『三國志14』銀河英雄伝説「銀河帝国vol.2」「自由惑星同盟vol.2」武将能力レビュー【コラボ第4&5弾DLC】|三国志14

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『三國志14』の新DLCである「銀河英雄伝説」のコラボDLC第4&5弾「銀河帝国vol.2」「自由惑星同盟vol.2」。コーエーテクモゲームスによって2020年8月27日にSteamで配信されました。

今回はDLCを分けずに、両陣営まとめての配信なのニャ。

銀河帝国側にはビッテンフェルト、オフレッサー、アンネローゼ、ブラウンシュバイクの4名、自由惑星同盟側にビュコック、ポプラン、フォーク、トリューニヒトの4名が追加されます。

今回は上記計8人の能力を見ていきましょう。前回のは以下のリンクから。

 

銀河帝国(4名)

ビッテンフェルト

ステータス:統率84、武力89、知力42、政治27、魅力56

個性:黒騎、威風、猛者、猪突、粗忽

戦法:王虎吶喊、突撃、鯨波、大喝、駆逐

陣形:鋒矢

主義:我道

政策:鋒矢強化(Lv4)

親愛武将:ラインハルト、楽進

嫌悪武将:オーベルシュタイン

猛将型なのニャ。陣形は鋒矢一択ニャ。

原作でも「黒色槍騎兵艦隊」を率いる猛将ですね。

個性「黒騎」は自ユニットの攻軍を大きく上昇させます。「猪突」「粗忽」といったバッド個性もあり、イノシシ武者といった評価になっていますね。

王虎吶喊」は「ダメージ+敵の防御ダウン」のダメージ技ですが、拠点に対しては効果がありません。「突撃」「鯨波」「大喝」と、こちらも猛将戦法がそろっています。

 

オフレッサー

ステータス:統率73、武力95、知力25、政治25、魅力40

個性:勇者、豪傑、猪突、直情、悪名

戦法:挽肉製造、奮戦、突撃、罵声

陣形:鋒矢、長蛇、錐行

主義:我道

政策:軍制改革(Lv3)

親愛武将:文醜

嫌悪武将:ラインハルト

またもや猛将ニャ。

オフレッサーは白兵戦を得意とすることから、武力も95と高めになっています。

個性「勇者」は敵武将を「とても」負傷、戦死させやすい能力です。バッド個性が3つもあるのがちょっときついですね。

挽肉製造」は「ダメージ+足止め」のダメージ技ですが、これも拠点に対しては効果がないので注意が必要です。

 

アンネローゼ

ステータス:統率11、武力4、知力80、政治70、魅力95

個性:慈愛、傾国、応援、慰撫、教化

戦法:従容中道、鼓舞、投石

陣形:方円、投石

主義:礼教

政策:兵站改革(Lv4)

親愛武将:ラインハルト、キルヒアイス、ヒルダ、曹節

まさかの姉さん参戦ニャ。

ラインハルトの姉で、銀河帝国皇帝の寵姫です。文官としてのステータスが高く設定されていますね。

個性「慈愛」は、所属都市の負傷兵、傷病武将の回復量が大きく増加します。内政スキル、サポートスキルもそろっており、使いやすい武将ともいえます。

従容中道」は負傷兵回復に加え、味方の士気をアップさせます。ただ「投石」も使えますので、兵器によるサポートもありとは思います。

 

ブラウンシュバイク

ステータス:統率54、武力35、知力68、政治55、魅力72

個性:名門、名声、人脈、富豪、高慢

戦法:貴族栄光、業火、罵声、井闌

陣形:方円、井闌

主義:名利

政策:火計研究(Lv2)

親愛武将:袁紹

嫌悪武将:ラインハルト、キルヒアイス、アンネローゼ

微妙な人が出てきたのニャ。魅力はなぜかそこそこ高いニャ。

袁紹・袁術タイプの、名門貴族の人ですね。原作ではラインハルトと敵対しており、反乱した民衆に核をぶっ放した悪役として描かれています。

個性「名門」は官職に加えて指揮兵士が2000増加します。「高慢」持ちですが、それ以外は悪くない個性がそろっています。

貴族栄光」は味方の攻城をアップさせます。「井闌」持ちなので、「井闌」を使ってもいいかと。

 

