「The Curious Expedition」レビューと感想・評価:ボードゲーム感覚の冒険探索ローグライクゲーム

2020年6月4日ボードゲーム評価

ヘクスマップ上を探索・冒険していくローグライクなゲーム「The Curious Expedition」(steamリンク)。
ゲームをはじめるとまずプレイヤーのキャラクターを選ぶ画面。
キャラクターにはそれぞれ特性があるので、自分に合ったものを選びましょう。


つぎにゲームのレベルを選びます。
この手のローグライクゲームにありがちな「一番簡単なモードを選んでも難しい」ので、一番簡単な「tourist trip」でいいでしょう。
ドット絵がひと昔前のアドベンチャーゲームぽくていい雰囲気をかもしだしています。
ちなみに画面左はライバルたち。


冒険に出発。妻をさがしてくれという依頼があったのでそれを受けます。


船が出航し、探索地に到着。
ここからヘクスを移動し、戦場の霧をあばきながら、財宝などを発見する旅がはじまります。
画面上にあるピンクのバーはいわゆる「San値」で、移動するたびに減っていきます。
食べ物を食べることなどで回復が可能。
移動はどこまで移動するかを指定する形。移動時には基礎となるSan値減少量があるので、できるだけ一回で長い距離を移動したほうがいいです。


村を発見。ここでは休憩をとってSan値を回復したり、物々交換でアイテムを交換したり、人を雇ったりといったことができます。


とりあえずSan値回復のために休憩をとります。
この休憩中にもイベントが起こったりします。

村をあとにして探索を続行。洞窟を見つけます。


洞窟に入るかどうかの選択。
松明があるので、それをつかって中へ。


ミイラを発見。発見したものは、持って帰れば博物館に寄付して名声をあげたり、商人に売って金を得たりすることができます。


他にもいろいろ探索したのちに、船にもどって帰国。
3つのパークから1つをえらんで、能力強化をすることができます。
ここはSan値減少を軽減するパークを取得。


もちかえったものは、博物館に寄付して名声を得るか、売り飛ばして金をもらうか、キープしておくかをえらべます。
画面上はライバルたちとの名声をくらべたグラフ。
ここはぜんぶ博物館に寄付して名声獲得をしておきましょう。


おわったらまた次の冒険へ。ライバルたちも各地へ。
あとはこの繰り返し。


探索中、敵に遭遇することもあります。
ここではボードゲーム感覚のダイスロールによるバトル。
かなわないと思ったらさっさと逃げるのが吉。


探索の場は熱帯から極寒地まで幅広い。
ここではSan値減少が激しいので、行く前にしっかり装備をととのえましょう。


志半ばにして死亡。死ぬとまた最初からなのはローグライク。

総評としては、ゲームは遊びやすく、ボードゲームをやっている感じでの探索ができるのがいい。
あとライバルたちがいる
のもボードゲームっぽい。
英語しかないのですが、そこまで難しい単語がつかわれているわけでもないので、プレイに大きな支障はないかと思います(たぶん)。
チュートリアルもあり、昔のアドベンチャーゲームっぽいドット絵もいい感じなので、ローグライク好き、ボードゲーム好きにおすすめできる一品といえます。