Steamで遊べるおすすめレトロゲーム!(リメイクやレトロ風も含む)

2025年4月12日ゲーム評価レトロゲーム, レビュー

retro game

前回「Steamで遊べるおすすめシューティングゲーム!」の記事を出しましたが、今回はSteamのおすすめレトロゲームです。前回の記事は以下のリンクを参照してください。

そもそも前回のシューティングゲームで紹介されていたものがすでにレトロゲームニャ。

前回紹介したものは、今回は省きます。またレビュー記事やセール情報で何度も登場しているものも省きます(ロックマン、カプコンミュージアムなど)。

それではSteamで遊べるおすすめレトロゲームです。

 

Steamで遊べるおすすめレトロゲーム!

*タイトル名をクリックするとストアページにとびます。

1:平安京エイリアン(1,480円)

1979年にTSG(東京大学理論科学グループ)が開発した1画面アクションゲーム。パックマン的な迷路で穴を掘ってエイリアンを落とし、埋めて倒すという内容です。

レトロすぎるのニャ。

Steam版では原作の『平安京エイリアン』以外に、画面を派手にして移動速度や穴掘り速度を上げ、さらにはアイテムまで用意したリメイク版平安京エイリアン3671』も収録されています。何度死んでもよく、5分間でどれだけスコアを取れるかを競う内容ですね。これがけっこう面白いです。

昔プレイしたことのある方だけでなく、『平安京エイリアン』の名前だけ聞いてプレイしたことの無い方はぜひ。

2:アルカノイド エターナルバトル(1,100円)

タイトーの名作ブロック崩し『アルカノイドのオリジナル版と、リメイク版の「NEO」、さらに25人対戦が可能な「エターナルバトル」が収録されています。

25人対戦ってどうやるのニャ?

スコアを競って、下位の人からどんどん脱落していくというバトルロワイヤルタイプの内容ですね。

『アルカノイド』はドラえもんの声優である大山のぶ代さん極めつくしているレベルで上手いことでも知られています(しかもアーケード版)。人生の忍耐力を付けたい方はプレイしてみるのもいいでしょう。

3:バブルボブル4(5,280円)

おなじくタイトーの1画面アクションの4作目。1986年にリリースされた1作目も収録されています。耳に残るBGMは健在です。

『バブルボブル4』の基本ルールは1作目とおなじで、口から吐く泡で敵を閉じ込めて、それを割ることで倒すことができます。小さなお子様でも遊びやすいように、何度か死んでコンティニューすると無敵モードになります。そのため、かならず最後までクリアすることができるでしょう。

エディットモード」では自分でステージをつくり、Steamのワークショップにアップロードして配信することができます。また他人のつくったステージをダウンロードしてプレイすることもできますね。値段がちょっと張りますが、セールのときにでも。

4:スペースインベーダーエクストリーム(2,037円)

大人気を誇ったタイトーの元祖シューティング『スペースインベーダーのリメイク版。もともとはPSPとニンテンドーDSでリリースされ、Steam版はそれらのリマスター版になります。

リメイクのリマスターなのニャ。

BGMとゲームプレイがリンクしており、どちらかといえばリズムゲームのような様相になっています。『Rez』的な感じ電子ドラッグ的なゲームになっています。デモ版もあるので一度プレイしてみるとよいでしょう。

5:メイキング・オブ・カラテカ(2,300円)

PCゲームのパイオニア的存在なのに、なぜか日本ではクソゲーあつかいされている『カラテカ』の様々なバージョンを収録した作品

本作は『カラテカ』を遊ぶことがメインというよりも、『カラテカ』がどうやって誕生したのかのドキュメンタリーがメインになっています。あのぬるぬるとした動きはどうやってつくられたのか、あの耳に残るBGMはどうやって作曲したのか、知れば知るほど『カラテカ』がいかにパイオニア的存在なのかがわかるでしょう。

クソゲーなんていってられないのニャ。

ゲーム好きな人には一度見てほしい作品です。ゲームの歴史に名を遺す名作です。

6:ワンダーボーイ リターンズリミックス(1,320円)

『高橋名人の冒険島』の元ネタになった作品『ワンダーボーイ』のリメイク版。プレイヤーキャラはボーイだけでなくガール(ティナ。武器はブーメラン)も使えます。スケボーに乗ると難易度爆上がりになったりなど、『高橋名人の冒険島』をプレイしたことがあれば本作も楽しめるとは思います。

それは楽しめるといえるのかニャ?

