
2020年1月16日、とうとう配信された『三國志14』。
配信前はSteamでもプレイデータ収集版の配信がおこなわれ、筆者もプレイしました。また事前情報も多数出揃ってきました。
今回は購入後スムーズにプレイができるように、ゲームシステムをわかりやすく解説していきます。基本的には自分用の備忘録です。
ゲームの基本システム
「三國志」シリーズは大きく分けると、「君主プレイ」と「全武将プレイ」の2つに分けられます。
今回の『三國志14』ですが、「君主プレイ」です。【追記】『三国志14 パワーアップキット』についてわかりやすく解説した記事を書きました。この記事の最後にリンクがあります。
ゲーム的には『三國志9』や『三國志12』のような一枚マップでのプレイとなります。内政や戦争がすべておなじマップ上で繰り広げられます。
マップはヘクスタイル(6角形のタイル)で構成されています。『三國志12』のときのように、これらのタイルの上でユニットを動かしていきます。
それとゲームはターン制になっています。1ターンは10日です。
ひと月は3ターン、1年は36ターンになっています。
収入は月のはじめのターンにしか入りません(重要)。
シナリオについて
選択できるシナリオは7本です。DLCによって追加されていきます。
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184年2月 黄巾の乱
190年1月 反董卓連合軍
194年6月 群雄割拠
200年1月 官渡の戦い
207年9月 三顧の礼
217年7月 漢中争奪戦
227年2月 出師の表[/su_note]
だいたいいつもの並びですね。
筆者は、初回プレイは孔明登場シナリオの劉備で始めることがほとんどなので、「207年9月 三顧の礼」からプレイする予定です。
戦争システム
部隊について
軍の編成ですが、1武将1ユニットです。副将システムはなくなりました。
関羽を使うのであれば、その部隊を率いるのは関羽のみです。
このことから、副将を加えることによって主将の弱点を補うということができなくなっています。
ユニットごとの特徴が出るという反面、弱い武将は活躍しにくくなるかもしれません。
筆者的には武将の個性が出ていいのではないかと思います。
陣形や攻城兵器、海戦について
部隊には魚鱗や鶴翼、方円といった「陣形」を設定することができます。
それぞれの陣形には攻撃力や防御力にボーナスが付きます。『三國志5』であったシステムですね。
また攻城兵器はいつもの「井闌」「衝車」「投石」の3種類です。
海上ユニットは、これもいつもどおり「走舸」「蒙衝」「楼船」の3種類です。
領土の支配について
部隊が進んでいく過程で、ヘクスマップが自陣営の色に塗りつぶされていきます。これは自陣営の土地制圧をあらわしています。
その地方をどれだけ塗りつぶしているかによって、その地方での収入が決まります。敵に領土を塗りつぶされてしまうと、そのぶん収入が減ることになります。
各地方には「府」があり、ここを占領されてしまうと収入そのものがなくなります。
またこの塗りつぶしは兵站ーつまり補給線にもなっています。自陣から塗りつぶしがつながっていないと、補給が途絶えることになります。そうなると部隊が弱体化します。具体的には士気低下や状態異常などです。
逆に敵の裏をかいて補給を切ることもできます。
補給線の注意点
補給線はあくまで出陣した都市からつながっていないといけません。
他の場所にいくら金や兵糧があろうと関係ありません。
出陣した府からの補給線を切られないないように注意しましょう。
マップ上での施設の建設
『三國志9』や『三國志11』のときのように、マップ上に施設を建設することができます。
敵の進路を妨害するための「土塁」や、『三國志11』でもあった「火罠」、タワーディフィンスでおなじみの自動迎撃タワー「弓櫓」などです。
領土を敵に取られないためにも、防衛施設は建てておきましょう。
都市と府の違い
「都市」は城壁をもった施設で、ようするに城です。守備力があるので占領するのに多大な犠牲を払うことになるでしょう。
いっぽう「府」は収入源となる場所で、ユニットが通過しただけで占領されてしまいます。防御拠点にはならないので注意しましょう。
戦法や計略
「奮戦」や「混乱」などといった、これまでのシリーズであった戦法や計略が今回も使えます。
有名武将には固有の戦法や計略も用意されています。
敵に大ダメージをあたえたり、動きをとめたりなどできますのでうまく活用しましょう。
一騎討ちについて
本作でも一騎討ちは存在します。
『三國志9』のときのように自動でおこなわれます。
一騎討ちに負けると負傷したり捕まったり討ち死にしたりします。
武将の性格によって一騎討ちのおこなわれる確率が変わります。
出征
君主の位が「公」以上になると、複数の都市から敵の州に対していっせいに攻撃命令を出すことができます。命令書の枚数も1枚で済みます。
持っている都市の数が多くなってきたときには便利です。
内政システム
一枚マップなので、内政もマップ上でおこないます。
毎ターン(10日ごと)部下たちがなにをするかを提案してきます。その中からどれを採用するかを決定します。
各施設への部下の配置
これもシリーズでおなじみになってきたシステムで、部下を各施設に配置します。
ただ今回は建物の名前ではなく、「施政」という形で分野をまとめています。
施政には「戦闘」「支援」「謀略」「内政」「人事」の5つの部署に加え、「軍師」があります。ここに部下を配置していきます。すごく会社感があります。
君主の主義によって、それぞれの部署に配置できる人数が変わってきます。
たとえば曹操は「戦闘」「支援」に多くの人数を配置できるいっぽう、その他は少なくなっています。孫権はその逆ですね。
それぞれの施政では、配置された武将の能力に応じて、戦闘や内政にボーナスの付く効果が用意されています。
主義にはレベルがあり、上がっていくにつれて施政の規模も拡大していきます。
地域担当官の配置
都市や府には地域担当官を配置できます。
地域担当官は都市や府を中心にして、出陣しなくても支配領域を毎ターン自動的に広げていくことができます。優秀な武将ほど広がる速度が速いです。
また商業や農業など地域開発をおこない、収入を増やしてくれます。
探索
「三國志」シリーズの要ともいえる探索ですが、本作でも健在です。
在野武将だけでなく、アイテムや金も見つけてくることがあります。
外交システム
他国との「親善」をおこなうことで仲良くなることができますが、金や米、名品など多額のコストがかかります。
同盟ができるかどうかは親密度によって決まります。
捕虜を返還したり、降伏勧告をしたりといったことも可能です。
また敵の拠点に対して攻撃要請をすることもできます。
他国に計略を仕掛ける
敵国にスパイを送って国力を落とす「埋伏の毒」や、武将の忠誠度を下げる「離間」、府の支配権を奪う「地域懐柔」があります。
また忠誠度の低い武将をそそのかして独立させる「駆虎呑狼」、二国間の外交感情を悪化させる「二虎競食」があります。
治安の悪化と異民族
治安が悪化すると、領土内に反乱勢力のユニットが湧いてきます。Paradoxゲームっぽいですね。
また「烏桓」「鮮卑」などの異民族もあらわれます。
これらのユニットはこちらの支配地域を塗りつぶして空白地にしてくるため、収入減につながります。
異民族を味方にして敵を襲わせることも可能です。
まとめ
本作は、慣れるまではわかりにくそうですが、できること自体はシンプルにまとめられています。
内政も基本的には武将を配置するだけで、簡略化されたものになっています。
本作の重要な部分は、やはり一枚マップ上での戦争と「土地塗りつぶしシステム」でしょう。
相手の補給線を切るのは、相手のうしろにまわりこまなければならないのでそう簡単なことではありませんが、機動力のある部隊で狙ってみるのもいいかと思います。


