【初心者向けCK2攻略】遊牧民での領土拡大方法(+DLC「Horse Lords」感想)【Crusader Kings II】
以前にCK2(Crusader Kings2)で耶律洪基をつかった遊牧民プレイの記事を書きましたが、その補足的な内容です。
あのあと領土拡大プレイをして、マップの大部分を取ってみました(遊牧民プレイはDLC「Horse Lords」が必要)。
ヨーロッパの橙色の地域は、DLC「Sunset Invasion」を入れることで登場するアステカ。兵力16万をこえる強国です。
結論からいえば、遊牧民での拡張プレイは、コツさえわかればかなり楽です。
プレイ記事は初見に近い状態だったのでシステム把握に手間取った部分もありましたが、時間と根気さえあれば全土占領ができます。
脅威度に気をつけながらルーチンワークをひたすら繰り返すだけでいくらでも拡大が可能です。
遊牧民国家の強さ
具体的になにが強いかといえば、遊牧民は西欧諸侯とちがって、あるていど大きくなって族長が増えたあとの領土維持が楽です。
遊牧民は、首都以外は放牧地です。
反乱が起きたときには反乱軍の首都を占領し、適当に敵兵を殲滅しておけば戦勝点があっという間に100点に到達します。
反乱した族長を投獄したのちにクランを吸収し、新しいクランをつくることで戦力をリセットできます。
そのため、脅威になる族長が存在しなくなります。
以下、これからCK2で遊牧民をプレイする人のための、遊牧民による領土拡大方法を記します。
遊牧民で難しいのは序盤だけなので、それさえのりきってしまえばあとは楽です。
序盤の配偶者は側室だけにする
スタート時に妻を娶ろうとすると、相手が廷臣などしかいなくて権威-400のペナルティがかかります。
最初からこのマイナスは痛いので、側室(Concubine)を3人とりましょう。
序盤で正室は不要です。
側室をたくさんとれるというのが遊牧民の特性なので、最大限に利用しましょう。
跡継ぎにも前もって側室をあたえておけば、基本的には家系が途絶えることがほぼなくなります。
人的資源が250貯まったらすぐに常備軍を雇う
ここからルーチンワークのはじまりです。
遊牧民は常備軍を雇わないかぎりは、兵数が増えません。
画面右上の人的資源の数字が250をこえると1ユニット雇えるので、250をこえたらすぐに雇いましょう。
お金、もしくは権威も必要なので、200をこえたあたりでこれらを用意しておきましょう。
序盤はいかに常備軍を早く雇うかが重要です。
戦争しすぎると人的資源がすりへって、いつまでたっても250たまらずに雇えないという負の連鎖になるので注意が必要です。
周辺国と隣接する領土を封臣にあたえない
遊牧民の特徴に「開戦理由なしで攻め込める」というのがあります。
ただしこれは、自分の直轄地が攻めこみたい領土と隣接している必要があります。
封臣には内陸の領土をあたえ、他国に隣接する領土を直轄地としてキープしましょう。
クランを増やせるようになったら、すぐに増やす
遊牧民の国力は人口(population)であらわされます。
遊牧民は遊牧地を多くもつことで人口を増やすことができます。
ただし皇帝は、領土を独り占めすることはゆるされません。
保持数以上になるとクランからの評価がわるくなり(1つオーバーで-20)、反乱がおこりやすくなります。
そのためクランに領土をくばらなくてはなりません。
クランが多ければ多いほど、1クランにもたせる領土をすくなくできるので、反乱が起きてもかんたんに対処できます。
クランは、自分を含めて最大で9つまでです。
プレイするときは、できれば配下のクランがない領主(領土のすくない領主)をえらぶのがいいでしょう。
まず常備軍を増やしたあとに領土拡張、それからクラン作成をすれば、人口や兵力で他のクランを上まわった状態になり、反乱にも対処できます。
族長が反乱を起こしたら、鎮圧後にクランをつぶして新しいクランをつくる
