『三國志14』武将能力:孫乾の評価はいかに?【三国志武将評価シリーズ・その139】|三国志14
『三國志14』三国志武将評価シリーズの第139回目は、劉備の外交官である孫乾(そんけん)についてお届けします。前回の簡雍は以下のリンクから。
人物について
孫乾、字は公祐(こうゆう)。青州・北海郡の人です。
劉備が徐州の刺史に任じられたとき、鄭玄の推挙によって、従事として劉備に仕えました。それから劉備に従って各地を転々とします。
劉備が曹操のもとを離れ、袁紹に身を寄せようとしたときには、孫乾は麋竺とともに使者として袁紹のもとへと向かいました。
劉表はこの事態を危惧し、袁尚に対して、
「劉左将軍(劉備)や孫公祐(孫乾)とこのこと(袁家の争い)について議論するたびに、心を痛めないことはありませんでした」
と手紙を送っています。このころ、劉備は劉表のもとに身を寄せていました。
劉備が蜀を平定したのちは、孫乾は秉忠将軍に昇進しました。これは糜竺に次ぐ位で、簡雍と同等の礼遇でした。
それから間もなくして、孫乾は死去しました。
『三国演義』のほうだと、出番は多くなりますね。
『三国演義』だと、徐州の陶謙が、死ぬ間際に孫乾を劉備に紹介したことになっています。孫権は外交だけでなく、さまざまな場面で策を提案し、軍師のような活躍もしています。
また、徐庶が曹操のもとへ行くことになったとき、
「徐庶は内情を知っています。殺すべきです」
と劉備に進言しています。劉備はこれを拒否しました。
今回はそんな孫乾の能力を見ていきましょう。
基本ステータスについて
統率:34
武力:33
知力:78
政治:84
魅力:87
主義:礼教
政策:縦横術(Lv4)(外交交渉時に要求される金、兵糧の量が減少)
親愛武将:簡雍、麋竺、劉備
政治・魅力は80オーバーで、知力も80近くあり、簡雍より一ランク上といった能力ですね。
シリーズの1では魅力34とかなり低い評価だったのですが、『三國志2』以降からは90前後の高い数値になっています。
文官としては上の下といったところでしょう。
個性について
能吏:地域担当官に任命したさい、かかる費用が減少。
人脈:登用、探索にかかる日数が短縮。
論客:外交で優遇。
「論客」のみだった簡雍と比べると、登用や地域担当官としての活躍も期待できますね。
陣形と戦法
方円、衝車
都市攻めのサポートができるかと。
挑発:「挑発」付与。対拠点可。
鼓舞:味方の士気アップ。対拠点可。
衝車:耐久ダメージ。対拠点可。
必要に応じて兵器での出陣をさせてもいいとは思います。
総評
孫乾は文官タイプの武将です。政治・魅力は80台で、知力も78あります。
個性では「能吏」「人脈」「論客」があるので、地域担当官や探索・登用、外交を有利にこなすことができます。
統率・武力は30台と低いですが、「衝車」があるので都市攻めをサポートさせるのもいいでしょう。
次回は麋竺を予定しています。【追記】次回出来ました。