『三國志14』武将能力:伊籍の評価は?【三国志武将評価シリーズ・その217】|三国志14

2020年8月17日三国志武将能力評価三国志, 三國志, 三國志14武将評価シリーズ

iseki

『三國志14』三国志武将評価シリーズの第217回目は、蜀の法律制定に携わった伊籍(いせき)についてお届けします。前回の夏侯令女は以下のリンクから。

 

人物について

伊籍、字は機伯(きはく)。山陽郡の人です。

若いころから荊州の劉表のもとに身を寄せていました。

劉備が劉表を頼って荊州にやってくると、伊籍はしばしば劉備のもとをおとずれました。

劉表が亡くなったのちは、伊籍は劉備に従います。蜀を平定してからは左将軍従事中郎に任じられ、簡雍孫乾に次ぐ待遇を受けました。

蜀の文官の要なのニャ。

呉へ使者に赴いたとき、孫権は伊籍が弁舌に優れた者だと聞いて、逆に言い負かそうとしました。

伊籍がやってきて拝礼をすると、孫権は、

「無道の王に仕えるのは苦労するか?」

と聞きました。

すると伊籍は、

「拝礼して立ち上がるだけのことなので、苦労するほどではありません」

と答えました。孫権はこの受け答えに感心しました。

劉備のことを聞いたのに、孫権に対する皮肉で返したのニャ。

のちに伊籍は昭文将軍に昇進し、諸葛亮法正劉巴李厳とともに蜀の法律である『蜀科』を制定します。亡くなった時期は不明です。

法律を制定した人なのニャ。

『三国演義』においては、伊籍は劉備の馬が「的盧」と呼ばれる凶馬であることを伝える役として登場します。

また蔡瑁らが劉備を暗殺しようとしたときに、そのことを伝えて逃がします。

物語の要所に出てくるから、なんか存在感があるのニャ。

今回はそんな伊籍の能力を見ていきましょう。

 

基本ステータスについて

統率:29
武力:23
知力:77
政治:86
魅力:85
主義:礼教
政策:地域振興(Lv4)(地域担当官による開発の上昇量が増加)
親愛武将:馬謖、馬良、劉備

文官としての能力はなかなか高いニャ。政治・魅力は80台ニャ。

シリーズでも伊籍は政治80台をキープし続けていますね。

『三國志11』~『三國志13』までは知力も80台でしたが、今作で70台に落ちた形になっています。

 

個性について

法律:地域担当官に任命すると治安が上昇しやすい。

眼力:登用・探索で優遇。

論客:外交で優遇。

内政・登用・外交のスキルはぜんぶそろってるニャ。

法律」があるのは『蜀科』の制定に協力したことからですね。

眼力」は『三国演義』で馬良馬謖らを推挙したことからでしょう。どれも伊籍の能力をあらわしています。

 

陣形と戦法

陣形

鶴翼

文官にしては、「方円」ではなく「鶴翼」なのニャ。

土地塗りつぶしに使ってもいいかと。

戦法

鎮静:状態異常解消。

駆逐:ダメージ。

水軍戦法があるのニャ。

荊州の出ということからでしょうね。ただ統率・武力は低いので、戦闘は向かないかと思います。

 

総評

伊籍は文官タイプの武将です。政治・魅力は80台と高く、知力も70台あります。

個性としては「法律」「眼力」「論客」と、内政・登用・外交をこなせるものがそろっています。

統率・武力は低く、攻城兵器なども持っていないので、内政で使っていくのがいいでしょう。

登用で活躍させるのニャ。

次回は蔡瑁です。