CK2のDLC「Rajas of India」でのインド諸侯プレイと感想【初心者向けCrusader Kings II】

2020年1月7日Crusader Kings Ⅱレビュー

Crusader Kings II(CK2)』のDLC「Rajas of India」は、マップを拡張してインドを追加し、インド諸侯でのプレイを可能にするものです。2014年3月25日にSteamで配信されました。

今回は本DLCのレビューとプレイしてみた感想を書いていきます。

 

DLCの内容

CK2はバニラのままだと、イギリスとヨーロッパ周辺のマップしかありません。

本DLCを導入することにより、インドマップが追加されます。モンゴルや中国近辺までマップを拡張するDLC「Horse Lords」と双璧で、CK2において重要なDLCとなっています。

またこれに伴い、ジャイナ教や仏教、ヒンドゥ教などのインド宗教も追加されました。さらに宗教イベントも発生するようになります。ヒンドゥ教ではグルを雇うことができます。

インド特有のイベントも起こります。虎狩りをおこなうこともできるようになります。CK2はストラテジーゲームというよりも、テキストイベントゲームなので、イベントが増えるのは良いことです。

また遊牧民のように側室を3人持つことができます。側室がいたほうが子孫が途絶えにくくなります。

 

ファーストインプレッション

とりあえずてきとうなインド諸侯でプレイして、インドを半分ほどとってみました。

初プレイ時の感想ですが、遊牧民のように側室を3人もてる以外は、基本的なプレイ感覚は西欧諸侯とあまり変わりがありません。

遊牧民のように自由に敵に攻め込めるわけでもないため、基本的には開戦理由を探して普通に戦争するだけです。

それと戦争においては象兵をつかえるという特徴がありますが、コストがけっこう高いです。コスト面からすると、おなじ価格でパイク兵を雇ったほうがいい気がします。

ただやはりマップがひろくなるというのは、それだけでもうれしい感じがします。

EU4をやっていると、さすがに西欧マップだけではものたりなくなってきます。

 

EU4へのコンバート実験

インドプレイをしばらく続けてから、データをEU4へコンバートしてみました。コンバートにはEuropa Universalis IV Converter」というDLCが必要です。

反乱軍の領土が存在する状態でEU4にコンバートするとどうなるのかためしてみましたが、EU4上では反乱軍は属国になるようです。

反乱軍なのに属国なのかニャ。

ただ独立欲求は100%です。反乱を起こすのも時間の問題というやつですね。

 

戦国時代MODの導入

CK2には日本の戦国時代MOD「Nova Monumenta Iaponiae Historica」というものがあります。これを導入するためには本DLCが必要です。

ためしに導入してプレイしてみましたが、昔あったParadox社の『Sengoku』というゲームの進化版みたいな感じでした。1493~1582年までの戦国大名でのプレイが可能になります。

なかなか作り込まれていて、これだけのために本DLCを買ってもいいのではないかという出来です。それと毛利元就のステータスが異常に高いのが気になりました。毛利推しなのでしょうか。

イベントのグラフィックもちゃんと日本のものに変更されるという徹底ぶり。おすすめMODです。

 

まとめ

本DLCはインドプレイを強化するものです。

ただインドに興味がなくても、マップを拡張するという意味で導入するのもありとは思います。

インド諸侯プレイ自体は、西欧諸侯とそこまで大きな違いが感じられませんでした。遊牧民でのプレイは完全に別物でしたが。

戦国時代MODはまだやりこんでいませんが、いずれプレイ日記などもアップしたいと思います。