『三國志14』武将能力:徐盛の評価はいかに?【三国志武将評価シリーズ・その69】|三国志14

2020年6月4日三国志武将能力評価三国志, 三國志, 三國志14武将評価シリーズ

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『三國志14』三国志武将評価シリーズの第69回目は、「偽城の計」で曹丕の大軍を撤退させた呉の将・徐盛(じょせい)についてお届けします。前回の陳宮は以下のリンクから。

人物について

男性なのに徐盛ニャ。

徐盛、字は文嚮(ぶんきょう)。琅邪国・莒県の人です。

戦乱の時代になると故郷を捨てて呉に移り住み、侠気のある人物として知られていました。

孫権の代になったとき、徐盛は別部司馬に任じられました。五百人の兵をあずかり、柴桑県の県長となって、江夏の黄祖の侵攻を食い止める任務に就きます。

呉にとって黄祖は宿敵ニャ。

黄祖の息子の黄射が数千の兵を率いて攻めてきたとき、徐盛のもとには二百に満たない兵しかいませんでした。

しかし徐盛は一歩もひかずに戦い、敵兵一千余りを死傷させ、黄射を撤退させることに成功。以来、黄射が攻めてくることはなくなりました。

孫権は徐盛を高く評価し、校尉に任じて、蕪湖県の令を務めさせました。

何倍もの敵に勝ったのニャ。

濡須口の戦いにおいて、曹操が横江へ大挙して攻めてきたときには、徐盛は部将を率いてこれを迎え撃ちました。

徐盛らは蒙衝(いくさ用の船)に乗ってつぎつぎと出陣するも、激しい風によって敵のいる岸辺に座礁してしまいます。

部将たちはおそれて船から降りようとしませんでしたが、徐盛だけは兵士を率いて岸に上がり、敵陣に突撃。敵は奇襲にあって混乱し、さんざんに討ち取られました。

孫権は徐盛の勇猛さを大いに賞賛したといいます。

一騎当千の猛将ニャ。

夷陵の戦いでは、徐盛は陸遜に従って劉備の侵攻を食い止めます。また曹休が攻めてきたときにも、敵の大軍を長江で食い止めました。

曹丕自身が大軍を率いて南下してくると、徐盛は大胆な策を提案します。

建業から数百里に渡って簾をかけわたし、楼を作って、巨大な城壁に見せかけました。また長江には船を浮かべ、敵が近づいてきて偽の城壁だと気付かれないようにしたのです。

一夜城みたいニャ。敵に通用するのかニャ?

部将たちは「そんなことをしても無駄」と反対していたのですが、徐盛は強行して偽の城壁をつくらせます。

そして曹丕が到着すると、長江の対岸に、数百里にも渡って城壁があるのを見て驚きました。長江の水かさも増していたため、渡るのを断念。軍をまとめて引き返していきました。

通用したのニャ。大胆すぎる策だったので、まさか偽物とは曹丕も思わなかったのニャ。

「三国演義」でもこの「偽城の計」は描かれており、曹丕軍を大敗させています。

今回はそんな智勇にすぐれた徐盛の能力を見ていきましょう。

 

基本ステータスについて

統率:86
武力:81
知力:77
政治:64
魅力:71
主義:覇道
政策:工法改革(Lv4)(都市の耐久回復量と建設速度が上昇)
親愛武将:丁奉

なかなかバランスがいい感じニャ。武力はもうちょっとあってもいい気がするニャ。

徐盛の武力はシリーズでばらつきがありますね。『三國志2』では武力64、『三國志3』では65と低かった時期もあります。

60台はさすがに低すぎニャ。

『三國志9』だと武力89まで上がって90台に迫っていましたが、それ以降は81ですね。

それと知力もばらつきがあり、1のころは49、『三國志9』になると84まで上がりました。4~9までのあいだはずっと80台でしたね。

評価が定まらない感じなのニャ。親愛武将は丁奉ニャ。

「三国演義」だとよくペアで登場しますしね。

 

個性について

堅守:自ユニットの防御が低下(艦船、兵器以外)。

築城:自ユニットの罠や施設の建設速度が上昇。

胆力:一定兵数以下で全能力が上昇。

操舵:艦船のばあい、ZoC無視(敵に隣接しても止まらない)。

防御系の個性ニャ。

偽城の計のエピソードが影響していますね。徐盛の見せ場でもありますからね。

「堅守」「胆力」があるので、壊滅させるのが難しい堅固なユニットになるでしょう。

 

陣形と戦法

陣形

魚鱗、鋒矢、方円

攻めと守りがバランスよくそろっています。普段は「魚鱗」でいいかと。

戦法

偽城の計:ダメージ+味方の士気アップ。

火矢:発火。対拠点可。

鉄壁:味方の防御アップ。

強襲:ダメージ+「混乱」付与。

矢嵐:ダメージ。

「偽城の計」ニャ。

ダメージをあたえつつ、味方の士気アップをはかる戦法です。

なぜかダメージ技なのニャ。防御技かと思ったニャ。

「鉄壁」があるから、戦法がかぶってしまいますしね。

 

総評

徐盛はバランスの取れた戦闘ユニットです。

「堅守」「胆力」「鉄壁」があるので、戦場で粘ることのできる強固なユニットになるでしょう。

また「操舵」「強襲」「矢嵐」もあり、水上戦でも活かしていくことができます。

ダメージ技としては「偽城の計」があるので、野戦で活躍させていきましょう。

野戦、水上戦で活かせるバランス型の武将ニャ。

次回は徐盛の相方、丁奉を予定しています。

↓次回できました。