『三國志14』武将能力:劉度の評価は?【三国志武将評価シリーズ・その231】|三国志14
『三國志14』三国志武将評価シリーズの第231回目は、零陵太守の劉度(りゅうど)についてお届けします。前回の金旋は以下のリンクから。
人物について
劉度も韓玄と同様、正史での記述はほとんどありません。
赤壁の戦いの後、劉備が荊州南部に侵攻したときに、韓玄・金旋・趙範とともに降伏したいう話があるぐらいです。
また桓帝のころ、荊州刺史として劉度という人物がいましたが、同一人物かどうかは不明です。
『三国演義』では話を膨らませており、劉備軍が零陵に攻めてきたときに、大斧使いの邢道栄に迎え撃たせます。
しかし邢道栄は張飛と戦って勝てず、さらに趙雲が出てきたので降伏してしまいます。
邢道栄は劉度の息子・劉賢を説得すると約束し、逃がされました。邢道栄は劉賢のもとへ戻ると約束を破り、ともに謀って劉備らを罠に嵌めようとします。
しかしこのたくらみはバレていて、邢道栄は趙雲に討ち取られ、劉賢は父・劉度とともに降伏してしまいました。
今回はそんな劉度の能力を見ていきましょう。
基本ステータスについて
統率:25
武力:23
知力:26
政治:49
魅力:52
主義:名利
政策:歳出改善(Lv1)(地域、訓練、募兵担当官の費用が減少)
サポート要員として使えなくもないという微妙なラインですね。
シリーズでは『三國志6』でなぜか政治が70まで上がりましたが、それ以降は微妙な感じで現在に至っています。
個性について
小心:命令設定で、敵接近時「攻撃」、自主退却「不可」、追撃「許可」が選択不可。
動転:兵站切れしたさい、自ユニットの士気が低下しやすい。
優柔:自ユニットが「足止」にかかっている期間を延長。
文官タイプですから、戦闘向きではないですね。
陣形と戦法
雁行
無し。
『三国演義』のほうでも、とくに何もせずに降伏していますしね。
総評
劉度は文官タイプの武将です。ただ、魅力・政治は50前後と、低めになっています。
統率・武力・知力はすべて20台で、戦法も無く、バッド個性は3つもあるので、出陣させるメリットはあまりありません。
人手の足りないところの内政をサポートさせるぐらいでいいとは思います。
次回は邢道栄です。