あるので、宮廷コストは毎月の正統性増減がプラスであればしばらくは大丈夫かと。
つぎに陸軍・海軍・要塞の維持費ですが、「EU」シリーズの伝統としてゲーム開始後に軍事費用全部0にするというのがあり、本作でもおなじようにしてください。スライダーを動かして、ぜんぶ0にします。どうせしばらく戦争しませんしね。これで国家予算にだいぶ余裕ができます。
それと先ほどと同様、各維持費のスライダーの右横にある穴をクリックすることで、戦争時に自動的に維持費を増額してくれます。

これも便利なのニャ。
『EU3』だとスライダー動かすの忘れて、そのまま戦争にボロボロに負けるみたいなのがありましたしね。
維持費の下の外交費ですが、画面上の外交官の数字の増減にかかわります。カスティーリャ王国はゲーム開始時は5ですが、評価改善(関係改善)で外交官を送るだけで1減り、さらに毎月の維持費も0.05とかかかっていきますので、できるだけ高く保ったほうが外交がやりやすくなるでしょう。
下の食料のスライダーですが、食料が不足すると飢餓が起こります。逆に食料が多いと売却して収入になりますね(左列の「食料売却」)。スライダーはデフォルト状態でいいとは思います。
さらに下の安定度のスライダーですが、増やせば毎月の安定度が増えます。
安定度が低いと反乱が起こります。画面上部に安定度の数字がありますので、これを確認して、低ければスライダーを高くしておくのがいいでしょう。安定度も高いに越したことはありませんし、階級の満足度も上がるので、高く保っておくといいでしょう。どれだけ上げればいいかですが、最初はスライダーの半分ぐらいでいいかと。
ここまで設定すれば、収支タブでやることは終わりです。上部に毎月ダカットがいくらプラスになるかが書いているので、いちおう確認しておきましょう。ゲーム中で収支ができるだけマイナスにならないよう注意してください。
市場と交易
次に経済にある市場タブと交易タブの設定ですが、全部自動化でOKです。
市場タブ・交易タブの右側にある穴を右クリック(左クリックではないことに注意)すれば、これらをすべて自動化してくれます。
交易は、過去シリーズは商人を送り込んだりでちょっと面倒でしたが、本作だと自動化できて便利ですね。
本作の交易は『Victoria 3』のようにかなり多種多様になっているので、ゲームにかなり慣れてきてからでいいでしょう。
ついでに「生産」にある「建造物」タブと「交易品」タブも自動化しておけば、自動的に交易をおこなったりしてくれます。このあたりも初心者にはわかりづらいので、ゲームに慣れてきてからでいいとは思います。
内閣の設定
経済タブの設定はこれで終わりなので、今度は政府タブ内にある国家タブ>内閣タブで内閣の設定をしましょう。
「内閣アクションが割り当てられていない」と書いているところをクリックすれば、いろいろな政策(国家ボーナス)を割り当てることができます。
状況に合わせて変更していけばいいのですが、とくにやることがなければ「国家の安定化(毎月の安定度アップ)」か「政府の強化(毎月の正統性アップ)」を選んでおけばいいでしょう。スロットが2つあればどちらも設定すればいいですね。
次に閣僚を任命しますが、内閣アクションはそれぞれ「統治」「外交」「軍事」のいずれかのジャンルになっています。さきほど割り当てた政策の左側を見るといずれかのマークがついているので、それに適した閣僚を選べばOKです。
例えば「国家の安定化」「政府の強化」は軍事マークがついているので、軍事の高い閣僚を選べばいいということですね。
閣僚を選んだあと、その名前の右側にある小さなアイコンを押すと、「内閣長に昇進させる」ことができます。正統性とダカットをちょっと失う代わりに、効率を25%アップさせることができます。
進歩ツリーの設定
政府タブの設定も終わったので、次は一番右の進歩タブを開いてください。ここは他の4Xゲームでいうところの技術ツリーですね。
進歩タブ内の一番上にある「伝統時代」と書いてあるバーをクリックすると、進歩ツリー(ようするに技術ツリー)が出てきます。
ここで好きな進歩(技術)を選べばいいのですが、国によってすでに取っている進歩もあったりします。
たくさんあってわけわからんという方は、オーソドックスに識字率を上げるというパラドゲーの基本ムーブをやればいいでしょう。

