『三國志14』武将能力:張郃の評価はいかに?【三国志武将評価シリーズ・その41】|三国志14

2020年6月4日三国志武将能力評価三国志, 三國志, 三國志14武将評価シリーズ

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『三國志14』三国志武将評価シリーズの第41回目は、黄巾の乱から戦い続けた歴戦の魏の武将・張郃(ちょうこう)についてお届けします。前回の凌操は以下のリンクから。

人物について

張郃、字は儁乂(しゅんがい)。河間郡・鄚県の人です。

張角を首謀者とした黄巾の乱が発生すると、募兵に応じてこれを討伐しました。この功績により軍の司馬となり、冀州の牧である韓馥に仕えます。

韓馥が冀州を袁紹にゆずったのちは、袁紹の配下になりました。公孫瓚との戦いで功があり、寧国中郎将に昇進します。

袁紹のもとで活躍してたのニャ。

張郃に転機がおとずれるのは、曹操と袁紹が戦った「官渡の戦い」です。

曹操軍は袁紹軍の兵糧庫であった烏巣を襲撃しました。烏巣を守るのは淳于瓊です。

張郃は「すぐに助けに行くべきです」と進言しましたが、郭図が反対します。

「いまは敵の本陣を叩くべきです。そうすれば曹操は引き返すでしょう」

張郃はこれにいいかえします。

「曹操の陣営は堅固です。これを攻撃しても落とせないでしょう。もし淳于瓊が捕らえられたら、我々もみな捕虜になってしまいます」

結果、袁紹は、淳于瓊のもとへは軽装の騎兵を向かわせただけでした。一方、重装の兵で曹操の本陣を攻撃するよう、張郃に命じます。

両方の作戦を取ったのニャ。あいかわらずの優柔不断ニャ。

しかし張郃のいったとおり、曹操の陣営の守りは堅く、落とすことができません。そのあいだに烏巣の淳于瓊は討ち破られてしまい、兵糧を失った袁紹軍は瓦解してしまいました。

袁紹のもとに戻っても責任を取らされるだけなので、張郃は曹操に降伏します。

そりゃそうニャ。もともとむちゃな命令だったニャ。

正史の「張郃伝」においては、郭図が自分の失敗をごまかすため、「張郃が我が軍の敗北でいい気になり、不遜な態度を取っています」と袁紹に讒言しました。このことから張郃は身の危険を感じ、曹操のもとへ逃げたと書かれています。

張郃のほうが郭図より知力高いと思うニャ。

曹操のもとで、張郃は快進撃を続けます。鄴を落とし、渤海の袁譚を討ち破ります。また潼関の戦いでは馬超・韓遂の軍勢をも破り、安定を包囲して楊秋を降伏させました。

以降もいくさに次ぐいくさで、人生の大半を戦場で過ごしています。定軍山の戦いにおいても、夏侯淵が戦死したのちの軍をまとめました。

劉備は夏侯淵を軽く見て、張郃を重く見ていたため、夏侯淵を倒したあとも、

「一番の大物を倒さないでどうする」

といったほどです。

よくこれだけたくさんいくさをして生き残ったものニャ。

戦闘経験豊富なので、危険に対する嗅覚が鋭かったのでしょうね。

諸葛亮の北伐のとき、馬謖が先鋒として街亭に陣を取りました。結果は馬謖の回で書いたとおりです。

経験値が違い過ぎて、馬謖が勝てる気がしないニャ。おとなと子どもの戦いニャ。

このころ魏は、蜀と呉の二面戦争をしていたのですが、そのいくさのほとんどに張郃は参加していました。

張郃が命令を受けて呉を攻めようとしたときに、諸葛亮がまた北伐で陳倉を襲いました。都に呼び戻され、「将軍の到着が遅れると陳倉が落ちる。急いで向かってくれ」と曹叡にいわれます。

