『三國志14』武将能力:張氏の評価は?【三国志武将評価シリーズ・その227】|三国志14
『三國志14』三国志武将評価シリーズの第227回目は、張飛の娘の張氏(ちょうし)についてお届けします。前回の夏侯氏は以下のリンクから。
人物について
前回登場した張飛の妻・夏侯氏には2人の娘がいました。
どちらも劉禅に嫁ぎ、皇后となっています。上の娘は敬哀皇后、下の娘は張皇后です。
本作の張氏は、敬哀皇后のほうを指します。
妹を出すばあい、どういう名前になるんでしょうね。
ちなみに「真・三國無双」シリーズでは、張氏は星彩というオリジナルネームで登場します。
とくに明言されていませんね。オリジナルキャラですし、姉妹をまとめて1つの人格にしたのかもしれません。そのうち妹が出てくるかもしれませんが。
ちなみに『真・三國無双8』での説明は以下のようになっています。
張飛の娘。乱世の只中に生まれ、劉備軍の名だたる武将に囲まれて育ち、自らの意思で戦場に立つことを選んだ。
劉備の息子、劉禅を守ることを使命とし、蜀漢の未来を担う。
直情的な父に似ず、常に落ち着いていて感情に走らない少女。
劉禅の妻とも明言されていませんし、もう一人のオリジナルキャラである呂布の娘・呂玲綺のように姓もありません。また「張星彩」ではなく、たんに「星彩」です。
しかしそれを言うと、辛憲英は「憲英」、張春華は「春華」、王元姫は「元姫」、蔡文姫は「文姫」になっていませんね。どういう基準で決めているのか、正直よくわかりません。
そうかもしれませんね。
話を戻しまして、張氏(敬哀皇后)は劉備が天子として即位したときに、太子となった劉禅の妃として宮中に入りました。
劉備が亡くなり、劉禅があとを継いで天子になると、張氏は皇后に立てられます。『三国演義』においては、諸葛亮のすすめで皇后となっていますね。
それから4年後の建興15年(237年)に亡くなり、南陵に葬られます。代わりに妹(張皇后)が宮中に入りました。妹は翌年に皇后となり、蜀滅亡後は劉禅とともに洛陽へ向かったといいます。
逆にいうと、創作の分野においてはそれだけ自由度が高い人物ともいえるでしょう。
今回はそんな張氏の能力を見ていきましょう。
基本ステータスについて
統率:18
武力:60
知力:40
政治:53
魅力:66
主義:王道
政策:本草学(Lv2)(武将の傷病の回復率が上昇)
父親:張飛
母親:夏侯氏
配偶者:劉禅
親愛武将:夏侯氏、張飛、張苞、劉禅
張飛の娘ということで、武力が高めになっているのでしょう。ただ統率が低いので、使いにくくはありますね。
また知力・政治もそれほど高くありません。かろうじて魅力が60台ありますね。
ちなみに初登場の『三國志11』では、武力は79ありました。
統率も56あるので、普通に戦える武将ですね。あと魅力も78ありました。
個性について
応援:自ユニットを除く特定範囲内の味方ユニット(男)の全能力が上昇。
統率が高ければ、まだ戦場に出す意味はあるのですけどね。
陣形と戦法
鋒矢
問題はやはり、統率の低さでしょうか。
鼓舞:味方の士気アップ。
ただ「鋒矢」陣形のみなので、サポート型としては使いづらいですね。
総評
張氏は、ステータスの形的には文官寄りの武将です。ただ知力は40台、政治は50台、魅力は60台と低めになっています。
また武力は60と高めで、「応援」持ちですが、統率が18なので、戦場においても使いづらさがあります。陣形も「鋒矢」のみ、戦法は「鼓舞」のみです。
どう使えばいいのか微妙な感じの武将になっていますが、人手が足りないところをサポートさせるぐらいでいいとは思います。
次回は南荊州四天王の一人、長沙の韓玄です。