『Victoria3』でも識字率は重要ニャ。
国民が賢くなって教育水準が上がれば、国は成長しますしね。
カスティーリャ王国だと「宗教の組織化」で識字率が上がります。識字率が上がることによって、研究スピードも上がります。とりあえずこれを取っておいて、あとは流れで適当に取っていけばいいでしょう。
面倒なら穴をポチって自動化してしまってもいいですが、失敗とか成功とかべつにありませんので、「シヴィライゼーション」シリーズをプレイする感覚で適当に選べばいいとは思います。
ライバル国
基本設定はすべて終わらせたので、今度は周辺国との外交の設定をしていきましょう。
まずはライバル国の設定をしていきます。前作から導入されたものですが、これをしておくことで戦争がしやすくなったり、いろいろとボーナスを受けることができます。
どうせ仲の悪い国とは関係改善は難しいので、ライバルにしてしまったほうがいいですね。
外交タブ内の「現在の関係」タブにある「ライバル」アイコンをクリックすることで、仲の悪い国を順に並べた一覧が出てきます。これの上位3か国をライバル国にしてしまえばいいでしょう。
もしくはこれから攻めたい国ですね。後述する開戦事由に「ライバルに屈辱を与える」がつかえます。
友好関係を築く
次に仲良くしたい周辺国がある場合は、マップ上のその国の上で右クリックすることで、外交メニューが出てきます。
その中の「評価改善」というのが関係改善のことなので、これを選べば外交官を送ってくれます。ただ送るときに外交官ポイントが1減ります。
さらに毎月の維持費でも外交官ポイントが消費されていきますので、外交官ポイントが足りないと感じたら、先ほどの収支調整で外交官の予算を上げておきましょう。
将軍・提督の任命
ゲーム開始時にある陸軍に将軍、海軍に提督を任命しておきましょう。
マップ上で軍隊ユニットをクリックし、画面左に出てきたウィンドウの左上にある人の顔アイコンをクリックすると、将軍・提督に割り当てられる人物一覧が出てきます。
能力の高さや特性を考慮して、適当に選んで任命すればOKです。
ちなみに軍事以外にも統治・外交の能力もかかわってきます。野戦は軍事能力、攻城戦は統治能力が高い方がいいですね。
子供の教育
子供のいる統治者は、教育で子供の能力を伸ばすことができます。
政府タブ内の国家タブで、統治者のポートレートをクリックすることで配偶者や子供の一覧が出てきます。そこから子供を選んでクリックすればいいでしょう。
バランス型教育だと凡人が育つので、子供の能力を見て、伸ばしたい方面の教育をさせればいいでしょう。
たとえば軍事が高い子供は軍事教育とかですね。
時間を動かす
ここまで設定が終わったら、とりあえず時間を動かして様子を見るのがいいでしょう。
スペースキーで時間を動かしたり止めたりできます。また画面右上で、ゲームスピードを最高5段階まで調整できます。
画面上部中央にいろいろヒントとなる助言タブがありますので、このあたりも確認しておくといいでしょう。これを一つひとつ処理していくのもパラドゲーの遊び方ですね。
戦争準備
戦争の仕方ですが、パラドゲーではいきなり戦争を仕掛けると安定度に大きなペナルティを負うことになるため、開戦事由が必要です。戦争する理由ですね。基本的には戦争する理由を捏造します。
本作だとまず敵国に「諜報網の構築」をして、そのあとに「開戦事由の作成」をおこないます。

先に諜報網の構築が必要なのニャ。
まず攻め込みたい国を右クリックし、「諜報網の構築」を選びます。外交とおなじように、これも外交官ポイントを消耗します(送るだけで-1、さらに毎月の維持費)。本作だと外交官ポイントは重要なので、切らさないように予算を多めに当てておくのがいいでしょう。
また王宮庭園(貴族の建造物)を建てることでも外交官ポイントが増えます。
諜報網が20に達したら、攻め込みたい国を右クリックして「開戦事由を作成」を選んで開戦事由を作成します。
ライバル関係の国だったら「ライバルに屈辱を与える」の開戦事由をつくれますし、相手がこちらの中核州(もともとこっちの領土だったもの)を持っているなら理由がつくりやすいです。宗教が違う国が相手なら、宗教戦争などでもいいですね。
それと開戦事由をつくるとき、諜報網20が消費されます。

諜報網って消費アイテムだったのニャ。
ただゲーム開始時は条件や技術が足りないので、諜報網を構築したとしても開戦事由をつくれない場合があります。開戦事由の作成に、諜報網以外にどういう条件が必要か、マウスホバーで確認しておきましょう。
また国によっては自動的に開戦事由がつくられることもあります(王位の請求など)。

