『FIFA 23』評価は「やや不評」 レビューと感想ー日本語化についても|Steam
今年もやってきた定番のサッカーゲーム『FIFA 23』。
EA Canada & EA Romaniaが開発し、Electronic Artsによって2022年9月30日にSteamで配信されました。

そうですね。キャリアモードも充実していたので、長く遊べる作品になっています。前作の詳細は以下のリンクから。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?

本作は、サッカーゲームとしては定番の「FIFA」シリーズ最新作になります。
前作との違いですが、大きなところではシリーズ初として、女子クラブチームも登場するようになりました。

男子サッカーに興味がなかった女性層にもアプローチできるので、ユーザーを広げる効果があるとは思います。
あとは「HyperMotion2テクノロジー」によって、前作の2倍ぐらいモーションが増えていますね。

あと他機種とのクロスプラットフォームプレイも可能になりました。将来的には過疎化を防ぐ効果があるとは思います。
ドリームチーム作成では、関連のある選手がおなじチームにいると能力ブーストがあるという仕様になっていますね。キャリアモードも前作同様、実装されています。

日本語対応が上手くっていなかったり、Origin側の設定いじって日本語化してもなんかフォントが変だったりと、日本語サポートがあとまわしになっている感じがありますね。
ちなみに日本語化の方法ですが、OriginのFIFA23を右クリックして、「プロパティ→詳細な起動→日本語」を選んで保存します。
あと起動後の「SETTINGS→GAME SETTINGS」で言語を日本語にすればOK。「サーバに接続できません」みたいなのが出てきた場合は再起動してください。ちなみにこれをしても実況は英語のままですね。
あとアンチチートプログラムが悪さをして、起動しないといった問題もあるようです。サーバも不安定ですね。

ゲーム自体ですが、前作と比べて動きがもっさりしているかなといった感じはあります。
あと守備の選手が強くなった一方、キーパーが弱くなった気もしますね。前作はキーパーが強かったですけどね。
ゲーム自体は問題がないので、あとはデバグをがんばってほしいとは思います。

次にユーザー評価を見ていきましょう。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「やや不評(31%、2839人中)」になっています。

本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・プレイヤーやボールに重みが感じられ、前作よりリアリティがある。
・タックルが効果的になった。
・AIが守備をしっかりやってくれる。
・キャリアモードはあいかわらず楽しい。
・フリーズが多い。とくにキャリアモード。サーバも貧弱。
・アンチチートが悪さをして、そもそも起動できない。起動してもブルースクリーンになったりする。
・最適化不足でfps低下を引き起こす。ラグい。
・デバグもろくにしていないのに値段が高すぎる。
アンチチートに関しては、「ゲームが起動できなければチートはできない」という皮肉もありました。

最適化不足でカクつくことも多いので、このあたりははやめになんとかしてほしいですね。
総評
ゲーム自体は悪くないのですが、アンチチートやサーバー、最適化不足、日本語化問題など、基本的な部分がしっかりしていないのが大問題ですね。

こういう大規模なゲームは、とりあえずリリースして、ユーザーをデバガーに使って修正していくというのが一番コストがかからない方法ともいえます。

ウイイレがボシャったいま、サッカーゲームの選択肢があまりないというのも問題ですね。
今後のアップデートに期待したいと思います。