【Steam】『タイムギャル HDリマスター』『忍者ハヤテ HDリマスター』リリース!レビュー・評価・感想
往年のレーザーディスクアドベンチャーゲームがHDリマスターで『タイムギャル HDリマスター』『忍者ハヤテ HDリマスター』として復活!
TAITOによって、2025年4月10日にSteamで配信されました。ニンテンドースイッチでもリリースされています。

今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
レーザーディスク時代のパイオニア
昔、DVDを何周りもでかくしたレーザーディスクというものがありました。
これのチャプター選択をつかって、アドベンチャーゲームを遊ぼうというのが事の発端です。

1983年にはアメリカでアーケード用レーザーディスクゲーム『ドラゴンズレア』が出て、けっこうな人気を博しました。ファミコン版のクソゲーのほうではなく、元ネタのほうですね。

ちなみに『ドラゴンレア』もSteamで配信されていますね。

それで翌年の1984年に、タイトーから登場したのが『忍者ハヤテ』です。東映動画がアニメーションの作成をおこないました。
ゲーム内容ですが、プレイヤーは画面の指示に従って、タイミングよく操作キーとボタンを押していくというものです。
メタ的に見ればただそんだけのゲームなのですが、当時としてはアニメを動かせるということが斬新でした。
入力をミスってゲームオーバーになった場合も、それに対応するアニメーションが流れますので、実際に動かしている感覚になるのですね。

つづいて第2弾として1985年に『宇宙戦艦ヤマト』が登場しました。Steamだと現在リリースされていません。ニンテンドースイッチのほうにはあります。
第3弾として、おなじく1985年に出たのが『タイムギャル』です。『忍者ハヤテ』のスタッフによって開発がおこなわれました。
美少女&SFという、日本人が好きそうな内容だったことからけっこう人気が出て、いろいろな機種に移植されましたね。
ちなみに筆者が一番最初にプレイしたのはメガCD版です。
HDリマスターの特徴
今回のHDリマスターの特徴ですが、グラフィックがHDになってきれいになりました。

それとオプションの「Voice」で、「ARRANGE」と「ORIGINAL」が選べます。
「ORIGINAL」だとアーケード版そのままのオリジナルボイス、「ARRANGE」だと新たに録音されたクリアなボイスを聞くことができます。
定価はけっこう強気
両作品の定価ですが、4,180円とけっこう強気です。

ただリリース記念で20%OFFの3,344円となっています。

こういうゲームはすごく売れるわけでもないので、高めに売らないと採算がとりにくいとは思います。むしろ応援したい人は定価ででも買ってあげてください。
両作品のバンドルは6,688円となっています。ただこちらも20%OFFで5,350円ですね。
まとめ
最近のムーブメントなのか、若い世代がスマホゲーム以外やらなくなったからなのか、近年はレトロゲームの復刻がめだってきました。
ゲーマーの高齢化ということもあり、確実に収益をあげようと思えばレトロゲームの復刻も一つの手とは思います。
ニンテンドースイッチ版のほうは、『宇宙戦艦ヤマト HDリマスター』も入れた3本セットで9,680円(税込)となっています。
『宇宙戦艦ヤマト HDリマスター』をプレイしたい人はニンテンドースイッチ版を購入したほうがいいですね。