オリジナルは激ムズですが、本作はクリアしたステージまでならステージセレクトもできます。また穴に落ちない限りは死なないビギナーモードも用意されていますので、昔クリアできなかった方でもなんとかなるでしょう。

7:メタルスラッグX(798円)

『メタルスラッグ2』の改良版。筆者的には『メタルスラッグ』シリーズで一番遊びやすく、爽快感もある作品。ドット絵がもはや職人級のレベルで、ステージのあちこちにいろいろな遊びがあり、楽しんで作られている感じがします。その場復帰の無限コンティニューもあるので、何度ゲームオーバーになっても安心してプレイできます。変にひねくれたステージもなく、とにかく撃って撃って撃ちまくることに特化できるでしょう。

8:テトリス フォーエバー(3,900円)

パズルゲームの世界を変え、「落ち物」というジャンルをつくりだした『テトリス』のさまざまなバージョンをプレイできる作品。ノーマルなテトリスだけでなく、ファミコン版『ボンブリス』や『テトリス武闘外伝』『スーパーテトリス3』などの貴重な作品、さらには囲碁まで入っています(説明書も)。さまざまな時代のテトリスを遊べる「タイムワープ」モードも追加。

しかし本作のメインは、『メイキング・オブ・カラテカ』とおなじようにその誕生に関するドキュメンタリームービー。どうやって『テトリス』が生み出されたのか、そして当時ガチガチの共産圏だったソ連からどうやって版権をとったかなど、ゲームの歴史を知るうえでの重要な資料になります。

9:Atari 50(4,100円)

Atariのゲームを遊べるのはもちろん、『メイキング・オブ・カラテカ』などとおなじように、Atariの歴史を振り返ることのできるドキュメンタリームービーがメインになります。レビューで日本語字幕がないと書いている方もいますが、日本語字幕はあります(『メイキング・オブ・カラテカ』『テトリスフォーエバー』も同様にあります)。ただデフォルトでは非表示になっているので、表示に切り替えてください。

日本人にはあまりなじみのないAtariゲームですが、海外だと日本でいうファミコンのように有名なので、海外ゲーム事情を知りたい方はぜひドキュメンタリーを見てみてください。

10:ファンタビジョン202X( 2,300円)

打ち上げられた花火をつかまえて、どんどん連鎖をつくっていくアクションパズルゲーム。もととなる『ファンタビジョン』は、2000年にPS2でリリースされました。

本作ではフルHDに対応し、さらにVRでのプレイまで可能です。爆発する花火を見ているだけでも楽しいですね。リプレイモードもついていますので、ひたすら観賞するだけというのもよいかもしれません。

11:ロードランナーレガシー(1,200円)

ファミコンでも大人気だった『ロードランナー』のリメイク版。地面に穴を掘って、敵をやりすごしつつ、金塊を集めていきます。オリジナルステージをつくるクラフトモードも健在です。

ただちょっと問題があって、モニタが60HZよりも高いと動きが死ぬほど速くなり、プレイが困難になります。

もはやただのバグなのニャ。

この場合、モニタを60HZより低くする必要があるでしょう。もしくはウィンドウモードでプレイすれば、影響を低減することができます。

12:魂斗羅 アニバーサリーコレクション(3,300円)

数ある「魂斗羅」シリーズを収録したコレクション作品。1987年にリリースされた元祖『魂斗羅』以外に、『SUPER魂斗羅』や『魂斗羅スピリッツ』など、アーケード版や家庭用版などがバランスよく入っています。

スタッフインタビューなども収録した資料集なども入っているので、コレクターアイテムとしてもよい作品とは思います。それとクイックセーブ機能もついていますので、昔クリアできなかった人も頑張ればなんとかなるでしょう。

