『三國志14』DLCシナリオ「潼関の戦い」のレビューと感想、評価|三国志14
『三國志14』の新シナリオ「潼関の戦い」とイベントセットが、コーエーテクモゲームスによって2020年3月19日にSteamで配信されました。
本DLCでは史実シナリオ「潼関の戦い」と、それに関連するイベント(「馬騰謀殺」、「黒塗りの書」、「劉備入蜀」、「流離う馬超」、「馬超、劉備に降る」)が追加されます。
本DLCの一番特徴は、やはり馬超を君主としてのプレイが可能になったことでしょう。馬超で開始するとどうじに、韓遂が軍師としてあらわれるので不安しかありませんが。
そうですね。賈詡の策略によって、馬超と韓遂がたもとを分かちます。
今回は本DLCのシナリオ「潼関の戦い」のレビューと感想、評価をお届けします。前回のアップデート記事は以下のリンクから。
各勢力の状況
スタートは211年7月。勢力は8つで以下のとおりです。
国力も武将の数も他勢力の倍はありますからね。さっさとクリアしたい人は曹操を選べば、問題なく統一できるでしょう。
兵力もそこそこありますし、端っこの土地ですし、うまくやればけっこういけますね。「信長の野望」シリーズでいうと島津ポジションといったところでしょう。
勢力ごとの攻略と評価
曹操(難易度1)
圧倒的な国力を背景に、ゲームスタート時からどんどん周辺諸国を潰していけば問題なく勝てるでしょう。
開始時は北の公孫恭を潰して、背後の憂いを断ってしまいましょう。
それから馬超、張魯、劉璋の領土を食っていき、劉備、孫権と当たるといいかと思います。
劉備(難易度3)
荊州なので、周囲を敵国に囲まれた状況です。孫権、馬超とは同盟関係にあります。
孫権との同盟は維持しつつ、できるだけ早く劉璋を潰して蜀取りをし、安全地帯を確保しておきたいところ。
その後は馬超や張魯、士燮を吸収し、孫権とともに曹操に当たるのがいいでしょう。
孫権(難易度3)
地勢的にけっこうきついかもしれません。劉備より難度が高いかと思います。
劉備、士燮とは同盟関係なので、必然的に曹操と対峙することになります。
馬超や劉備が曹操と戦っている隙に、なんとか曹操の領土を奪いたいところです。
もしくは曹操軍を大河に誘い出して、「水戦」持ちの武将たちで各個撃破していくのもいいでしょう。
馬超(難易度4)
劉備とは同盟関係にあります。
さらに配下で一番政治の高い楊秋で政治64しかない状態です。
張魯、劉璋をつぶして劉備より先に蜀取りをし、国力と人材を確保しておくのがいいかもしれません。
そこから劉備と協力して曹操を叩くのがいいでしょう。
劉璋(難易度4)
良い人材はそろっていますので、まずは周辺の土地塗りつぶしをして国力を蓄えておきましょう。
そこから張魯、馬超に当たるか、劉備に当たるかといったところです。
劉備や馬超が曹操との戦争で必死になっている隙に、うまく土地をかすめとりましょう。
張魯、公孫恭、士燮(難易度5)
国力も武将も十分ではない、厳しすぎる環境です。張魯、士燮はまだしも、公孫恭は完全に詰んでいます。
よほどの思い入れがなければ使う必要もない気がします。
総評
馬超が君主として使えるという点では、よいシナリオだと思います。
また劉備陣営に諸葛亮と龐統がそろっており、蜀取りをいきなり楽しめるというのもポイントが高いです。
史実どおり諸葛亮に荊州を守らせ、龐統とともに蜀へ向かうか、それとも両軍師とも参戦させるかなど、いろいろなシチュエーションが楽しめるでしょう。
一方、孫権は位置的にあまり面白い展開にはならないのがつらいですね。
馬超ファン、劉備ファンにはおすすめのシナリオといえます。
他のシナリオは以下のリンクを参照してください。