『三國志14』武将能力:何氏の評価は?【三国志武将評価シリーズ・その174】|三国志14
『三國志14』三国志武将評価シリーズの第174回目は、何進の異母妹で霊帝の皇后となった何氏(かし)についてお届けします。前回の何進は以下のリンクから。
人物について
何氏は前回の何進の異母妹で、霊帝の皇后となった女性です。
もともと屠殺業の家系でしたが、同郡の宦官である郭勝の後押しによって、後宮へ入ることができました。
『後漢書』では、何氏の身長が七尺一寸(約163cm)と記載されています。
当時では長身の女性だったのかもしれませんね。
何氏は劉弁を生み、のちの少帝となります。
何氏は気が強かったことから、後宮の女性たちは皆恐れていました。
霊帝の皇后は宋氏ですが、讒言によって廃されてしまいます。
以降、何氏が皇后となりました。
のちに、霊帝の側室である王美人が劉協(のちの献帝)を生みます。
何氏は嫉妬し、王美人を毒殺してしまいました。
霊帝は激怒し、何氏を廃そうとしましたが、宦官のとりなしによって事なきを得ました。
霊帝が亡くなり、息子の劉弁が少帝として即位すると、何氏は皇太后となります。
劉協を推していた霊帝の母・董氏と対立していましたが、のちに洛陽から追放してしまいました。
また、何進が宦官を排除しようとすると、何氏は宦官の味方につきました。このことから何進とも対立することとなります。
この政権争いで何進は宦官に殺され、また何氏に圧力をかけるために呼び込んだ董卓が都入りしてしまいます。
董卓は少帝を廃し、同姓である董氏が推していた劉協を即位させました。
さらにこののち、何氏は劉弁ともども、李儒によって毒殺されてしまいます。霊帝の陵に埋葬されると、董卓は副葬品を奪っていったといいます。
今回はそんな何氏の能力を見ていきましょう。
基本ステータスについて
統率:32
武力:34
知力:65
政治:67
魅力:60
主義:名利
政策:縦横術(Lv1)(外交交渉時に要求される金・兵糧の量が減少)
知力・政治・魅力は60台ありますので、内政はそこそこできそうですね。
初登場は『三國志12』で、そのときは統率51、政治73ありました。
個性について
徴税:地域担当官に任命すると、金が上昇しやすい。
浪費:自ユニットの兵糧消費が増加。
強欲:自身の俸禄が増加。
高慢:一定兵数以下で自ユニットの全能力が低下。
「強欲」持ちですが、「徴税」があるので後方の都市の支援をするのもいいでしょう。
陣形と戦法
雁行
「浪費」持ちなので、できれば出陣させたくありませんね。
混乱:「混乱」付与。対拠点可。
出陣させなくていいかと。
総評
何氏は文官タイプの武将です。知力・政治・魅力は60台あり、人手不足であればそこそこ使えるでしょう。
個性には「浪費」「高慢」があるので、出陣させるメリットはあまりないでしょう。
ただ「徴税」があるので、地域担当官として配置してもいいかと思います。
次回は何進の孫の何晏を予定しています。【追記】次回出来ました。