『三國志14』武将能力:徐庶の評価はいかに?【三国志武将評価シリーズ・その30】|三国志14

2020年6月4日三国志武将能力評価三国志, 三國志, 三國志14武将評価シリーズ

zyosho

三國志14三国志武将評価シリーズの第30回目は、劉備に諸葛亮を紹介した知者・徐庶(じょしょ)についてお届けします。前回の董卓は以下のリンクから。

人物について

URYYYYYYYYYY!

よく「徐庶の奇妙な冒険」とかネタにされますね。あとそれはディオです。

徐庶、字は元直(げんちょく)。潁川郡・長社県の人です。

もともとは徐福という名前でした。若いころは任侠を好み、撃剣の使い手だったといいます。

武侠者だったのニャ。

徐庶はかつて人に雇われて敵討ちをしたことがあり、そのことで役人に捕まってしまいました。のちに仲間に助けられましたが、思うところがあって心を入れ替え、学問に打ち込みはじめました。

しかし塾へ行ったところ、徐庶が以前無法を働いていたことが知られてしまっていて、誰も徐庶と付き合おうとしませんでした。

不良が改心してもすぐには信用されないものニャ。

そこで徐庶は謙虚な態度を取り、毎日早起きして一人で掃除をしていました。また勉学に励み、人にもよく気をつかいました。

こうした努力が実り、同郡の石韜(せきとう)友達になることができました。

友達ができてよかったニャ。

中原でいくさが起こると、徐庶は石韜とともに南荊州へ逃げ、そこで諸葛亮と親しくなります。

このころ、劉備が新野に駐屯していました。

徐庶は劉備と会見し、「諸葛亮は臥竜(眠れる竜)です」とその有能さを紹介します。

劉備が「つれてきてくれ」と頼みますが、徐庶は「無理に連れてくることはできません。直々に訪問されるのがよろしいでしょう」と答えました。

こうして劉備は諸葛亮のもとを三度たずね、やっと会うことができたのです。

三顧の礼ニャ。

荊州に曹操が攻め入ってくると、徐庶は劉備や諸葛亮とともに南へと逃げます。しかし母親が捕虜になってしまったため、劉備と別れて曹操のもとへ行くことになりました。

徐庶は石韜とともに、魏で仕官しました。

徐庶は右中郎将・御史中丞に昇り、石韜は郡太守・典農校尉を歴任しました。

のちに諸葛亮は、徐庶と石韜の官職を知ると、

「魏はよほど人材が多いのか。あの二人がこのような職にしかつけないとは」

と嘆いたといいます。

曹操の陣営は優秀な人材が多いから、出世するのは厳しそうニャ。

官職としては低くはありませんが、政治を動かせるほどのポジションでもなかったのでしょう。魏でなにか大きな功績を残したという話もありませんしね。

「三国演義」だと、人質だった母親が自殺してしまったことから「曹操のために策は用いない」と誓いました。そのため功績がなかったという解釈もできます。

うまいこと考えたニャ。

今回はそんな徐庶の能力を見ていきましょう。

 

基本ステータスについて

統率:85
武力:64 
知力:93
政治:80
魅力:81
主義:王道
政策:地勢研究(Lv5)(落石、投石台、弓櫓によるダメージが増加)
親愛武将:韓嵩、尚朗、諸葛亮、石韜、龐統、孟建、劉備

若いころイキってたわりには武力が低いニャ。

軍師系の武将ですから、64もあれば十分だとは思います。シリーズ通しても60台が多かったですしね。

また統率が85あるので、戦闘にも使っていくことができます。

知力は、シリーズでは高いときで97、低いときで91でした。「三国演義」だと曹仁の大軍を破っているのですが、正史のほうはとくになにかしたという話もありませんしね。93ぐらいでちょうどいい気はします。

政治・魅力もシリーズ通して80台なので、とくに大きな変化はありません。

全体的にバランスのよいパラメータになっています。

 

個性について

妙算:特定範囲内の敵ユニットの防御が低下(艦船、兵器以外)。

石兵:石兵八陣が建設可能。

封殺:特定範囲内の敵ユニットが「足止」になったばあい、その期間を延長。

罠破:自ユニットが敵の罠の範囲に入ると、罠を解除。

調練:訓練担当官に任命すると士気が上がりやすい。

「妙算」「罠破」があるので、出陣のときのサポート役にも使いたいですね。

また徐庶は「足止」の戦法があるので、その効果を延長させる「封殺」で相乗効果が期待できます。

 

陣形と戦法

陣形

魚鱗、鶴翼、投石

軍師にしては少ないニャ。

都市攻めのときに「投石」で連れていきたいところですね。「明鏡止水」を使いたいばあいは「魚鱗」か「鶴翼」といったところでしょう。

戦法

明鏡止水:敵の全能力ダウン+発火。対拠点可。

足止:「足止」付与。

混乱:「混乱」付与。対拠点可。

鎮静:状態異常解消。

投石:耐久ダメージ+ダメージ。対拠点可。

「明鏡止水」は敵の全能力を下げたうえで発火もあります。味方とともに戦えば強力なスキルになるでしょう。対拠点にも有効です。

あと前述したように、「封殺」によって「足止」の効果を延長させることができます。火計も加えれば、効果はさらに上がるでしょう。

ただほかに優秀な武将がいるばあいは、都市攻めは兵器にしたほうがいいかもしれません。

 

総評

徐庶はバランスのよいステータスを持つ武将です。

統率・武力もそこそこ高く、「明鏡止水」などの戦法もあるので、野戦でも活躍できます。また足止「封殺」の相乗効果と、さらには火計もうまく使っていきたいところです。

投石」もあるので、都市攻めのさいには従軍させたいユニットです。

政治も80あります。内政面でも活躍できるでしょう。これといった欠点もなく、使いやすい武将です。

バルバルバルバル!

作者はおなじですけど、作品が違います。わかる人がいるといいですが。

次回は太史慈を予定しています。

↓次回出来ました。