自由惑星同盟(4名)

ビュコック

ステータス:統率90、武力68、知力75、政治67、魅力84

個性:宿将、遠矢、剛将、堅守、求心

戦法:老練、奮戦、連弩、鉄壁、鎮静

陣形:魚鱗、鋒矢、方円、長蛇

主義:王道

政策:軍制改革(Lv5)

親愛武将:ヤン、ユリアン、フレデリカ、黄忠

嫌悪武将:トリューニヒト、フォーク

老練なじいさんニャ。

兵卒上がりの叩き上げ軍人であるビュコック。ヤンの理解者でもありますね。

個性「宿将」は自ユニットの全能力が上昇し、さらに士気が低下しにくくなるというすぐれものです。さらに防御力の上がる「堅守」も持っていますね。

老練」は「敵の攻軍ダウン+足止」の防御用戦法です。「連弩」「鉄壁」などもあり、防御向きの武将といえるでしょう。

 

ポプラン

ステータス:統率69、武力84、知力50、政治25、魅力72

個性:空戦、崩壁、長躯、調練、酒乱

戦法:撃墜王、突撃、火矢、投石、攪乱

陣形:鋒矢、雁行、錐行、投石

主義:我道

政策:兵器強化(Lv4)

親愛武将:ヤン、ユリアン、シェーンコップ、アッテンボロー、張飛

嫌悪武将:トリューニヒト、フォーク

同盟の撃墜王ニャ。

同盟の天才パイロットであるポプラン。

個性「空戦」では自ユニットの攻城・破城が上昇します(空は飛べません)。「酒乱」はヤンが暗殺されたときに、酒を飲んで荒れていたことからですね。

撃墜王」は「ダメージ+敵の防御ダウン」のダメージ技です。「投石」も持っているので、状況に応じて使い分けるのがいいでしょう。

 

フォーク

ステータス:統率34、武力37、知力80、政治80、魅力29

個性:自尊、言毒、功名、動転、高慢

戦法:臨機応変、罵声

陣形:魚鱗、鶴翼、長蛇

主義:明利

政策:政令徹底(Lv1)

親愛武将:トリューニヒト、馬謖

嫌悪武将:ヤン、キャゼルヌ、ビュコック

ヤンの一方的なライバルニャ。プライドのかたまりニャ。

同盟の嫌われ者キャラであるフォーク。士官学校を首席で卒業したことから、政治・知力は80台と、そこそこ高いですね。帝国侵攻作戦の立案者ですが、肝心の統率は34と低くなっています。

個性「自尊」は提案に登場しやすいという微妙な感じのスキル。バッド個性が3つもあることが厳しいです。

臨機応変」は「挑発」付与のみ。軍人としての才覚はほとんどないかと。兵器も持っていないので、出陣させにくいところですね。

 

トリューニヒト

ステータス:統率10、武力5、知力70、政治90、魅力65

個性:詭弁、扇動、徴税、論客、強欲

戦法:同盟万歳、鼓舞、混乱、罵声

陣形:方円

主義:明利

政策:縦横術(Lv3)

親愛武将:孟達

嫌悪武将:ヤン

この政治家まで登場するのニャ。

同盟の国防委員長であるトリューニヒト。演説が得意で、民衆には人気のあるアジテーターです。政界をうまく渡り歩く能力は、ある意味優秀ともいえます。本作でも政治90ありますね。

個性「詭弁」は、地域担当官に任命すると土地占領が大きく拡大するというものです。ただし、捕虜になったときの身代金も大きく増加します。

同盟万歳」は状態異常解消に加え、敵の機動をダウンさせます。ただ統率・武力は低いので、出陣させないほうがいいでしょう。

 

まとめ

これまでに登場した銀河英雄伝説のキャラクターは優秀なメインキャラばかりでしたが、今回はいわゆる「悪役」も多く採用されています。

今回、銀河英雄伝説コラボシナリオ「永遠の夢の中で」もDLCで配信されていますので、適宜武将を配置してプレイするといいとは思います。ただこのシナリオ、かなりスカスカな上に、ヤンとラインハルトの勢力が君主のみという状態なんですよね……。

いろいろ加えられるから、白地図と思えばいいニャ。