13:Journy(風ノ旅ビト)& Flower(Flowery)(バンドル価格)

Journy(風ノ旅ビト)』は2012年にPS3などでリリースされたアドベンチャーゲーム。ダウンロード販売にもかかわらず、その芸術性の高さから数々の賞を獲得したことでも知られています。セリフはなく、雰囲気で世界を感じ取るというスタイルがよいですね。

Flower(Flowery)』のほうは2009年にPS3でリリースされました。Playstation Storeでは商標の関係で『Flowery』のタイトルが使われていますが、それ以外だと『Flower』になっています。花をモチーフにした癒し系アドベンチャーゲームですね。ゆったりとした気分のときにプレイするのがいいでしょう。

どちらもアドベンチャーゲームの名作なのニャ。

14:ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会~オールスタースペシャル~(1,980円)

1990年にファミコンでリリースされた『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会』のリメイク版。初出は2015年のPS3版ですね。相手を殴っていい運動会のため、競走しつつも相手の足を引っ張り合うことができます。フレンドとプレイすると、場合によってはリアルファイトへと発展したりもしますね。

Steam版ではリメイク曲を含む、「くにおくん」シリーズの人気曲を32曲を詰め込んだサウンドトラックもついているので(インストールフォルダに入っている)、これだけでもけっこう価値があります。

最近だと『ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!』が精神的続編になっているとは思います。

15:ダウンタウン乱闘行進曲マッハ(1,500円)

2016年にPS4からリリースされた『ダウンタウン乱闘行進曲』のバージョンアップ版。『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会』で人気のある「かちぬきかくとう」を抜き出して独自アレンジしたものになります。

とにかく何も考えずに武器で殴ったり投げたりと、フレンドと一緒にプレイすれば盛り上げるでしょう(そしてリアルファイトに)。前作から各キャラクターの技が変わってしまっているので、前作で慣れていると違和感があったりしますね。それが理由で前作のほうがいいという人もいます。ちなみに筆者は時代劇チームが好きです。

16:蒼き翼のシュバリエ + 新釈・剣の街の異邦人(4,180円)

蒼き翼のシュバリエ』は、2010年にPCでリリースされ、XBOX360にも移植されたダンジョンRPG『円卓の生徒』のリメイク版です。グラフィックが一新されていますが、使用キャラのほうは過去のグラフィックを使うこともできます。遊びやすいので、ダンジョンRPG初心者にもおすすめです。

新釈・剣の街の異邦人』のほうは、2014年にXBOX360からリリースされた『剣の街の異邦人』のバージョンアップ版。ちなみに読み方は「けんのまち」ではなく「つるぎのまち」です。『蒼き翼のシュバリエ』にくらべると難易度は高めなので、さきに『蒼き翼のシュバリエ』のほうからプレイしたほうがいいでしょう。

それと『新釈・剣の街の異邦人』のほうは、GPUによっては操作を受け付けない・操作がおかしい場合がある(=プレイできない)ので注意が必要です。ちなみに筆者のRTX3060は操作を受け付けません購入後にかならず確認してください。

メーカー側に問題があるのニャ。

17:ソニックオリジンズ(3,289円)

1991年にリリースされたメガドライブの代表タイトル『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』をはじめ、『ソニックCD』、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3&ナックルズ』が収録されています。

初心者でもプレイしやすいようにゲームオーバーのない「アニバーサリーモード」や、テイルス、ナックルズでのプレイも可能になっています。資料集としての「ミュージアムモード」もあるので、コレクターアイテムとして買ってもよいでしょう。

18:エルミナージュORIGINAL (1,980円)

2008年にPS2でリリースされたダンジョンRPG『エルミナージュ』のパワーアップ版。初出は2011年のPSP版です。

一番の特徴はなんといっても、外部の画像を取り込んでプレイヤーキャラの顔画像で使用することができます。自分の好きなキャラクターや、AIでつくった画像などをつかってゲーム中に生かしていくことができるのですね。

