『信長の野望・新生PK』武将能力:織田信勝(信行)の評価は?【武将評価シリーズ・その181】

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『信長の野望・新生』武将評価シリーズ第181回目は、信長の弟である織田信勝(信行)(おだのぶかつ(のぶゆき))です。

信長と後継者争いをしたのニャ。

コンプリートエディションの新シナリオ「天文風雲録」 でちょっと脚光を浴びる形となりました。斎藤道三が信長にあとを継がせるという仮想シナリオで、反発した嫡子・斎藤義龍が信勝を擁立するというものですね。

そんなわけで能力を見ていきましょう。前回の戸沢盛安は以下のリンクから。

 

人物について

織田信勝は織田信秀の三男(もしくは四男)として生まれました。信長のすぐ下の弟にあたります。母は土田御前ですね。

小説などでは奇行の多い信長に対して、信勝は対照的に礼儀正しい人物として描かれることが多いですね。

まじめキャラなのニャ。

一般には「信行」とも呼ばれていますが、同時代の資料でこの名は出てきません。本作では「信勝」になっています。

信秀は、信長に那古野城主をまかせ、自身は末森城をあずかっていました。

やがて信秀が亡くなります。

父の葬式のときに、信長が仏前で抹香を投げつけるという奇行に走る一方、信勝は礼儀正しくふるまっていたといいます。

性格が正反対なのニャ。

信秀があずかっていた末森城ですが、信勝が継承することとなります。柴田勝家など重臣も信勝側についていました。

信勝と信長の対立は次第に深まっていきます。

弘治2年(1556年)、斎藤義龍が父・斎藤道三を破って権力を掌握すると、信長の全面対立に移っていきます。

信勝はこの機会において、柴田勝家、林秀貞らとともに、信長への攻撃をしかけます。

しかし「稲生の戦い」で信長に敗れ、母・土田御前のとりなしで一命をとりとめることとなりました。

以降はおとなしくしていたものの、義龍とは連絡をとりあって機会をうかがっていました。

やがて謀反を企てますが、永禄元年(1558年)に信長が仮病をよそおって信勝を城へ誘い、そのまま殺されてしまいました。

変なところで律儀なのが災いしたのニャ。

 

基本ステータスについて

統率:37
武勇:38
知略:64
政務:55
主義:保守

凡将という感じニャ。

知略・政務は悪くないので、内政で使っていけるでしょう。

 

戦法・特性について

(戦法)
足止:敵部隊の機動低下。

(特性)
防災:同一城に属するすべての郡で災害回避上昇。

(家宰)
重商主義:市の商業上昇、農村の石高減少。

(奉公)
織田伝:天下布武が発動可能。すでに発令可能なら維持費削減。

「防災」持ちなのニャ。

災害が多そうなところにでも配置しておけばいいですね。

 

総評

織田信勝は文官タイプの武将です。

武勇・統率は低いですが、知略・政務は60前後あります。

「防災」もあるので、災害の多そうなところに配置して内政をさせるのがいいとは思います。

信長とは戦わないほうがいいのニャ。

次回は明石全登です。