ゲーム開始時は条件・技術不足で開戦事由をつくりにくいのニャ。ライバル国に仕掛けるのが手っ取り早いニャ。
ライバル国でない国に宣戦布告するときは、互いの評価が高いと安定度ペナルティも多くなります。そこで相手の国をクリック→左側に出てくるウィンドウの「敵対アクション」から「相手国を侮辱する」を選択して、仲を悪くしてペナルティを軽減しておきましょう。
このときに侮辱の言葉を選べますが、どれを選んでもおなじです。好きな言葉で侮辱しましょう。
開戦と召集軍
開戦事由をつくり、宣戦布告をすると戦争がはじまります。経済タブで軍隊維持費をMAXにしておきましょう(自動設定なら自動でMAXになります)。
戦争には兵士が必要です。本作から正規軍(常備軍)や傭兵以外に、戦争時に召集兵を徴兵できるようになりました。
召集兵は戦争が始まったときに、軍事タブから「召集兵を導入」ボタンをポチります。かなりの数を集めることができますが、戦死することで人口が減り、国の生産力低下につながってしまうので注意しましょう。
また戦争が終わったあとは、召集軍の解散を忘れずに。
ゲーム前半は召集軍がメインになりますが、ゲーム後半は常備軍をメインに戦っていったほうがいいですね。
正規軍(常備軍)について
ちなみに常備軍の兵力を増やしたいときは、常備軍をクリックしたあと、左側に出てきたウィンドウの左側メニューの下にある「陸軍に募集」ボタンをクリックします。
もしくは「軍事」タブ内の「陸軍」タブにある「正規を募集」をクリックします。
それから欲しいユニットを選択し(トンカチマークをクリック)、生産地域を選択すれば、各地で生産した後に自動的に合流してくれます。
合流後に「ユニットの調整」ボタンを押すことによって、正面・右側面・左側面・予備兵の配置を自動で割り振ってくれます。
占領
本作ではすべての地域を塗りつぶす(占領)する必要はなく、州都をおさえれば、その州に属する他の地域はすべて自動占領できます。

楽になったのニャ。
要塞の占領は、その地域に軍をとどめておけば、時間とともにどんどん占領確率が上がっていきます(一か月ごとに判定)。海沿いであれば、海軍を隣接させるとさらに確率が上がりますね。
和平
敵軍を撃破したり、地域を占領していくと、戦勝点が上がっていきます。
戦争を終わらせるためには、和平交渉をしなければなりません。これをしなければ、占領した土地はあなたのものになりません。
戦勝点が多ければ多いほど、和平交渉時に土地をもらったり属国化させたりなどいろいろな条件を付け加えることができます。条件を多くしたければ、できるだけ戦勝点を稼いでから和平したほうがいいでしょう。
戦争目標を達成していれば、毎月0.5%ずつ戦勝点が増えていきます(最大25%)ので、戦争を引き延ばすのもいいでしょう。
和平時にはAIに講和条件を任せることもできます(戦勝点を上手く使い切ってくれる)。和平画面にAIに任せるボタンがあるのでマウスホバーで見つけましょう。
前述しましたが、戦争後は召集軍の解散を忘れずに(「軍事」タブ内の「陸軍」タブにある「召集兵を導入」をクリックし、「すべての召集軍を解散」をクリック。自動化ボタンもあります)。
それと経済タブで軍隊の維持費を最低にしておいて、お金を節約しておきましょう。
そして占領した領土は、前述した内閣アクションで「州の統合」をしておかなければなりません。これをやらないと支配度が低いままになります。前作でいうところの「中核化」ですね。支配度については次に説明します。

占領地は「州の統合」をやらないと反乱祭りなのニャ。
支配度と税金について
各地域には支配度というものがあります。その国がどれだけその地域を支配しているかですね。マップタイプを支配度に変更して、確認してみるといいでしょう(最大は100)。
支配度の高さは、各地の潜在的税基盤からどれだけ税金を徴収できるかにかかわってきます。支配度が低いと潜在的税基盤にマイナス補正がかかって、税金があまり取れなくなります。
支配度は、首都からどれだけ近いかの「近接性」が影響してきます。当然首都の近接性は100%です。
他の地域の近接性を上げるには、地域を右クリックしたときに出てくる「街道を施設」で上げることができます。首都を右クリックし、それからまわりの地域に向かって街道を敷いていきましょう。