『ウィザードリィ』に比べればぬるめなので、自分で用意した画像をつかいたい方はプレイしてみてください。

19:Wizardry 囚われし魂の迷宮(1,520円)

ついでなので紹介。2009年にPS3でリリースされた作品の移植です。PS3であったDLCもすべて収録されています。

ウィザードリィ関連の中では比較的簡単で、とっつきやすいつくりになっていますね。ゲームシステムやダンジョンもシンプルなつくりですし、主人公は死んでも教会にもどされるドラクエシステムなので初心者にも安心です。逆にガチ勢にとってはかなりぬるく感じられるとは思います。戦闘がもっさりなので、それを受け入れられるかどうかもありますね。

20:みんなでワイワイ!スペランカー(3,341円)

貧弱すぎる主人公」で有名な名作(迷作)アクション『スペランカー』のリメイク版。「ちょっと高いところから落ちたら死ぬ」という貧弱さはそのままに、4人同時プレイも可能になったパーティゲームです。

ただ、やはり現代のゲームだけあって、オリジナルのほうにくらべると操作性はかなりよくなっています。それとSteam版は日本語に対応していません。アクションゲームなので簡単な英語が読めれば問題ないですが、気になる方はニンテンドースイッチ版を買ったほうがいいでしょう。

21:LUMINES REMASTERED(1,980円)

テトリスをさらに進化させ、BGMとのシンクロでリズムゲームのようなスタイリッシュさを兼ねそろえたアクションパズル『ルミネス』のリマスター版。とにかくおしゃれな画面がよいですね。

それとXBOX360版にはあった元気ロケッツのヒット曲「Heavenly Star」ですが、本作にはありませんので注意。

残念ニャ。

22:T.M.N.T.カワバンガコレクション(配信中止)

忍者タートルズのゲームをいろいろとりそろえたコレクション作品。ベルトアクションから対戦格闘までいろいろとりそろえています。ただ、残念ながら版権的な諸事情により、販売中止になりました(すでに買っている人は今後もプレイはできます)。

なんで紹介したのニャ?

今回紹介したのは注意喚起ですね。G2AなどのSteamキーをあつかうサイトで売っているのですが、グローバル版でも日本アカウントでは認証されませんので注意してください。ゲーム自体はすばらしいものです。

23:New Joe & Mac – Caveman Ninja(2,800円)

1991年にデータイーストからリリースされたアクションゲーム『JOE&MAC 戦え原始人』のリメイク版です。原始時代を舞台に、原始人のジョー&マックを操作し、敵原始人や恐竜などと戦いながらステージクリアしていきます。

Steamのストアページには日本語サポート無しになっていますが、日本語は入っています。昔プレイしたことのある方は、このリメイク版を試してみるのもいいでしょう。難易度は高めです。トレーニングモード、 ボスラッシュモード、スコアアタックモード、 スピードランモードなどもあります。

24:ミスタードリラー アンコール(3,520円)

1999年にナムコからリリースされた『ミスタードリラー』の発売20周年記念作。内容は2002年にゲームキューブでリリースされた『ミスタードリラー ドリルランド』のバージョンアップ版になります。ブロックに押しつぶされないようにしながら、下へ下へと掘り進んでいきます。昔プレイしたことがあればどうぞ。

25:ワイルドガンズ リローデッド(1,450円)

1994年にナツメがスーパーファミコンでリリースした西部劇シューティング『ワイルドガンズ』のリマスター版。2体の新キャラと2つの新ステージが追加されています。

もとがスーパーファミコンということもあり、照準とキャラクター移動をワンスティックでやらないといけないので、下手にFPSやTPSになれているとかなり操作に戸惑うことになるでしょう。この操作のせいで難易度の高いゲームになっていますが、慣れれば動かせるようになります。

26:Fire Pro Wrestling World(1,480円)

