「RimWorld – Anomaly」レビューと評価・感想ーホラー災厄追加DLC【Steam】
『RimWorld』にモンスターやパラノイア、戦争、感染などの災厄を発生させるDLC第4弾「RimWorld – Anomaly」。
Ludeon Studiosによって、2024年4月12日にSteamで配信されました。
『Cities: Skylines』でいうところの「Natural Disasters」みたいな感じですね。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。前回のDLC「RimWorld – Biotech」のレビューは以下のリンクから。
どんなゲーム?
本DLCはゲーム内にモンスターなどの災害を発生させるホラー要素DLCです。
元ネタとなっているのはクトゥルフ神話や、映画の『キャビン』『遊星からの物体X』『ヘル・レイザー』などですね。
公式ストーリーとしては、「あなたの入植者は、うっかり闇のモノリスを目覚めさせ、底しれない力を持つ狂気の機械精神体を喚び起こしてしまいます。その恐るべき事象が世界を脅かす中、新たな現象を研究し、狂気を終わらせる方法を調べながら、この奇妙な出来事を生き延びましょう」とのことです。
プレイヤーは襲い来るモンスターと戦うだけでなく、モンスターを捕らえて収容施設に入れ、研究してその力を得ることもできます。
また入植者が寄生生物に感染され、知らない間に他者へ感染を広げていくなどといった展開もあり、それらをいかにして探し出すかといったこともやらなくてはなりません。
公式サイトの説明は以下のとおりです。
・サイキックの力によって姿を隠し、人間の魂を求める狩人が、壁の外で金切り声を上げ、毎晩新たな犠牲者を捕まえに戻ってきます。接近警報は鳴るものの、その獣の姿を見ることはできません。生物のサンプルを研究し、探知する術を調べましょう。そして、狩人となり、その生き物を退治しましょう。
・巨大な肉状の生物が大地をまたがるように成長し、その震える肉塊でマップ全体を覆い尽くしてしまおうとします。それは獣と酸で己の身を守ります。神経システムのサンプルを戦いで手に入れ、心臓を打ち倒せるようになるまで研究しましょう。
・寄生生物に精神を支配された入植者がいます。ですが、それは誰でしょう?彼らは人間のふりをしながら、他者へ感染を広げていきます。証拠を追跡し、投獄し、尋問し、医学的な検査を行って、手遅れになる前に寄生された人を突き止めましょう。
・あなたの入植者は1人、また1人と美しい黄金のキューブ魅了されていきます。彼らはキューブの像を作り上げ、キューブを崇拝し、キューブを愛します。
・脈動するオベリスクが出現します。その闇の力は謎に満ちており、人間を複製したり、無限に広がる灰色の迷宮へとテレポートさせたり、新たな肉質の器官に暴力的な変異を遂げさせたりします。その力とオーバーロードさせる術を学びましょう。
・あなたの入植者の1人にそっくりな遺体が出現し、その入植者の後をつけ始めます。
他にも奇妙で恐ろしいイベントがたくさん!
あるていどゲームに慣れてからといった感じですね。
ほかにもこのような要素があります。
・恐怖の戦闘
雄叫びをあげるフレッシュビースト、よろめくアンデッドの大群。球状の死の機械、巨大で貪欲な水の獣、人間が塊になったような模造体など、正気を奪うような数多の危険と戦うことになります。通常の人間や機械生命体の敵には、できるかぎりモンスターを活用しましょう。地面に大穴が開いたら、地下に広がる洞窟を探検し、その中に潜む巨大な生物を倒し、崩壊する前に脱出しなければなりません。
・闇の「存在」を捕獲し、施設で研究しよう
モノリスの引き起こす現象を打ち破るには、その力を得る必要があります。巨大な収容施設を作り、モンスターを捕獲して研究し、力を抽出しましょう。頑丈な壁、床、ドアで拡張し、安全に収容できるようにしましょう。捕獲したものの力を抽出して、敵に対して利用しよう…ただし、やりすぎないように!集めた「存在」から新しいリソース「バイオフェライト」を収穫して、実験的なシーラム、火炎放射器やヘルキャットライフル、肉体変異パルサー、狂気誘発武器、その他のヴォイドの力を利用する道具を作りましょう。
・機械精神体に使える崇拝者と戦おう
不気味な崇拝者がやってきて、自殺同然の献身をもってサイキック儀式を行います。あなたの入植者が拐われたり、血まみれの獣が召喚されたり、あなたが狂気に駆られたりする前に阻止しましょう。自分の目的のためにサイキック儀式を行いましょう。あなたが望むのならば、大量の死者を召喚したり、怒りに満ちた血の雨を降らせたり、敵の精神と体力を奪うこともできます。
モノリスの力を増し、ヴォイドへアクセスしよう。新たなエンドゲームでは、世界は狂気に包まれます。すべてが闇に包まれ、影の中には恐怖が蠢くのです。あなたは機械の神と対峙し、運命を選ぶことになるでしょう。
利用できるものは利用するという感じですね。
ちなみに本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(96%、429人中)」になっています。
何もDLCを持っていない状態でこれを買う必要性はあまりありませんが、すでに他のDLCも持っていて、ゲームがぬるいと感じてきたら、アクセントとして入れてみるのもいいのではないかと思います。