『Dota Underlords』正式版配信!評価は「非常に好評」:遊び方を簡単に解説【ゲームレビュー】

2020年5月26日ゲーム解説レビュー

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オートチェス対戦ゲーム『Dota Underlords』。2019年6月21日にValveによって早期アクセス版が配信されました。

そして2020年2月26日に早期アクセスを終了し、正式版としてシーズン1が開始しました。

今回は早期アクセス終了を記念して、本作のレビューと感想、評価をお届けします。またルールについても簡単に解説します。前回のレビュー記事は以下のリンクから。

 

どんなゲーム?

オートチェスとは?

動画名

本作はもともと『Dota2』のMOD「Dota Auto Chess」を、Valveがスタンドアローンの製品として開発したものです。

「オートチェス」という名前が示すとおり、ユニット(ヒーロー)が自動で戦ってくれます。

あまり聞いたことないジャンルニャ。自動で戦うなら、プレイヤーはなにをするニャ。

プレイヤーのすることは非常にシンプルで、バトル前のヒーローの購入と配置です。

ショップに並んでいるヒーローは5人で、欲しいのがなければ2ゴールドを払うことで入れ替えができます。

ゲームのルールは?

流れを書くと以下のようになります。

1、ショップで好きなヒーローを買います。

2、買ったら盤面に置きます。

3、相手もおなじことをします。

4、時間が来たら自動的に戦ってくれます(見てるだけ)。

5、負けたほうはライフが減ります。

以上を繰り返すゲームです。

ゲームは8人のプレイヤーがランダムで、1対1でぶつかる形になっています。

ライフが0になった人から脱落していき、最後に残った一人が勝者です。

麻雀のような要素

本当にシンプルニャ。運ゲーニャ?

運要素もありますが、戦略もあります。

ヒーローは「星1」というレベルから始まり、おなじヒーローを3体集めると「星2」にレベルアップします。同様に「星2」を3体で「星3」になります。

ショップに並ぶヒーローは、全プレイヤーがおなじプールから取ってきています。

各ヒーローの数が決まっているので、相手が押さえてしまったばあいは、来ないヒーローを延々と待ち続けることになります。

麻雀みたいなものかニャ。

そうですね。

さらにいえば、麻雀のような「役」もあります。

各ヒーローにはアライアンスがいくつか設定されています。

おなじアライアンスのヒーローを盤面に並べると、バフがかかります。星2のヒーローでも星3に勝てたりします。

他にも経験値を稼いでプレイヤーのレベルアップをするなどの要素もあります。レベルが上がると、盤面に置けるヒーローの数も増えます。

またアイテムの装備もありますね。

無料ですし、じっさいに1回プレイすればわかると思います。ゲーム自体はシンプルです。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(84%、78,575人)」です。

良かった点について以下にまとめます。

良かった点

・オンライン人数が多く、対戦相手に困らない。マッチングも速い。

・シンプルで奥の深いゲーム性。

・初心者から上級者まで楽しめる。

・麻雀的な中毒性と面白さ。

この手のオンライン対戦ゲームで重要なのは、やはり「対戦相手がいること」でしょう。

本作は数万というプレイヤーがいますので、対戦相手に困ることはないかと思います(いまのところは)。

ゲーム性もシンプルで、誰でも楽しめるゲームなのも良い点ですね。

それと麻雀のように3つそろえたり、役をそろえたりというのもあり、運要素もあるので、中毒性の高いゲームになっています。

悪かった点については以下のとおりです。

悪かった点

・試合に時間がかかりすぎる。30分~1時間ぐらいかかる。

・運要素が強すぎる。

・日本人プレイヤーが少ない。

・ゲームの流れが遅い。準備時間が長すぎる。

悪かった点として多く挙げられているのは、やはりゲーム時間の長さでしょう。

1プレイ30分~1時間は覚悟する必要があります。一般的なMOBAゲーム並みの長さです。

まとまった時間が取りにくい人には厳しいゲームですね。これが理由で離れていく人もいます。

 

総評

本作はシンプルなゲーム性ながらも、奥の深いゲームです。

また麻雀のような役をそろえる楽しさや運要素、中毒性もあります。

問題点としては、やはり1試合の長さでしょう。忙しい人やまとまった時間が取りにくい人には厳しいかと思います。

なにはともあれ、無料プレイできるので、一度は体験してみるといいとは思います。