『信長の野望・新生』武将能力:馬場信春(信房)の評価は?【武将評価シリーズ・その70】
『信長の野望・新生』武将評価シリーズ第70回目は、武田四天王の一人である「不死身の鬼美濃(馬場美濃)」こと馬場信春(信房)(ばばのぶはる(のぶふさ))です。
そうですね。40数年の間に70回を超えるいくさに参加しましたが、かすり傷すら負わなかったといわれます。
そんなわけで能力を見ていきましょう。前回の柿崎景家は以下のリンクから。
人物について
馬場信春は教来石信保(馬場信保)の子として生まれました。生年月日はさだかではありません。
武田信玄の父・武田信虎の時代から仕えており、天文10年(1541年)には信玄の信虎追放に加わっています。
また武田家の軍師・山本勘助から城取の奥義を伝授されたともいわれています。上杉謙信との「川中島の戦い」において、「啄木鳥戦法」を勘助とともに信玄に進言したともされていますね。
永禄5年(1562年)には、隠退した原虎胤に代わって美濃守となり、「馬場美濃守信春」と名乗りました。
信玄が亡くなり、武田勝頼があとを継ぐと、信春は山県昌景らとともに勝頼に仕えます。しかし勝頼からは疎まれていました。
そして運命の「長篠の戦い」。待ち構える織田信長・徳川家康連合軍相手に、無謀なたたかいを挑む勝頼を山県昌景らとともに諫めますが、聞き入れてもらえません。
馬場隊は佐久間信盛の部隊を攻撃し、陣取っていた丸山を奪取しました。しかし数で劣る武田軍は次第に劣勢となっていきます。
信春は勝頼を退却させたのち、しんがりをつとめて討ち死にしたといいます。『信長公記』では「馬場美濃守手前の働き、比類なし」と、その武勇をたたえています。
基本ステータスについて
統率:90
武勇:85
知略:88
政務:75
主義:革新
統率90で、武勇・知略も80台と高く設定されていますね。
また政務も75ありますので、武力一辺倒の武将ではありません。
過去作だと統率・武勇が70台のときもけっこう多かったのですが、本作では高い数字に設定されています。
戦法・特性について
(戦法)
罵声:敵部隊の防御低下。
(特性)
鬼美濃:合戦で自部隊への戦法でのダメージと混乱を無効化。
用兵:敵部隊を挟撃中、自部隊の攻撃上昇。
馬術:自部隊の騎馬LV上昇。
「鬼美濃」は防御スキルですが、敵の戦法を無効化してしまうという地味に強力な能力です。無傷エピソードを反映したものになっていますね。
総評
馬場信春はバランスのとれた武将です。
統率は90あり、武勇・知略も80台と高く、政務も75あります。
また固有スキル「鬼美濃」によって敵の戦法を無効化できてしまうため、戦場で大いに活躍できるでしょう。
次回は高坂昌信です。【追記】次回出来ました。以下のリンクから。