『三國志14』武将能力:韓玄の評価は?【三国志武将評価シリーズ・その228】|三国志14

2020年8月28日三国志武将能力評価三国志, 三國志, 三國志14武将評価シリーズ

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『三國志14』三国志武将評価シリーズの第228回目は、長沙太守の韓玄(かんげん)についてお届けします。前回の張氏は以下のリンクから。

 

人物について

やつは荊州四天王の中でも最弱ニャ。

『三国演義』で劉備の見せ場を作るために用意されたといってもいい、荊州南部の4人の太守、韓玄・金旋劉度趙範。今回はそのうちの1人の韓玄です。

韓玄は、正史での記述はほとんどありません。赤壁の戦いののちに、荊州南部に侵攻した劉備に対して、さきほどの4人が降伏したという話があるだけです。そのため、韓玄がどのような人物かについては不明です。

正史だとよくわからない人物なのニャ。

劉琮曹操に降伏し、荊州を明け渡したとき、黄忠は長沙太守・韓玄の配下になっています。

『三国演義』においては、黄忠だけでなく、魏延も韓玄の配下となっています。また韓浩も韓玄の弟として登場します。

本人はともかく、まわりはけっこう優秀な人物がそろってるのニャ。

『三国演義』で関羽が攻めてきたときに、韓玄は黄忠を出陣させて迎え撃たせます。

関羽と黄忠は一騎討ちをし、途中で黄忠の馬がつまずいてしまいました。

関羽は黄忠を討ち取らず、「馬をかえてまた後日勝負しよう」と見逃します。

再戦のとき、黄忠は弓を使いましたが、わざと兜の緒に命中させて恩を返しました。

しかしこれを知った韓玄は、黄忠が敵に通じていると思い、捕らえて処刑しようとします。魏延は黄忠を助けるために反乱を起こし、韓玄を殺害してしまいました。

『三国演義』だと、韓玄は完全に悪役なのニャ。

黄忠や魏延のエピソードのために登場させられたようなものですからね。

今回はそんな韓玄の能力を見ていきましょう。

 

基本ステータスについて

統率:22
武力:33
知力:7
政治:4
魅力:1
主義:我道
政策:墨守研究(Lv1)(都市があたえる反撃ダメージが増加)

弱いニャ。そして適当に決めるときのゾロ目ステータスニャ。

劉備を使うプレイヤーを楽しませるため、負けるのを前提でのステータスといった感じですね。部下は黄忠、魏延と優秀なのがそろっていますが。

ちなみにシリーズの1だと、武力が72、魅力が86あったりします。

なにげに強かったのニャ。

 

個性について

徴税:地域担当官に任命すると金が上昇しやすい。

猪突:命令設定で、敵接近時「無視」、自主退却「許可」が選択不可。

動転:兵站切れしたさい、自ユニットの士気が低下しやすい。

短慮:自ユニット、太守として所在する拠点が異常状態にかかっている期間を延長。

ぜんぶバッド個性かと思ったら、いちおう良い個性もあるニャ。

良いといっても「徴税」ですから、住民からすればあまりよろしくないですね。そもそも政治などの文官スキルが低いのがきついです。

 

陣形と戦法

陣形

魚鱗、鋒矢

生意気にも陣形が2つもあるのニャ。

しかも近接戦用の陣形ですね。出陣することはあまりないとは思いますが。

戦法

罵声:敵の士気+攻軍ダウン。対拠点可

この手の武将はだいたい「罵声」ニャ。

まあ、戦闘することもないですし、何でもいいかなという気もします。

 

総評

韓玄は全体的に能力が低く、能力ランキングでもワースト争いをするレベルの武将でしょう。とくに知力・政治・魅力は1桁台です。魅力1は、韓玄以外だと、蜀滅亡の原因となった宦官の黄皓だけですね。

個性はかろうじて「徴税」がありますが、文官としての能力が低いので、地域担当官としては使いづらいかと。

戦闘に関しても良いところがあまりないので、人数合わせで適当に配置しておけばいいとは思います。

投げやりなのニャ。

次回は『三国演義』では韓玄の弟になっている韓浩です。