【CK3プレイレポ】女伯マティルダでカノッサの屈辱#1ー神聖ローマ皇帝にご機嫌伺い
カノッサの屈辱で有名なトスカーナ女伯・マティルダ(マティルデ・ディ・カノッサ)での『CK3』プレイレポです。

ゲームのシステム上仕方がないところですね。歴史上では女伯ですが、そうはいってもイタリア一帯の大きな領土を保有しているので、ゲーム上は伯爵を束ねる公爵になっています。
それでは1066年スタートでプレイしていきましょう。
マティルダ女伯でカノッサの屈辱#1
マティルダとは?
名前はマティルデ・ディ・カノッサ。トスカーナ女伯で、カノッサ家最後の血筋です。
前述のようにゲーム上は「公」ですが、歴史上は「伯」です。
トスカーナ辺境伯・ボニファーチオ4世の娘でしたが、1052年、10歳にも満たない頃に父が暗殺されました。
母のベアトリクスは庇護をもとめて、1055年にロートリンゲン公(髭公)・ゴットフリート3世と再婚。
マティルダ自身も、ゴットフリート3世の息子・ゴットフリート4世(せむし公)と婚約させられます。ゲーム開始時の配偶者ですね。

1069年に正式に結婚しましたが、ただ夫婦仲が悪く、1076年にはゴットフリート4世が暗殺されます。マティルダがやったともいわれています。

翌年の1077年には、ローマ教皇・グレゴリウス7世と、神聖ローマ皇帝・ハインリヒ4世の対立が本格化。
教皇派であるマティルダは、グレゴリウス7世をカノッサ城にかくまいます。
これに対して、教皇に破門された神聖ローマ皇帝・ハインリヒ4世は、雪の中、カノッサ城まで裸足で歩いてきて許しを乞うたといいます。
当時、破門されることは人権を奪われるのとおなじなので、皇帝という身分ならいつ反対派に殺されてもおかしくないような状況になってしまうのですね。

実際、ザクセン公などドイツ諸侯がこれを機に、ハインリヒ4世を廃して新しい皇帝を決めようという話が持ち上がります。これを回避するためにも、教皇に謝る必要があったのですね。
破門は解いてもらったのち、ハインリヒ4世は反対派のドイツ諸侯を制圧。
さらには兵をととのえて、本格的に教皇領へと侵攻。ローマを取り囲みます。

この時代は基本くそ野郎が多いですね。それだけ生きることに必死だったのでしょう。だれも信用してはいけない世界です。
このときの戦争で、マティルダは教皇側でたたかいましたが、トスカーナを失ってしまいます。ハインリヒ4世の侵攻は繰り返され、領土の多くを切り取られてしまいました。
1115年に死去。後継者不在だったので、カノッサ家の血筋はここで途絶えてしまいました。

開始早々から不穏な空気
ゲーム開始後、すぐにゴットフリート4世との結婚についてのイベントが起こります。そして史実通り、「結婚後に暗殺」の選択肢も(選ぶと暗殺成功確率が上がる)。

とりあえず「結婚後に暗殺」することにしました。ちなみに暗殺の協力者には母のベアトリクスをつけておきました。当人はゴットフリート3世と結婚している状態です。

領土はこんな感じで、イタリア北部の広大なトスカーナ一帯を支配しています。直轄地は6つもあり、上限の5つをいきなり超えていますね。

ちなみにマティルダの能力ですが、
交渉13、軍事9、管理15、謀略11、学識25
と学者タイプですね。
当然ライフスタイルは学識を取っていきます。神学者のパークは最初から全部埋まっていて、中央の学者も途中まで取ってますね。
しばらく時間を進めると、夫(ゴットフリート4世)の暗殺に成功。
「死ぬのが遅い!」とまで言い放ちます。

再婚相手を見つける
無事(?)夫の暗殺に成功しましたが、後継ぎがいないと史実どおりカノッサ家は途絶えてしまいます。
そこで適当な相手を婿養子として再婚相手に迎え入れることにします。ジャフレズという誰かよくわからない人を選択しました。

その一方で、封臣のボテスタというこれまたよくわからない男にいいよられます。誘惑の謀略ですね。ぜんぶ拒否でいきましょう。
ガーデニングの趣味を持つことにしたマティルダ。これによって薬師の特性が身につきました。病気に強くなります。
神聖ローマ皇帝にご機嫌うかがいの旅
封臣たちの忠誠度も高く、やることがなくなってきたので、カノッサの屈辱の当事者である神聖ローマ皇帝・ハインリヒ4世の城までご機嫌うかがいに行くことにしました。マッシモという男を従者にします。
雪山で占い師のテントに遭遇。占いをすると50%の確率で旅が良くなりますが、50%の確率で悪くなります。
運試しをしてみたところ、旅が悪くなるデバフを得ました。
この辺りで最強を名乗る傭兵団とその団長・フンベルトに遭遇。態度は無礼ですが、実力は「傑出」。金を払って護衛として雇うことにします。
神聖ローマ皇帝・ハインリヒ4世の城に到着。どことなく学芸会のような安っぽさが漂っています。とりあえず口先だけで忠誠を誓っておきます。
そんなわけで今回はここまで。