1989年にヒューマンからリリースされたプロレスゲーム『ファイヤープロレスリング』の最新版。最初はPCエンジンで発売されていましたが、1991年には『スーパーファイヤープロレスリング』がスーパーファミコンでリリースされ、グラフィックなどが大幅にパワーアップされました。そののち、シリーズ作品がいろいろ出ましたが、ヒューマン自体は倒産。以降はスパイク(現スパイク・チュンソフト)が版権を持つことになりました。

本作はラグやセーブデータ破損などリリース時の不具合でいろいろと悪評がありましたが、現在は直って普通にプレイできるようになっています。自分でプレイするよりも、レスラーをつくって戦うのを見守るのが楽しいというゲームですね。

27:クリスタルクライシス(2,050円)

鉄腕アトムやブラック・ジャックも登場するレトロ風対戦型落ち物パズルゲーム。他にも『Cave Story+』からクォートとカーリーブレイス 、『The Binding of Isaac』からアイザックなども登場(一部隠しキャラ)。かなりごった煮な感じの作品になっています。セールのときにかなり安くなるので、好きなキャラクターがいればといったところ。

28:Rage of the Dragons NEO&ブレイカーズコレクション(バンドル価格)

Rage of the Dragons NEO』は2002年にリリースされた『レイジ・オブ・ザ・ドラゴンズ』にオンライン対戦機能などを追加したバージョンアップ版。2vs2の対戦格闘で、独特のコンボを楽しめます。ただCPUがくそ強い(最弱でもくそ強い)ので、そのあたりが気にならなければといったところ。

むかしの対戦格闘はだいたいCPUがくそ強いのニャ。

ブレイカーズコレクション』は1996年にリリースされた対戦格闘ゲーム『ブレイカーズ』と、バージョンアップ版『ブレイカーズ・リベンジ』を収録した作品です。一般受けしそうにないキャラクターが多いので、いまひとつ流行りませんでした。本作ではオンライン対戦資料集などがついています。

29:The Rumble Fish 1+ 2(990円/1,980円)

まとめて紹介。『ザ・ランブルフィッシュ』は2004年、その続編である『ザ・ランブルフィッシュ2』は2005年にリリースされた対戦格闘ゲームです。キャラクターが一枚絵に関節をつけて動かしている(スムースモデルアニメーション)ので、アニメっぽいグラフィックになっています。弱→弱→強→強のようにお手軽コンボ(ラッシュコンボ)ができ、また衣装破壊などの表現もあります。

そして昔のゲームにおなじみの、くそ強いCPUが待ち構えていますので、そのあたりを許容できるかどうかでしょう。

30:ヴァリスコレクション(本体無料)

PCエンジン版の美少女アクション「夢幻戦士ヴァリス」「ヴァリスII」「ヴァリスIII」を収録した作品です。本体は無料なのですが、ゲームのほうはそれぞれDLCで買わなければなりません

無料部分だけだとなにもできないのニャ。

資料集もありますが、それもDLCですね。

巻き戻し機能なども搭載されていますので、昔クリアできなかった方は挑戦してみるのもいいでしょう。いちおう全部クリアしましたが、巻き戻し機能がないと無理ゲー過ぎるレベルで難しかったです。

31:ルナーラックス(2,300円)

レトロゲームの要素がたくさん詰まったドット絵のSFRPG。戦闘はコマンドバトルに『ロックマンエグゼ』風のアクションを追加したような内容になっています。ストーリーは王道で、昔のスーファミのRPGのように素直に遊べるゲームになっていますね。イラストが気に入ったら買ってみるのもいいでしょう。

32:頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS. CAPCOM(800円)

1999年にネオジオポケットでリリースされた対戦格闘ゲーム。『KOF』『サムライスピリッツ』『ストリートファイター』『ヴァンパイア』シリーズなどから人気のキャラクターが参戦しています。

ネオジオポケットなので、ボタン2つだけでパンチ・キックを出さないといけません(長押しで強攻撃)。デフォルメされたドット絵キャラクターが可愛く、いかにもレトロゲームという感じで良いですね。ミニゲーム的な「オリンピックモード」などもあり、いろいろと楽しめます。

33:ヴァルシリア アーク ヒーロースクールストーリー(1,700円)

