『三國志14』武将能力:孫乾の評価はいかに?【三国志武将評価シリーズ・その139】|三国志14

2020年6月4日三国志武将能力評価三国志, 三國志, 三國志14武将評価シリーズ

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『三國志14』三国志武将評価シリーズの第139回目は、劉備の外交官である孫乾(そんけん)についてお届けします。前回の簡雍は以下のリンクから。

 

人物について

「そんけん」は3人いるのニャ。孫堅孫権、そして孫乾ニャ。

孫乾、字は公祐(こうゆう)。青州・北海郡の人です。

劉備が徐州の刺史に任じられたとき、鄭玄の推挙によって、従事として劉備に仕えました。それから劉備に従って各地を転々とします。

劉備が曹操のもとを離れ、袁紹に身を寄せようとしたときには、孫乾は麋竺とともに使者として袁紹のもとへと向かいました。

外交方面を担当していたのニャ。

袁紹の死後、その子らの袁譚袁尚が争いをはじめました。

劉表はこの事態を危惧し、袁尚に対して、

「劉左将軍(劉備)や孫公祐(孫乾)とこのこと(袁家の争い)について議論するたびに、心を痛めないことはありませんでした」

と手紙を送っています。このころ、劉備は劉表のもとに身を寄せていました。

孫乾は劉表から重視されていたのニャ。

劉備が蜀を平定したのちは、孫乾は秉忠将軍に昇進しました。これは糜竺に次ぐ位で、簡雍と同等の礼遇でした。

それから間もなくして、孫乾は死去しました。

めだった活躍はないけど、重要な人物だったのニャ。

『三国演義』のほうだと、出番は多くなりますね。

『三国演義』だと、徐州の陶謙が、死ぬ間際に孫乾を劉備に紹介したことになっています。孫権は外交だけでなく、さまざまな場面で策を提案し、軍師のような活躍もしています。

また、徐庶が曹操のもとへ行くことになったとき、

「徐庶は内情を知っています。殺すべきです」

と劉備に進言しています。劉備はこれを拒否しました。

冷酷な一面もあったのニャ。

今回はそんな孫乾の能力を見ていきましょう。

 

基本ステータスについて

統率:34
武力:33
知力:78
政治:84
魅力:87
主義:礼教
政策:縦横術(Lv4)(外交交渉時に要求される金、兵糧の量が減少)
親愛武将:
簡雍、麋竺、劉備

思ったより能力高いニャ。魅力が90近くあるニャ。

政治・魅力は80オーバーで、知力も80近くあり、簡雍より一ランク上といった能力ですね。

シリーズの1では魅力34とかなり低い評価だったのですが、『三國志2』以降からは90前後の高い数値になっています。

文官としては上の下といったところでしょう。

 

個性について

能吏:地域担当官に任命したさい、かかる費用が減少。

人脈:登用、探索にかかる日数が短縮。

論客:外交で優遇。

文官スキルがそろってるニャ。

「論客」のみだった簡雍と比べると、登用や地域担当官としての活躍も期待できますね。

 

陣形と戦法

陣形

方円、衝車

簡雍とおなじ「衝車」持ちニャ。

都市攻めのサポートができるかと。

戦法

挑発:「挑発」付与。対拠点可。

鼓舞:味方の士気アップ。対拠点可。

衝車:耐久ダメージ。対拠点可。

衝車」戦法もあるニャ。

必要に応じて兵器での出陣をさせてもいいとは思います。

 

総評

孫乾は文官タイプの武将です。政治・魅力は80台で、知力も78あります。

個性では「能吏」「人脈」「論客」があるので、地域担当官や探索・登用、外交を有利にこなすことができます。

統率・武力は30台と低いですが、「衝車」があるので都市攻めをサポートさせるのもいいでしょう。

探索・登用でじゅうぶんに働いてもらうのニャ。

次回は麋竺を予定しています。【追記】次回出来ました。