しかし張郃は、蜀軍が兵糧不足で、長期の戦いができないことを見抜いていました。

「諸葛亮の兵糧は10日を超えません。わたくしが到着する前に去っているでしょう」

張郃のいったとおり、到着したときには、蜀軍は撤退していました。

張郃の読みは外れないニャ。

またもや諸葛亮が北伐をおこない、岐山に向かうと、張郃は司馬懿に従軍します。

諸葛亮が撤退したとき、司馬懿はこれを追うよう張郃に命じました。

そこで張郃はいいます。

「兵法では、城を包囲しても逃げ道は開けておく、帰りの軍を追ってはならないとあります。追うべきではありません」

しかし司馬懿はこれを聞き入れず、張郃に諸葛亮を追撃させます。

またこのパターンニャ。

結果、張郃は伏兵にあい、矢を右ひざに受けて亡くなってしまいました。

「ひざに矢を受けてしまって」ニャ。司馬懿はおとなしく張郃のいうことを聞いているのが正解ニャ。

三国志の中では統率も知力もトップクラスだと思いますね。

今回はそんな張郃の能力を見ていきましょう。

 

基本ステータスについて

統率:89
武力:89
知力:69
政治:57
魅力:72
主義:覇道
政策:鶴翼強化(Lv4)(鶴翼陣形の効果が上昇)
親愛武将:高覧、司馬懿、曹真
嫌悪武将:郭図

張郃の活躍を知っていると、さすがに全体的に低すぎるニャ。知力は90あってもいいレベルニャ。

張郃の進言に外れはありませんし、知力69は低すぎる気はしますね。統率も90以上は余裕でありそうですし。諸葛亮も劉備も恐れていて、蜀では「魏の最強武将」あつかいでしたからね。この武将はもっと評価されてもいいとは思います。

ちなみにシリーズでの張郃の知力は最高で74です。

知力の低さの理由はなんなのニャ?

張飛に計略で負けたことでしょうか。張郃が漢中から出陣して巴東・巴西を落としたのち、張飛軍に阻まれました。張飛は狭い山道を利用し、張郃軍の隊列が伸びたところを各個撃破して勝利を収めます。

張飛に負けた以上、あまり知力を上げすぎるのもまずいという考えなのでしょう(たぶん)。

張飛に足をひっぱられたニャ。

幸い、DLCの「編集機能第1弾」で武将の能力を変更できますので、不満な部分は修正すればいいかと思います。

 

個性について

勇将:自ユニットを除く特定範囲内の味方ユニットの攻城が上昇(艦船、兵器以外)。

昂揚:特定範囲内の敵ユニットを撃破すると、自ユニットの士気が上昇。

不屈:兵站切れしたさい、自ユニットの士気が低下しにくい。

再起:府の上にいると、次ターン開始時に自ユニットの負傷兵が回復。

直情:敵の罠による被害が増加。

昂揚」「不屈」「再起」など、戦場で長く戦える個性がそろっています。

直情」があるので罠には注意したほうがいいでしょう。

 

陣形と戦法

陣形

魚鱗、鋒矢、鶴翼、錐行

野戦型の陣形ですね。土地塗りつぶしもできる「鶴翼」がいいとは思います。

戦法

百戦錬磨:ダメージ+状態異常解消。

奮戦:ダメージ。

火矢:発火。対拠点可。

攪乱:敵の機動ダウン。

足止:「足止」付与。

百戦錬磨」はダメージをあたえつつ異常状態回復と、攻撃とリスク回避をあわせもつ戦法です。

戦法はほとんど野戦用ですが、味方の攻城をアップさせる「攻城」の個性があるので都市攻めのサポートもおこなえます。

 

総評

張郃はめだって強いスキルはありませんが、戦場では粘り強く戦うことのできる戦闘ユニットです。

昂揚」「不屈」で士気の低下を抑えることができますし、「再起」で負傷兵の回復もはかれます。

ダメージと異常状態回復をおこなえる百戦錬磨」や、味方の拠点攻撃をサポートする「勇将」もあります。

野戦や都市攻撃で活躍していけるでしょう。

ただ思ったほど強いわけでもないニャ。

次回はおなじく魏の許褚を予定しています。

↓次回出来ました。