こちらの兵力が大きい状態であれば、クランの反乱はむしろありがたいです。
反乱鎮圧後に族長は投獄されるので、そこでクランを吸収するコマンド(Absorb Clan)を実行し、そのあとでまた新しいクランをつくります(Split Clan)。
遊牧民の人口は、基本的には増えつづけます。
長く族長をやっているクランはけっこうな人口になって脅威です。
そこで反乱が起きたときにクランを吸収し、また新しいクランをつくれば人口は最初からになりますので、パワフルなクランの存在をリセットできます。
これは西欧の封建領主にはない強みです。
反乱鎮圧後ならクランをつぶしても、他の族長から文句が出ません。
クランのもっていた土地を再分配できるので、力のあるクランには適当なタイミングで反乱してもらったほうがたすかります。
戦争をしかけるときは1領土ずつ
遊牧民の戦争では、隣接する領土を1つとる征服(Conquest)と、複数の領土をとる侵略(Invasion)があります。
侵略は権威の消費やあるていどの人口が必要ですが、征服は直轄地が隣接していればいいので、征服をつかっていくのがいいでしょう。
それに侵略をつかうと周辺国から脅威とみなされ、以後敵が同盟をくんできたり、共同で防衛にあたってきます。
それに一気に領土をうばうと脅威度も一気に上がります。
こちらの兵力が圧倒的なら気にしなくてもいいですが、そうでなければめんどうでも1領土ずつとっていくのがいいでしょう。
また配下の封臣が聖戦を起こしたときに、それに参戦するのもいいかと思います。
建物はすべて焼く
封建領土を手に入れると、その領土内の建物を右クリックしたときに略奪コマンド(Pillage Holding)が出てきます。
これを実行すれば、建物を消滅させることができます。
遊牧民は建物がないほど人口が増えるので、このコマンドですべて遊牧地にしてしまいましょう。
ただコマンド実行後にすぐ遊牧地になるわけではなく、しばらく待たないといけません。
そのあいだに反乱が起こったりするので、兵を近くにおいて備えておきましょう。
補給技術優先
遊牧民にとって最大の敵は補給です。
通過しただけでごっそり兵力をもっていかれる土地があっちこっちにあります。
EU4にくらべてかなり減るので、補給拡大の建築物を優先的につくりましょう。
首都を前線に移動させて兵の補充を速くする
手軽に首都の移動ができるのも遊牧民の特徴です。
雇った常備軍は首都に出現するので、前線に首都を置くことで新兵を素早く既存の部隊と合流させられます。
ただ一度首都を移動させたら、5年待たないと次の移動ができないので注意。
族長どうしの内乱を禁止させる
議会で内乱の禁止(Enforce Realm peace)を発令すれば、族長どうしのつぶしあいをやめさせられます。
つかえる状態になったらどんどんつかっていきましょう。
まとめ
まとめると、
2、領土を1つとる。領土が多くなったら族長たちに配る。建物のある領土をとったばあいは、建物をすべて壊して放牧地にする。
3、反乱が起こったら鎮圧。クランをつぶして新しいクランをつくる。
4、補給技術を優先に。
を延々とくりかえしていけば、いくらでも領土拡大できます。
プレイに爽快感がほしい人や、部下の反乱での国家解体が忌まわしいという人には、DLC「Horse Lords」での遊牧民プレイは適した選択肢かと。
後半はほんとうに無双状態になるので、DLC「Sunset Invasion」をいれないと、ゲームとしてはかなりぬるくなるかと思います。
それとモンゴルで大領域を占領したのちに、EU4(Europa Universalis IV)コンバータ(DLC「Europa Universalis IV Converter」)をためしてみました。けっこう再現度が高いです。
兵力10万、お金も5000以上ありますが、収支バランスはマイナス。やはり遊牧民なので経済基盤がよわい。
それと反乱予備軍が各地にいるので、けっこうたいへんなことになるかと思います。