『百英雄伝』人物能力:ミオの評価は?【英雄評価シリーズ・その4】
『百英雄伝』の人物評価、第4弾は女性剣術家のミオです。

本作の脳筋至上主義システムで、割を食っている感じですね。それでは見ていきましょう。前回のリャンは以下のリンクから。
人物について
ミオは東方・日輝国の出身で、年齢は27歳。好物は笹団子です。
家は代々続く東方の名門剣術家で、彼女はその長女です。ただ女性であることから、家の後継ぎは弟になっています。
家同士のつながりのある相手と婚約していたのですが、本人はそれに乗り気ではありません。武者修行の旅に出て、その途中で警備隊に参加しました。
ただかなりの方向音痴で、東方から大陸に出てくるときも道に迷っていたといいます。

忍者のハクギンとはライバル関係。行儀見習いで滞在していた家にハクギンが忍び込んできたとき、互角の戦いを繰り広げました。
冷静沈着な性格で、ゲーム中では初期のメンバーです。
ただストーリーの展開上、パーティから抜けることも多々ありますので、メインキャラに据えにくい部分があります。
能力について
属性:斬
攻撃距離:ショート
パラメータ:俊敏型
(スキル)
抜刀一閃(SP3):敵1体に斬属性の大ダメージ。まれに即死させる。
(英雄コンボ)
隠密コンボ(SP1:ハクギン): 敵1体に斬属性の中ダメージ。
一刀両断コンボ(SP2:ユウゴ、ウェーブ): 敵1体に斬属性の特大ダメージ。
5段階評価:1
会話では強キャラ感を出しているものの、戦闘ではけっこう厳しいものがあります。
俊敏型でもリャンの場合はそこそこ攻撃力がありますが、ミオは攻撃力も防御力も低め。
しかも攻撃範囲がショートなので、前列にしか配置できません。
後列に置ければまだ活躍の場はあったのですが、壁役となる前列に配置するにはきついものがあります。
警備団の中で唯一ショートレンジなので、防御力の高い前衛キャラが登場してしまうと、自然と淘汰されてしまいますね。

それとストーリー中にしょっちゅう別任務でパーティを抜けていくというのもあるため、感情移入もしづらいというのもありますね。
総評
攻撃力・防御力が低いにもかかわらず、前衛しかできないという使い勝手の悪さのため、序盤から戦力外になりやすいキャラクターといえます。
前衛だと、ゲーム前半ではユースケやユウゴなど優秀なのがいますしね。とくにユースケは「ためる」を持っているので、ゲーム最後まで活躍させることができます。
序盤に出てくる魔法少女にすらパワー負けしてしまうので、そのようなキャラクターを前衛に置いておくのがいろいろと厳しい。ストーリー上もよくパーティから外れてしまうため、全体的に使いにくいキャラクターとは思います。
