『オクトパストラベラー』で倫理観がぶっ壊れているキャラクター ベスト3

ゲーム解説RPG

oct rinri

『オクトパストラベラー』ですが、初プレイ時は町の人たちからモノを盗んだりして、「そんなことしていいの?」みたいな心理的抵抗が働いていました。

『オクトパストラベラー2』の方も、味方として戦わせていた仲間モンスターを、最終的には食肉として骨の髄まで利用していました。

なんかかわいそうなのニャ。

今回はそんな『オクトパストラベラー』の1のほうで倫理観のぶっ壊れたキャラクターたちのベスト3を独断と偏見で選んでいきます。

 

倫理観ぶっ壊れキャラクターベスト3

3位

3位は盗賊のテリオンです。

街中での「盗む」コマンドで、相手が子供だろうが貧乏人だろうが、容赦なく盗んでいきます。思い出の品でも、キャンディーとかどうでもいいものでも、容赦なく盗みます。

人によっては、プレイ時にけっこう心理的な抵抗が大きいのニャ。

テリオンがストーリー上かっこいい感じになっても、やはり街中ではせこい盗みを繰り返しているだけなので、「しょせんはケチなコソ泥か」といった感想しか出てこなくなります。

とくにリアルでモノを盗まれた経験のある人には、この手のキャラクターの行動の正当化には、心理的ハードルが高くなるでしょう。

ただゲームとしては、「買い取るより盗んだほうがコスパがいい」ということで、商人の上位互換になってしまいがちです。

盗みをしっぱいしてもちょっと叱られるだけで、『オブリビオン』や『スカイリム』などのように投獄されたりとかはありません。

この盗みに対するリスクの低さも、なにか理不尽な感じがしてしまいます。

この世界だと盗みは大した罪にならないのかニャ。

2位

2位は狩人のハンイットです。

街の人に対して、捕獲してきた魔物をけしかけていきます。

この時点で何かがおかしいのニャ。

街の人にとっては、野外にいる魔物たちを街中につれこんでいる時点で迷惑極まりないとは思いますが、それをさらにけしかけていくのですね。

しかも勝てば無罪、負ければ関係が悪化するという謎のシステムが採用されています。

相手をぶっ倒してしまえば無罪なのニャ。

そんなわけで街で平和に暮らしていた人びとに対して、問答無用で魔物をけしかけるサイコパスな思考の持ち主とも言えます。

むしろこの世界のシステムがおかしいのかもしれませんね。

1位

そして堂々の1位ですが、剣士のオルベリクです。

歴戦の勇者ですが、老婆だろうとけが人だろうと容赦なく「試合」という名の辻斬りを仕掛けていきます。

そして「試合」は相手が気絶して行動不能になるまでおこなわれます。

剣士の風上にもおけないやつなのニャ。

テリオンはまだ盗賊という職業上、盗みは仕事の一環として擁護できなくもありません。

またハンイットは野生児(?)なので、俗世間の常識から外れているということでまだ擁護しようはあるのですが、オベリスクはダメだろう

それなりに名の知れた剣士ですし、強い相手にだけ「試合」をするのならまだしも、けが人や老婆にも容赦なしというのはどういうことなのかと。

騎士道や武士道とはなんなのかと。

プロボクサーが素人にケンカをふっかけるようなものニャ。

そんなわけで、社会的にもそれなりに知られた剣士が、ところかまわず「試合」という名の暴力をふるうのはいかがとは思います。

 

まとめ

以上のことより、頭のおかしい倫理観がぶっ壊れているキャラクターの1位は剣士のオルベリクでした。

実際プレイしていても、「こんな弱そうな人に「試合」仕掛けていいの?」とか、プレイヤーの倫理観がストップをかけたくなります。

法律がまともに働いているなら、普通に逮捕されそうな案件なのニャ。

そんなわけで「試合」するなら強いやつと試合してほしいとは思いました。