『Graveyard Keeper』DLCを買ってしまった人に返金措置【ニンテンドースイッチ版】
まったりスローライフゲームの中でひときわ鈍い輝きを放つ怪作『Graveyard Keeper』。
墓守としてのスローライフ生活を味わえるというブラックユーモア満載のゲームですが、まじめにプレイしようとすると思ったよりも忙しかったりします。Lazy Bear Gamesが開発し、tinyBuildによって2018年8月16日にSteamで配信されました。
また2020年2月6日にはニンテンドースイッチからも配信されています。ただ予約購入した人に対して、不利益が出るようなことにもなってしまっていました。
今回はその騒動についてわかりやすく解説します。
事件の流れ
本作のニンテンドースイッチ版の本体価格は2,390円で、2つのDLC(「Breaking Dead」「Stranger Sins」)はそれぞれ599円です。
配信日は2月6日ですが、1月30日から予約を受け付けていました。
これら単品とはべつに、「本体+DLC2つ」がセットになった「Graveyard Keeper Collector’s Edition」、いわゆる「バンドル版」が2,890円で2月6日に配信されたのです。
単品だけで「本体+DLC2つ」でそろえると3,588円になりますので、予約購入した人が不利益をこうむることになります。
さすがにそれはひどいので、tinyBuildのツイッターでは、以下のような謝罪文が掲載されました。
日本のお客様へ / Announcement for our community in Japan pic.twitter.com/Ji7XNxXi4V
— tinyBuild announcing Mayhem In Single Valley (@tinyBuild) February 12, 2020
取られた措置をまとめると、以下の2点になります。
・2月14日~3月11日までのあいだ、DLCの価格をそれぞれ599円から250円にする。
・2月13日までにDLCを購入してしまった人には、それぞれ差額分の349円をニンテンドーアカウントに返金する。
DLC分の差額はもどってくるとのことなので、すでにDLCを購入した人も心配する必要はないかと思います。
まとめ
わざわざ予約したのに、逆に高くついたとなったら、たしかに腹が立つでしょう。
今回はtinyBuildが謝罪し、真摯に対応してくれた点については高く評価したいと思います。
そもそもこういうストアページの問題は、パブリッシャー側ではどうにもならなかったりしますしね。
本作自体はなかなか楽しいゲームですので、ぜひプレイしてみてください。
しかしニンテンドースイッチはインディーゲームもあつかってくれるので、筆者の中では携帯型のSteamハードといった位置づけになりつつあります。
移動が多い人は、Steamよりもニンテンドースイッチのほうでゲームを買ってしまったほうがいいかもしれませんね。
最近は、プレイ時間のかかるゲームは、携帯機のほうが適しているように思えてきています。