『Tabletop Simulator』評価は「圧倒的に好評」:ボードゲームシミュレータの魅力を紹介【ゲームレビュー】

2020年6月4日ボードゲーム評価

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ボードゲームファンなら持っておきたいSteamのゲーム(というかシミュレータ)『Tabletop Simulator』。Berserk Gamesによって、2015年6月6日にSteam配信れました。

思ったよりボードゲームファンが多いのか、いまだに売れ続けているロングセラーゲーム(というかシミュレータ)です。

ちょくちょくランキングに出てきたりするニャ。ボードゲームの人気は根強いニャ。

デジタルボードゲームファンを増やすべく、 今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。前回のレビュー記事は以下のリンクから。

どんなゲーム?

Tabletop_Simulator

本作はテーブル上で遊ぶボードゲームなどをシミュレートするものです。

具体的になにができるのニャ?

本作自体はあくまでデジタルボードゲームの開発土台を提供するだけです。

そのためゲームが遊びたいばあいは、自作するか、ワークショップでユーザーが作ったものをダウンロードするか、DLCを購入するかしなければなりません。

なんか面倒くさそうニャ。

自作はたしかに面倒くさいですが、ワークショップにかなりの数のボードゲームがありますので、それをダウンロードするのが一番手っ取り早いとは思います。

また現在40をこえるDLCが販売されているので、自分のお気に入りのボードゲームがあれば購入することができます。

オンラインでフレンドと遊ぶばあいは、基本的にはホストがゲームを持っていればいいので、人数分買いそろえる必要はありません。それとオンラインは最大8人まで同時プレイ可能です。

それは助かるニャ。全員に買わせようと思ったら大変ニャ。でも対戦相手がいないばあいはどうするニャ?

AIは入っていませんので、どうにもなりませんね。

それにカードを捨てたり置いたり、点数を付けたりといった作業もすべて自分たちでやらなければなりません。あくまでシミュレータです。

すごろくで具体例をあげると、

1、サイコロをつかむ。

2、投げて振る。

3、その数だけ自分で盤面上のコマをつかんで進める。

とすべてがマニュアルです。みんながルールを守らないとめちゃくちゃになるのがわかるかと思います。

負けそうになったときにテーブルをひっくり返すということもできますね。

一人で遊びたい人はどうするニャ。

ボードゲームには一人用のものもあるので、それを遊ぶぐらいしかできないかと。

もしくは筆者のようにボードゲームを眺めてニヤニヤしたい人もいますので、対戦相手はかならずしも必要ではないかと思います。

たぶん少数派ニャ。

AI相手に遊びたければ、一人用でも遊べる個別のデジタルボードゲームを買うのがいいですね。本作はあくまで卓上ゲームのシミュレータですから。AI相手に遊べるデジタルボードゲームは以下の記事を参考にしてみてください。

それと本作は、いちおうVRにも対応しています。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「圧倒的に好評(95%、14,624人中)」になっています。

配信されてけっこう時間が経っているのにすごい人気ニャ。まさに圧倒的ニャ。

本作の良かった点については以下のとおりです。

良かった点

・トランプからテーブルトークRPGまでなんでもできる。

・ボードゲームファンには夢のようなツール。

・ワークショップのボードゲームが豊富。

・オリジナルのボードゲームを作って試せる。

気力があれば自作ボードゲームを作って、フレンドと一緒にテストプレイしたり世界に配信したりといったこともできますね。

夢が広がるニャ。

一方、悪かった点については以下のとおりです。

悪かった点

・フレンドがいないとプレイできない。

・操作が難しい。けっこう覚えることが多い。

・カードを並べたりなど自分でぜんぶやらないといけないので面倒くさい。

対戦相手が必要なゲームは、フレンドがいないとどうにもなりませんね。

また1人用のゲームも、自分でカードを並べたりとかでけっこう面倒くさかったりします。

また操作も分かりづらいので、さきに学んでおかなければなりません。初プレイのフレンドに説明するのはけっこうしんどいでしょう。

全体的には好評な作品です。

 

総評

本作は無限の可能性を秘めた卓上ゲームシミュレータです。

物理演算されたテーブルの上でドミノ倒しなど、ボードゲーム以外にも思いつくかぎりのことができるでしょう。

またワークショップのゲームも豊富なので、それらを眺めているだけでも楽しいかもしれません。ただあくまで個人制作のものなので、品質はピンキリです。

本作の操作方法については、筆者もしばらく遊んでいないと忘れてしまうややこしさがあるので、あとでまとめて記事にする予定です。

ボードゲームファンにはおすすめの作品です。