『信長の野望・新生PK』武将能力:北畠具教の評価は?【武将評価シリーズ・その132】
『信長の野望・新生』武将評価シリーズ第132回目は、北畠具教(きたばたけとものり)です。
過去作ではおっさん顔でしたが、前作「大志」からいまの顔グラになっていますね。「剣豪」としての面を強調する形になっています。
そんなわけで能力を見ていきましょう。前回の九鬼嘉隆は以下のリンクから。
人物について
北畠具則は享禄元年(1528年)、北畠晴具の嫡男として生まれました。
天文22年(1553年)に父・晴具が隠居したことで、家督を継ぐこととなります。
以降、伊勢国を支配していた長野工藤氏や、志摩国の九鬼氏を攻め滅ぼし、伊勢志摩一帯を掌握しました。
一方で具則は、全国から剣豪を招いて交流を深めました。塚原卜伝からは秘剣「一之太刀」を学んだことは有名ですね。
ほかにも上泉信綱や宝蔵院胤栄、柳生宗厳など、名だたる剣豪と交わりを結んでいます。
そんなおり、織田信長が伊勢へと勢力を広げてきます。
具則は徹底抗戦のかまえを見せますが、兵糧攻めによって降伏。
信長は降伏条件として、次男の茶筅丸(織田信雄)に北畠家の家督をゆずるよう命じたのです。
具則は信長に服従しながらも、反撃の機会をうかがっていました。
しかし信長も、邪魔になった具則を暗殺しようと画策していたのです。
そして天正4年(1576年)、信長の命を受けた具則の旧臣たちが、具則を襲撃しました。こうして殺されてしまったのです。享年49歳でした。
逸話では、このとき具則は19人の敵兵を斬り殺し、100人に手傷を負わせたとのことです。
基本ステータスについて
統率:71
武勇:81
知略:33
政務:46
主義:保守
個人技と戦争は違いますしね。武勇も本人の強さというわけではありませんし。
過去作でも統率・武勇は60~70ぐらいで、あまり高くはありませんでしたね。
戦法・特性について
(戦法)
威圧:敵部隊の攻撃低下。
(特性)
能弁:外交取次時の信用上昇量増加。
攻勢:自部隊の攻撃上昇。
数奇:家宝をまれに入手。
(家宰)
早兵糧:部隊の能力上昇、腰兵糧日数減少。
(奉公)
国司の教え:国司の治が発令可能、すでに発令可能なら維持費削減。
剣豪と交流していたことで、外交的な人物と評価されたのかもしれませんね。
総評
北畠具則は猛将タイプの武将です。
武勇81・統率71ですが、知略は33と低いです。「攻勢」があるので、野戦で活躍させていくとよいでしょう。
また「能弁」もあるので、外交にもつかっていくとよいとは思います。
次回は村上武吉です。【追記】次回できました。以下のリンクから。