近接性を上げることが、支配度を上げること=税収を上げることにつながるのニャ。
また地域が川でつながっている場合、それだけで近接コストが下がります。また川には建造物タブから「橋」をつくることもでき、さらに近接性コストを下げることが可能です。
近接性コストを落とすことは、軍隊の移動速度を上げることになります。これらインフラは軍隊の移動速度や交易を上げる効果があるので、インフラをよくしていくのも国家運営の要でしょう。
首都から遠すぎるところは、建設タブから「執行官」(兵士の建造物)や「寺院」(聖職者の建造物)を建設することで近接性(支配度)を上げることができます。
これらインフラはがむしゃらに建てるより、税基盤マップで税収入の多いところをターゲットにしたほうが効率がよくなります。

税金は金のあるところからとるのニャ。
それとPOP(住民)の満足度が低い場合も支配度が落ちるので、このあたりも注意しておきましょう。
あと戦争で占領した領土も支配度は低いです。
これを上げるためには前述した内閣アクションで、「州の統合」を占領地に対しておこないましょう。
交易品とRGO
税収をさらに伸ばすために、RGO(Resource Gathering Operation=資源採取)を上げていくこともできます。各地には交易品(特産品)が1種類あり、RGOレベルを増やすことで、その採取量を上げていく=税収を増やすということですね。

各地の特産品の生産量(RGO)を増やすのニャ。
例えばカスティーリャ王国のコンスタンティーナでは銀が取れます。RGOレベルの初期値は1ですが、レベル9まで上げることができ、1レベルごとに税基盤に1.37ダカットがプラスされます。
RGOを上げるのは、生産タブ内の交易品タブを選択し、「RGOビルダーを開く」ボタンを押し、「RGOを1レベルごとの総利益で並べ替え」ボタンで、RGOを稼げる順に並べてくれます。あとはRGOを上げたい交易品のボタンをクリックして、何レベル上げるかを指定するだけです。これで建設が始まります。
もしくはマップ上から直接地域をクリックし、交易品ボタン(有効支配度や近接性の書かれている欄の右側)をクリックするだけで建設が始まります。
ちなみにRGOはいわゆる原材料で、それらを加工してつくる製品に関しては各地に建造物(工房)を建てる必要があります。
建造物について
建造物は階級ごとにつくれるものが違います。
各地をクリックしたときに左側に出てくるウィンドウ下部の、各POP(貴族、聖職者、労働者など)のアイコンをクリックすることで、それぞれのPOPに対応した建造物がつくれます。首都にはすでに存在する建造物が、POPアイコンの左に並んでいますね。
たとえがRGOに鉄があれば、工具ギルドを建てることで鉄を消費して工具をつくります。
なめし革工場では、この工具と、RGOの家畜&砂を消費して、革をつくります。
これらの材料が国内に無いばあいは、市場での交易で他国から買うこともできます。

『Victoria 3』みたいニャ。
これらも建造に必要な材料が足りないと供給不足あつかいになりますので注意が必要です。
そうなると赤字垂れ流しになるので、材料をどうにか供給する(RGOを上げる、交易をつかう、材料を生産する建造物をつくるなど)か、助成金を出すか、場合によっては不要な建造物を取り壊す(数値を0にする)ことも考えたほうがいいでしょう。
壊せば労働者がほかの施設に回ってくれます。労働者不足のときは、必要な建造物に労働力を集中させたほうがいいでしょう。赤字の建造物は上部中央のアラートにも表示されますので、それを見て考えましょう。
交易について
交易は交易許容量の範囲でしか取引できず、また物不足のときには交易優位性の高い国家が優先的に買うことができるので、いつでも買いたいだけ買うとかは無理です。交易優位性を増やすには市場(市民の建造物)を建てる必要があります。
建造物による加工商品は、序盤ではあまり利益が取れない(むしろ材料費で赤字を垂れ流すことのほうが多い)ので、最初はRGOレベルを増やしていったほうがいいですね。

序盤は原材料(RGO)重視、中盤以降は原材料を組み合わせた加工品を重視すればいいのニャ。
建造物が多くなると、ロケーションレベルが田園→街→都とランクアップしていきます(地域をクリックしたときに左側に出るウィンドウの、地域名の左側をマウスホバーすればロケーションレベルがわかります)。
ただ田園はRGOの最大規模に+100%のバフがかかるので、一概に街や都がいいわけではありません。
都・街は居住人口にバフがかかります。また市民がいるので、前述した図書館や市場をつくることができます。
需要と供給
画面上部中央に「満たされないPOP」のアラートが出ている場合、供給不足の状況になっています。供給不足が続くと満足度が下がっていきます。
単純にモノが少なければ、そのモノを生産している地域のRGOレベルを上げればいいのですが、問題は労働者不足の場合です。建築をしたところで働く人がいないので、供給量が増えるわけではありません。