初代プレイステーションでリリースされていそうな感じのシミュレーション&アクションRPG。プレイヤーはファンタジー世界の学園の校長となって、学園を運営しつつ、生徒たちを育てて卒業させていくのが目的です。発生したミッションに生徒を送り込むことができ、それらを自分で操作して戦うことも可能です。

続編の『ヴァルシリア アーク ヒーロースクールストーリー2』も出ていますが、こちらは日本語がサポートされていないので注意が必要です。

34:Touhou Artificial Dream in Arcadia(1,200円)

「東方Project」の二次創作ゲーム。1987年にファミコンからリリースされた『女神転生』、および1992年にスーパーファミコンでリリースされた『真・女神転生』をリスペクトしたようなグラフィックと内容になっています。

難易度はけっこう高めで、原作のマグネタイトの代わりがスマホのバッテリーになっているのですが、これが切れるとマップが見られなくなるというやっかいなところがあります。また敵を仲間にするときに弾幕シューティング的なことをやらされますが、これは設定でイージーにできます。ゲームボリュームはかなりあるので、腰を据えてプレイしたい人向きでしょう。

35:不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ(980円)

左からどんどんマップが消えていくので、ひたすら右に進んでいかなければならないローグライクのフリーゲーム『片道勇者』のリメイク版。死んだら最初からやり直しですが、アイテムを持ち越すことができます。1プレイがそれほど長くないので、気が向いたときにさくっとプレイできるのがいいですね。

ゲームとしては理不尽な罠も多く、オリジナルよりも難易度が高めになっています。オリジナルのほうもSteamで販売されていますので、好きなほうをプレイすればいいでしょう。セールですごく安くなるので、そのときに買えばいいかと。

36:海腹川背BaZooKa!(3,090円)

「海腹川背」シリーズはセールで何度も紹介したので、今回はマルチ対戦アクションゲーム『海腹川背BaZooKa!』です。使用できるキャラクターは22人で、『コットン』や『どきどきポヤッチオ』など他の作品のキャラクターも参加しています。4人まで同時プレイ可能

ルアーをつかったワイヤーアクションは健在ですが、自動で巻き取ってくれるセミオート機能などもあり、海腹川背初心者でも遊びやすくなっています。ルールとしては、敵をルアーで釣り取って、それをバズーカの弾にして撃つことで攻撃をします。キャラクターごとに固有のスキル技がありますが、基本的にはキャラ差はほぼありません。パーティゲームなので気楽に遊ぶのがいいでしょう。ちなみに定価は高いですが、セールで数百円になります。

37:テトリス エフェクト・コネクテッド(1,480円)

テトリス』に禅マインドを組み合わせた作品。『テトリス フォーエバー』のドキュメンタリームービーの中でも紹介されています。ゲーム自体はテトリス以外の何物でもないのですが、それにグラフィック的なエフェクトとBGMがうまくシンクロして、独特のプレイ感覚を醸し出しています。

ZONE」に入ることでブロックの落下を止められるなどもできたり、マルチプレイで複数のプレイヤーが画面をくっつけて一つのフィールドにしてプレイする「コネクテッド」モードもあります。ある意味、テトリスの完成形といってもいいでしょう。テトリス好きな人はぜひプレイを!

38:METAL SLUG ATTACK RELOADED(1,320円)

メタルスラッグ』のキャラクターたちが戦うタワーディフェンス型シミュレーションゲーム。時間とともに貯まるお金でユニットを作って、先に敵陣を破壊したほうが勝ちです。サービス終了したソシャゲーを持ってきたものなので、基本的には育成ゲーム繰り返しプレイを要求されます。そういうのが苦手な人には合わないでしょう。

一方で、『メタルスラッグ』の緻密なドット絵が好きな人で、アクションゲームが苦手な人には、本作が合うのではないかと思います。

39:Wife Quest(700円)

