『三國志14』武将能力:邢道栄の評価は?【三国志武将評価シリーズ・その232】|三国志14

2020年9月1日三国志武将能力評価三国志, 三國志, 三國志14武将評価シリーズ

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『三國志14』三国志武将評価シリーズの第232回目は、零陵の大斧使い・邢道栄(けいどうえい)についてお届けします。前回の劉度は以下のリンクから。

 

人物について

みんな大好きKDAニャ。思ったよりさわやかな笑顔ニャ。

邢道栄は零陵太守・劉度の配下の武将で、『三国演義』に登場する架空の武将です。

そのわりに、やけに存在感があるのニャ。

赤壁の戦いののち、馬良劉備に「韓玄金旋・劉度・趙範の守る荊州南部の4郡を取ること」を提案しました。

劉備はそれに従い、手はじめに零陵の劉度を攻めます。諸葛亮趙雲張飛らとともに、1万5千の兵を率いて出陣しました。

零陵では、劉備らが攻めてくることを知った劉度は、息子の劉賢(嘉靖本・李卓吾本では劉延)とどうすべきか相談しました。

ここで劉賢は、

「敵に張飛・趙雲あれど、恐れるに足りませぬ。我が方の邢道栄は万夫不当の勇者で、60斤ある大斧を使います。彼に敵を防がせましょう」

といい、邢道栄を呼び寄せて、「廉頗・李牧にも劣らない武将」だと自慢しました。

噛ませ犬フラグがすごいニャ。廉頗・李牧は『キングダム』で有名になったニャ。

劉賢と邢道栄は1万の兵を率いて出陣し、諸葛亮の軍とぶつかります。

邢道栄は張飛と戦いましたが、数合も打ち合えず、逃げ出してしまいました。

その行く手を防ぐのは趙雲。もはや勝ち目がないと知り、邢道栄は降伏してしまいます。

あっさり負けたのニャ。

劉備は邢道栄を斬ろうとしましたが、諸葛亮はそれを止め、邢道栄に、

「劉賢を捕らえてくれば許してやろう」

といいます。

邢道栄は承諾し、「夜襲すれば内応する」と約束しました。

しかし邢道栄は城に戻ると劉賢に、

「諸葛亮が夜襲に来るので、伏兵を用意して待ち構えましょう」

といいました。

当然、諸葛亮はお見通しで、劉賢らは逆に罠に嵌められてしまいます。

そして戦いの中、邢道栄は趙雲の槍のひと突きで倒されてしまいました。劉賢は張飛に生け捕られ、劉度とともに降伏することとなりました。

まさに劉備軍の強さを引き立たせるために登場したようなものなのニャ。

今回はそんな邢道栄の能力を見ていきましょう。

 

基本ステータスについて

統率:60
武力:80
知力:41
政治:16
魅力:12
主義:割拠
政策:魚鱗強化(Lv4)(魚鱗陣形の効果が上昇)
親愛武将:劉賢

けっこう強いのニャ。武力が80もあるニャ。

ある程度強くないと、趙雲らの強さが際立ちませんしね。

シリーズでも武力は70~80台をキープしています。ただ統率はあまり高くないですね。

 

個性について

豪傑:一騎討ちが発生しやすい。

粉砕:障害物を攻撃したさい、耐久を大きく減らす。

猪突:命令設定で、敵接近時「無視」、自主退却「許可」が選択不可。

短慮:自ユニット、太守として所在する拠点が異常状態にかかっている期間を延長。

豪傑」は、場合によってはバッド個性ニャ。

武力80ですし、強い武将と当たってしまうと面倒ですね。

バッド個性も2つありますし、出陣のリスクは大きいかもしれません。

 

陣形と戦法

陣形

魚鱗、鋒矢

野戦型ニャ。

「魚鱗」でいいとは思います。

戦法

奮戦:ダメージ。

鯨波:味方の破城アップ+敵の攻軍ダウン。対拠点可。

猛将っぽい戦法持ちニャ。

いちおう「鯨波」もあるので、城攻めもできるでしょう。

 

総評

邢道栄は武官タイプの武将です。武力は80ありますが、統率は60とそれほど高くはありません。

また個性に一騎討ちの発生しやすい「豪傑」がありますが、一騎討ちをする武将は概して武力が高いので、武力80ぐらいですとデメリットになることも多いでしょう。

主力にはなりませんが、適当に戦闘のサポートをさせておくのがいいかと思います。

一騎討ちがクセモノなのニャ。

次回は南荊州四天王の最後の一人、趙範です。