EU4のアジア強化DLCで真の中華帝国をめざす(5)「台湾への入植を開始」

2020年3月20日Europa Universalis IV

英宗(政治1/外交1/軍事1)ひきいる明による、朝貢体制構築プレイの第5回。

未プレイの人にもわかりやすく解説。前回は以下のリンクから。



1457年の各国の軍事力。
チャガタイ・ハン国との戦争で減った兵力も回復してトップに。
しかし人的資源(兵にできる人数)がなかなか回復しません。

チャガタイ・ハン国との停戦は1460年まで。
朝貢国にするためにもういちど攻めこみたいので、人的資源も回復しておきたいところ。


翌年にEUおなじみの彗星イベント。
どの選択肢を選んでも国家の安定度-1というバッドイベントです。

そういえば今回の明プレイでは、安定度のあがるイベントがこれまでに1度もありませんでした
西欧国家だと案外多いのですが、そういうものなのでしょうか。

明は反乱が多いので、安定度は1以上を保っておきたい(安定度の最大値は3)。
彗星イベントで減ったぶんの安定度は、君主点をつかって回復しておきます。


明国内の文化分布。
緑色が明の主要文化、黄色が受容できる文化、赤が受容できない文化。

受容できない文化の地域は不穏度があがり、反乱が起きやすくなります。
文化を変更することでこれを防ぐことができますが、宗教がちがうと文化の変更はできません。
そのため宗教の変更が先。

現在、精霊信仰(Animist)を儒教と調和させる作業中ですが、あと30年以上はかかります。
これが終了すれば、精霊信仰の地域を受容可能な文化に変更できます。
ちがう文化で宗教が儒教の地域が4か所あったので、そこだけとりあえず文化変更。


とうとうsplendor(栄華)が800ポイントたまりました

これで国家強化アビリティをなにか1つ手に入れることができます。

取得できるのは、

「不穏度-5」「領土拡張ペナルティ-10%」
「講和時に属国ひきわたしのコストが半分&国境クレームに対してクレーム可」
「戦時徴税コスト-100%」「歩兵に対する騎兵の割合+20%」
「植民地完成時に税・製品・人的資源+1」「首都において戦闘ボーナス+1」

とどれもけっこう強力。

いまのところほしいのは「不穏度-5」なのでこれを取得。
すると国内すべてが不穏度0の平和な世界に

「これって、文化や宗教の改革しなくてもいいような」
と思いましたが、不穏度0でも独立欲求は高いので、やはり改革は必要。

科挙についてのイベント。
っと官吏が必要なので、合格者数を25%増やせという話。

増やすとMeritocracy(実力主義)が増えるかわりに汚職度も増えます。
増やさなければ国家の威信(Prestige)が増えます。
威信を増やしたほうがメリットが多いので、ここは増やさない方向で。

植民地のアイデアをはやく手に入れたいので、ナショナルフォーカスで統治点を+2にします。そのかわり外交と軍事はそれぞれ-1になります。
ナショナルフォーカスはDLC「Res publica」か「Common Sense」を導入すればつかえます。
これで統治点の貯まる速度が速まります。


お金に余裕があるので、市場(Market Place)を各地に建てます。
どこに建ててもコストはいっしょ。
貿易力+50%の効果なので、貿易力の高い地域に建てるのが効果的。


オイラトがウズベクに戦争をしかけました
オイラトは朝貢国なので、領土増やしてくれればこちらの収入も増えます。
がんばってほしい。

つづけざま、海西が建州に戦争
どちらも明の朝貢国。どっちが勝ってもどうでもいいです。


英宗が「スパイ発見+20%」のアビリティを取得。
さいごにまともな能力がきました。


1460年になって、チャガタイ・ハン国との休戦協定がおわりました
戦争を考えていたところに、チャガタイ・ハン国の属国であるヤルカンドから「独立したいから手伝ってくれ」と申し出がきます。
とつぜんのうらぎりイベントでおいしい展開に。
もちろん受けます


アイデアをとることができるようになったので、探検のアイディアをとります。
これで植民できるようになりました
さきに台湾を植民地化して、それからフィリピンをめざします。


独立戦争開始。
明&ヤルカンド(9万6千) VS チャガタイ・ハン国(3千)
これは楽勝。


どんどん攻めこんで全領土征服。
ヤルカンドの独立が成功したので、さっそくヤルカンドに外交官をおくって朝貢国にします
チャガタイ・ハン国は他国の便乗戦争にまきこまれているので、それがおわったら外交官をおくって朝貢国に。


賄賂イベント。
868ダカットとけっこうな額をもらえますが、もらわないと汚職度-1。
汚職減らしたほうがいいので、ここは「もらわない」で。


とくにこれといったこともなく1466年。
アドバイザーが2人亡くなったので、こんどはレベル3のアドバイザーを2人雇います。
このあとでさらにまた1人亡くなったので、さらにレベル3アドバイザーを雇い、全員をレベル3に。

そろそろ日本侵攻も考えて、スパイもおくっておきましょう。


1469年、台湾南部の植民地化達成。
そのあいだにイベントで台湾中部にも入植してしまいました。
入植すると、入植者を送らなくても維持費にけっこうな金銭コストが発生します。

現在つかえる入植者は1人。1か所にしか送れません。
フィリピンのマニラがとりたかったのですが、2か所同時に入植状態にするとコストが2倍になってしまうので、さきに台湾中部の入植をおわらせることにします。
西洋国家がフィリピンをとりにこないことを祈ります。


1670年。朝貢国の海西(Haixi)が調子にのって領土をひろげまくっています。
システム的に朝貢国どうしのたたかいに介入できないので、やりたい放題です。
このあたりは懲罰戦争などの開戦理由をパッチでくわえてほしいところです。


Mandate(天命値)が100近くになりました。
80以上になると、50と安定度1を消費することで改革がおこなえます。
50以下になるとペナルティが発生するので、100近くまで待っていました。

さっそく「改土帰水(Introduce Gaituguiliu)」の改革をおこないます。
効果は、年間のMeritocracy(実力主義)が+0.5

ちなみに改土帰水ですが、朝廷が地方現地民の酋長に「土官」という位をあたえて、原住民自身で原住民を管理させていました。
これを廃し、中央から派遣した官僚に地方統治をさせて支配を強めようという政策です。

中央から派遣された官僚は、長年統治させて権力をもってしまうことを防ぐために、各地を転々とさせていたことから「流官」とよばれてしました。

土官を廃し、流官による朝廷の地方支配がこの改革の要点。
そのため、Meritocracy+0.5なのでしょう。

改革をおこなおうと思って、ちょっと考えなおしました。
いま改革で安定度をさげてしまうと、各地で反乱勃発です。
統治ポイントで安定度をあげることができますが、いま必要な量がありません。
統治ポイントがたまるまで待ってからにします。


splendor(栄華)がまた800たまりました。
「植民地完成時に税・製品・人的資源+1」
の能力をとっておきます。
これで植民地ボーナスがはいります。


日本侵攻の足がかりですが、北海道のアイヌはどことも同盟をむすんでいません。
ここを朝貢国にして兵をおくり、北海道から本州へ向かって進軍するルートをとろうと思います。

海の向こうなので「朝貢国じゃないから」の開戦理由がつかえないようです。
とりあえずアイヌの独立保障をして、足利幕府にアイヌがとられないようにしておきます。
とりにきたらそれを理由に日本と開戦します。

第5回はここまで。
次回は台湾入植をおわらせ、フィリピン入植と日本侵攻をねらおうと思います。