レトロ風のドット絵プラットフォームアクション。主人公の女性剣士が、ダークエルフのモルガナにさらわれた夫を取り戻すために戦います。

ファミコンの横スクロールアクションRPGのような作りになっており、『スーパーマリオ3』的なステージマップもあるので、一度クリアしたステージを何度もやり直すことができます。ステージ中に得たお金で、ショップで装備を強化することも可能。ゲーム後半は難易度が高くなります。定価でも安いですが、セールのときにさらに安くなるので興味のある方はどうぞ。

40:CODE SHIFTER(2,000円)

アークシステムワークスの人気キャラクターがドット絵で登場するプラットフォームアクション。『くにおくん』や『ギルティギア』『ブレイブルー』『ダブルドラゴン』、はては神宮寺三郎まで登場します。

その一方で、ストーリーモードのキャラクターはバタ臭いデザインですが、レトロゲームが好きな人には刺さるでしょう。Steamの評価は「やや不評」ですが、短時間でクリアできますし、セール時に安く売られているので、筆者的にはとくに不満はなかったりします。

41:Code of Princess EX(2,050円)

2012年にニンテンドー3DSでリリースされた『Code of Princess』のバージョンアップ版。初出は2018年のニンテンドースイッチ版です。セガサターンでリリースされた『ガーディアンヒーローズ』の元スタッフも開発にかかわったシナリオクリア型のベルトアクションゲーム。対戦格闘ゲームのようにコマンド技も用意されています。

3DS版との違いですが、解像度が上がって見やすくなっています。また3DS版だと攻撃力や素早さなどのステータスを自分で割り振っていましたが、本作ではそれが廃止されました。また使用キャラ以外にも経験値が入るようになったので、別キャラをつかうときにまた1から育てなくてもいいのは楽になりました。いまから買うのでしたらこちらをおすすめします。

42:Oniken(580円)

ファミコンでリリースされた『忍者龍剣伝』などをいろいろとリスペクトした横スクロールアクションゲーム。グラフィックは90年代テイストで、ゲームスタート時のカットインとかは『忍者龍剣伝』っぽいですね。

操作はジャンプと剣攻撃、それと手りゅう弾みたいなのを投げます。ノックバックありで、途中で死ぬとチェックポイントまで戻されるという『忍者龍剣伝』の悪夢を思い起こさせてくれます。ファミコンのアクションそのままみたいな感じなので、そういうのが好きな方はぜひプレイを!

43:The Messenger(2,300円)

こちらも『Oniken』同様の『忍者龍剣伝』リスペクトに見せておいて、実のところは横スクロールアクションというよりはメトロイドヴァニア的な内容になっています。難易度自体はそれほど高くなく、それほどストレスなくプレイできます。そこそこメトロイドヴァニアをプレイしている人であればクリアは問題無いかと。このあたりは現代のゲームという感じですね。

それと途中から8bitと16bitを行き来したりや、会話が面白かったりなど、レトロゲームのオマージュやパロディなどいろいろ盛り込んだ、レトロゲーム愛のある内容になっています。良質なアクションゲームです。

44:Mighty Gunvolt&Mighty Gunvolt BURST(500円/980円)

『ロックマン』形式の、ステージクリア型横スクロールアクションゲーム。ドット絵のレトロ調なグラフィックです。

Mighty Gunvolt』ではプレイヤーキャラクターとして、『蒼き雷霆ガンヴォルト』のガァンヴォルト、『ぎゃる☆がん』の見習い天使えころ、『Mighty No.9』のベックを使用できます。各キャラには専用アクションがあって、たとえばえころだとジャンプ後に宙に浮いたままでいることができます。各ステージの最後にはボスがいますが、新しい武器を入手したりはできません

そこはロックマンじゃないのニャ。

続編の『Mighty Gunvolt BURST』も使用キャラはおなじですが、DLCによって6キャラ追加できます。前作との違いですが、敵を近くで倒すことでバーストコンボが発生し、スコアを伸ばすことができます。またステージ間に自機のカスタムもできるので、ボスの弱点に合わせてカスタムするといいでしょう。

45:ブラスターマスター ゼロ(980円)