このあたりは『Victoria3』みたいな感じになっているのニャ。
前作からだいぶ複雑化していますね。
その地域の「利用可能な労働者」が0ならば、「利用可能な農民」が労働者にコンバートされていきますので問題はないのですが、利用可能な労働者がマイナスの場合、まず0を超えないと何も生産されないことになります。これを解決するには時間が必要です。

待つしかないのニャ。
建造物によってはさらに上の階級が必要になりますね。図書館(市民の建造物)を建てて識字率を高めたり、「政府」タブ内の「価値観」にある「自由民」のほうへ寄せることでコンバート(昇進)速度が上がります。
ちなみに「農民」という名前ですが、実質「無職の人」です。『Victoria 3』の小作人と同じですね。税金納めてもらうためには、労働者やそれ以上になってもらわないといけないわけです。
しかし全体的に『Victoria3』みたいな感じになってはいますね。
建造物を建てよう
慣れてきたら建造物を建てて見てください。
建造物はPOPの身分によって区分けされています。
たとえば貴族なら王宮(君主力アップ)や王宮庭園(外交ポイントアップ)がつくれます。
聖職者は寺院(支配度アップ)や病院(疫病耐性アップ)です。
市民は市場(交易優位性アップ)や図書館(識字率アップ)などですね。
「生産」タブ内の「建造物」から各地に建てることができます。もしくは各地をクリックして、左に出てくるウィンドウ内のPOPアイコンをクリックでもOK。
どんな建物があるか、ひと通り見てみるのがいいでしょう。

かなり種類があるから、見るだけでもけっこう大変なのニャ。
改革と階級特権
「政府」タブ→「国家」タブ→「階級」タブでは、各階級に特権をあたえたり、王室の改革をおこなったりできます(+ボタンを押して追加)。
ここで積極的にやりたいのが王室の改革です。ようするにバフですが、改革をいくつ設定できるかの上限があるので、上限いっぱいに設定してしまってもいいでしょう。
たとえばカスティーリャだと上限が2つまでですが、最初から2つ使ってしまっているので、当らたに追加できません。入れ替え(左クリック)や取り消し(右クリック)は可能ですが、コストとして安定度が20下がるので注意が必要です。
日本だと上限が3つで1つ使っているので、あと2つ設定可能です。
各階級への特権のほうは、特権をあたえるとその階級の満足度は上がりますが、政治力も上がってしまいます。王室による政治がやりにくくなるということですね。
ただ特権もいろいろとバフがあるので、うまくつかっていくといいでしょう。
法律の変更
安定度に余裕があれば、「政府」タブ→「国家」タブ→「法律」タブでは法律を変更することができます。ようするにバフの変更ですが、いろいろありますので、いまの状況に合ったものを選ぶのがいいでしょう(変更するとエグいレベルで安定度が下がるので注意。あくまで必要性があって、安定度に余裕があればで)。
それと制定までには結構時間がかかります。立法効率を上げることで短縮はできますが、それでも時間はかかりますね。
とりあえず、現在どういう法律が設定されているのか、変更する必要はあるのかなど、ひと通り見てみるのもいいでしょう。
自動化の利用
だいたいのタブには自動化ボタンがあります(タブごと自動化は右クリック)。
内閣とか交易とか建造とか面倒くさいと思ったら、全部自動化して丸投げしてしまうのも一つの方法でしょう。
自動化は画面右上の「伝統時代」と書いている文字の下に並んでいるパネルにも、全体設定ができるものがあります(マウスホバーで確認)。
うまくつかって、とりあえずプレイしている感を出しておけばいいとは思います。

最初はなんとなくでプレイしていればいいのニャ。勝つ必要はないのニャ。
まとめ
とりあえずここまで理解すれば、遊んでいくことはできるでしょう。
わからないことがあればマウスホバーすればだいたい情報があります。

前作に比べて内政が複雑化したのニャ。
ただタブごとの自動化もありますし、なんとなくで遊んでいけばなんとなくでプレイできます。
とりあえず実際に手を動かして、困ったことがあったときにその場その場で解決策を探していけばいいとは思います。




