『信長の野望・新生PK』武将能力:柳生十兵衛(三厳)の評価は?【武将評価シリーズ・その141】
『信長の野望・新生』武将評価シリーズ第12回目は、小説や講談などの題材にもなっている隻眼の剣豪・柳生十兵衛(三厳)(やぎゅうじゅうべえ(みつよし))です。
実のところ、当時の資料だと隻眼だったという記述がないので、後世の創作という可能性もあります。
そんなわけで能力を見ていきましょう。前回の十兵衛の父・柳生宗矩は以下のリンクから。
人物について
柳生十兵衛(三厳)は慶長12年(1607年)、前回登場した柳生宗矩の子として生まれました。「十兵衛」は通称で、諱は「三厳」ですね。
隻眼といわれていたのは、幼い頃の稽古で目を負傷したからだといわれます。ただ前述のとおり、当時の資料で隻眼であったという記述はありません。
漫画「修羅の刻」に登場する十兵衛は、自ら片目を封じて剣術の訓練をしていましたね。
13歳で徳川家光の小姓となりますが、20歳のころに家光の機嫌を損ねて謹慎させられました。
このあたりは不明ですね。
謹慎が解けても再出仕は認められず、その後は江戸を離れ、11年にわたって剣術の修行をしていたといわれます。このときに全国を放浪したなどの説があり、それが講談や小説の題材となっています。
寛永15年(1638年)、異母弟の柳生友矩が病によって家光に仕えられなくなり、代わりに十兵衛の再出仕が認められます。
寛永19年(1642年)には上泉信綱より始まる新陰流をまとめ、『月之抄』を記します。
正保3年(1646年)に父・宗矩が死去すると、十兵衛が家督を継ぎます。
慶安3年(1650年)に急死。享年44歳だったといいます。死因は不明ですね。
基本ステータスについて
統率:61
武勇:88
知略:48
政務:13
主義:革新
剣豪は統率40台が多いので、けっこう高めに設定されていますね。代わりに政務・知略は低くなっています。
過去作だとほとんど登場せず、ボーナスキャラみたいな立ち位置になっていますね。
戦法・特性について
(戦法)
威圧:敵部隊の攻撃低下。
(特性)
血気:戦場で積極的に部隊攻撃を行う。
(家宰)
練武練兵:部隊の能力上昇、金銭収入減少。
(奉公)
剣豪心得:兵法指南が発令可能、すでに発令可能なら維持費削減。
あまりあつかいがいいとはいえませんね。
総評
柳生十兵衛は猛将タイプの武将です。
武勇88、統率61ありますが、特性は「血気」のみですね。
戦場で役立てていくのがよいでしょう。
次回は柳生宗厳(石舟斎)です。【追記】次回できました。以下のリンクから。