『信長の野望・新生』武将能力:成田甲斐(甲斐姫)の評価は?【武将評価シリーズ・その96】
『信長の野望・新生』武将評価シリーズ第96回目は、成田長親とともに忍城を守った成田甲斐(甲斐姫)(なりたかい(かいひめ))です。
映画「のぼうの城」にも登場していますね。
そんなわけで能力を見ていきましょう。前回の成田長親は以下のリンクから。
人物について
成田甲斐(甲斐姫)は忍城城主・成田氏長の娘です。元亀3年(1572年)に生まれたといいます。
成田氏長の父・成田長泰は、成田長親の父・成田泰季の兄なので、長親とは親族関係になります。
映画はあくまでフィクションですね。そもそも長親には妻子がいます。
成田氏長には息子がいなかったため、長身な甲斐姫を息子代わりに育て、武術を習わせていました。
そして19歳のころ、豊臣秀吉による小田原征伐が開始されます。
北条氏に従っていた父・成田氏長は、小田原城を守るために出陣。代わりに長親の父・成田泰季が忍城の城代をつとめました。
やがて石田三成の二万の軍勢がおしよせてきます。
この状況の中、成田泰季は高齢のために死去。甲斐姫は家臣と相談し、氏長を代わりの城代とします。しかし実質的には、軍の指揮は甲斐姫がとっていました。
三成は堤をつくり、忍城を水攻めにしようとしました。しかし堤が決壊するなどで、逆に自陣に被害を出してしまいます。
そこへ秀吉からの援軍、浅野長政の軍が到着。忍城前までおしよせてきました。
甲斐姫は名刀「浪切」を手に、200ほどの兵を従えて出陣。浅野長政の軍を追い払い、自身も多くの敵将を討ち取ったといいます。
さらに真田昌幸・真田幸村の親子や、長束正家の援軍が加わるも、そのたびに甲斐姫が撃退しています。
しかし小田原城が先に落ちてしまったことにより、忍城も降伏。秀吉は甲斐姫の武勇伝を知り、側室に加えたといいます。
ただこれらの話はフィクションも入っているようで、実際のところ甲斐姫がこれほどの活躍をしたのかは不明です。また死期も不明です。
基本ステータスについて
統率:80
武勇:83
知略:66
政務:56
主義:革新
どちらも80台ですね。戦闘では十分活躍できるでしょう。
戦法・特性について
(戦法)
用心:自部隊の防御上昇。
(特性)
姫武者:所属城が交戦中、敵部隊が包囲中でも反撃可能。
堅陣:合戦で積極的に要所・退き口を防衛。
馬術:自部隊の馬術LV上昇。
忍城包囲中に反撃しまくっていたことから、包囲中でも反撃できるというそのままのスキルになっています。
「堅陣」「用心」など守備スキルも持ち合わせていますね。
総評
成田甲斐は武勇と守りに優れた武将です。
統率・武勇は80台あり、「姫武者」「堅陣」「用心」といった守備スキルもそろっています。城の守りとして活躍していけるでしょう。
次回は浅野長政です。【追記】次回出来ました。以下のリンクから。