『信長の野望・天道』が重い場合の対処方法(Steam版、ソースネクスト版、PC版)【Windows10】

コーエー信長の野望

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信長の野望・天道』は2009年9月18日に発売されたゲームです。もう10年以上前になりますね。

パワーアップキットが発売されたのは2010年12月17日。なんにしろ、昔のゲームです。

これをいまのWindows10で動かすと、動作がカクカクします。

昔のゲームとは思えない重さニャ。

Steamで購入して、「なんだこれは!」と思って返金手続きをした人も多いのではないかと思われます。

今回は動作がカクカクする場合の対処方法をお届けします。Steam版、ソースネクスト版、もとのPC版の3種類対応です。

さきに方法をいうと、インストールフォルダ内に「d3d9.dll」ファイルを入れるという方法がありますが、筆者の環境ではダメでした。

しかしプレイする方法はあります。

そこでd3d9.dllを入れる方法と、それでダメだった人が入れないでなんとかする方法の2つを述べていきます。

 

d3d9.dllを入れる方法

Steam版やソースネクスト版のばあい、この方法では無理かもしれませんが、いちおうためしてみてください。

原版のPC版ならいけると思います。

そもそも重くなる原因ですが、Windows10のアップデートに伴って、DirectX9.0cが更新されてしまったことです。

本作はDirectX9.0cで動いているため、更新で別ものになっているせいで動きが遅くなってしまうのです。

方法としては、以前の「d3d9.dll」を本作のインストールフォルダに入れることです。

それ、どこで手に入るニャ?

攻略Wikiのトップページを下へスクロールすると、「新アップローダー(今後はこちらをご利用ください)」というリンクがあるので、そこから入手できます。

ダウンロードしたのちに、インストールフィルダに入れてゲームを起動するだけです。

Steam版のインストールフォルダは、ゲームライブラリでゲーム名を右クリックし、「管理」>「ローカルファイルを閲覧」でフォルダを開くことができます。

しかし前述したように、おそらくSteam版はこの方法では無理かもしれません。

筆者は無理でした。そもそも入れるとゲームが起動しません

そこで設定をいじって、無理やり動かすという方法を使います。

それとこの方法をためしてダメだった人は、かならず「d3d9.dll」を削除してから次に移ってください。

置きっ放しにしたらダメニャ。

 

設定をいじって動かす方法

重くなる原因は、エフェクトなどの特殊効果です。

これを切ってしまうことで負荷を落とし、現行のマシンパワーでなんとかゲームをプレイするという方法です。

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方法は簡単で、起動後のランチャーメニューの「起動環境設定」をクリックし、「通常設定」の項目にある「CG品質」のチェックを外してください

そのあとに下の「決定」ボタンをクリックし、ゲームを起動します。

これでカクカクはだいぶ軽減されていると思います。筆者の環境ではこれでプレイできるようになりました。

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それでも重いばあいは、「起動環境設定」の「高度な設定」タブから、画像のようにすべてを最低にしてください(テクスチャ:低、詳細レベル・視界距離:1、エフェクト:一部省略)。

じっさい「CG品質」のチェックさえ外していれば、ここはデフォルトのままでも大丈夫とは思いますが。詳細レベルと視界距離は1まで落とさなくても2や3ぐらいとか、テクスチャも「高」で問題ないとか、自分の環境に合わせていじってみてください。

それと「CG品質」のチェックを外すと、画像のように「高度な設定」タブの「ポストエフェクト」以下のボタンが灰色表示(ボタンが押せない)状態になります。そうなっていないばあいは、「CG品質」のチェックが外れていません。

 

まとめ

なにぶん10年前のゲームなので、当時最適化されたものでも、いま動かそうとなると問題は起ります。

とりあえず「d3d9.dll」をインストールフォルダに入れてみて、ダメだったら「d3d9.dll」を削除後に、「起動環境設定」の「CG品質」のチェックを外してみてください。

それでも重いと感じたら、「高度な設定」タブの項目をいじってみてください。

本作は、ゲーム自体は面白いので、ぜひともプレイしてみてください。