1988年にサンソフトからリリースされたアクションRPG『超惑星戦記メタファイト』をリメイクした作品。内容的にはメトロイドヴァニアになっており、横スクロールのプラットフォームアクションと、見下ろし型アクションをこなしながら形で探索を進めていきます。

レトロスタイルなゲームですが、迷路でまよったりなどのストレスが少なめなので、アクション部分に集中してプレイできるでしょう。現在は3まで出ていますので、気に入ったら続編も遊んでみてください。

46:Labyrinth(1,700円)

タイルを動かして、その上にある自分の車を目的地まで誘導するボードゲーム。タイル上の道路どうしがつながっていれば進むことができます。わざとタイルをずらして、ライバルをべつの方向へと誘導することも可能。ルールは非常に簡単なので、子供用の知育ゲームとしても世界的に有名ですね。小さいころに遊んだことのある人はどうぞ!

レトロといえばレトロなのニャ。

47:THE GAME OF LIFE(購入不可)

いわゆる「人生ゲーム」。世界的にも有名なすごろくですね。版権の問題なのか、日本から購入することができません。ただFanaticalなど外部のサイトで購入すれば、Steamキーを日本アカウントでアクティベートすることは可能です。

すごろくゲームは基本的に運ゲーなので、ボードゲームが得意かどうかはそれほど関係なかったりします。そのため、プレイヤーによる差はほとんどありませんね。実物のほうは、日本ではタカラトミーが出しています。

48:Metal Unit(1,520円)

デッドセル』的なローグライトアクションゲーム。ただメトロイドヴァニアではなく、マップの敵を全員倒せば先に進めるなどのステージクリア型になっています。また道中でゲットした装備も拠点で生成して使用可能なので、どちらかといえばRPG寄りの内容になっています。

即死トラップみたいなのもありませんし、ローグライトとしてはクリアさせてくれるようにつくっているので、『デッドセル』がだめだった人はこちらを挑戦してみるのもいいでしょう。

49:Hammerwatch Anniversary Edition(2,801円)

2013年にリリースされた『Hammerwatch』のリマスター版。追加シナリオやスピンオフ版の『Heroes of Hammerwatch』本編シナリオも収録されており、ボリュームはかなり多いです。

Atariのアーケードアクション『ガントレット』にインスパイヤされた内容で、わらわらと出てくる敵を蹴散らしながらダンジョンを進んでいく単純明快なスタイル。レトロアーケードが好きな人には刺さる作品です。

50:魔神少女 Renovation(800円)

ロックマン型のアクションゲーム『魔神少女』のリマスター版。オリジナルに比べてグラフィックがきれいになり、モーションも追加されました。横スクロールアクションですが、『グラディウス』のようなパワーアップゲージが画面下にあり、自機を強化していくことができます。セールのときに安くなるので、イラストが気に入ったら買ってみてもいいでしょう。

51:Mighty No. 9(2,389円)

こちらもロックマン型のアクションゲームですが、元カプコンの稲船敬二氏が独立してつくった作品なので精神的続編ともいえます。難易度は高く、即死も多いので、どちらかといえば死にゲーアクションの類に近いですね。やり直し時のチェックポイントが遠いので、けっこう忍耐を強いられます。セールで安い時にでも。

52:Freedom Planet(1,480円)

メガドライブ版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』にインスパイアされたようなイラストとゲーム内容のハイスピードプラットフォームアクション使用キャラは3人(匹?)いて、ストーリーにも力が入れられており、ステージのボリュームも多く、クリアまでそこそこ時間がかかるでしょう。ドット絵2Dアクションが好きな人におすすめです。

 

まとめ

Steamのレトロゲームは、いろいろとさがしていくと、「こんなのもあるのか!」みたいな発見があって面白いですね。筆者的には、「Steamで遊べるおすすめシューティングゲーム!」で紹介した『中華大仙』があったことが個人的にはおどろきでした。

けっこういろいろあるのニャ。

新作ゲームもいいけれど、ファミコン世代はレトロゲームに浸ってみるのも悪くはありません。シンプルなゲーム性が、むしろ現在遊ぶには適していたりもしますしね。

今後も気になるゲームがあれば追加していきます。