『信長の野望・新生』武将能力:南部晴政の評価は?【武将評価シリーズ・その107】
『信長の野望・新生』武将評価シリーズ第107回目は、南部氏の最盛期を築き上げた南部晴政(なんぶはるまさ)です。
そんなわけで能力を見ていきましょう。前回の津軽為信は以下のリンクから。
人物について
南部晴政は永正14年(1517年)、南部安信の嫡男として生まれました。
天文8年(1539年)に上洛し、室町幕府12代将軍・足利義晴から「晴」の字を賜ったことにより「晴政」と名乗っています。
天文9年(1540年)には戸沢政安を追放し、斯波経詮を討ち破って岩手郡を手中に収めます。
以降、勢力の拡大を続け、北は青森県下北半島あたりから、南は岩手県北上川中央部までの領土を所有することとなります。
その領土の広さから、三日月のころに領土に入ると、領土を通過するには満月になるころまで歩かなければならないことから、「三日月の丸くなるまで南部領」と謳われました。
しかし元亀元年(1570年)、実子の南部晴継が生まれると、これまで養子にしていた南部信直(石川高信の子)を疎んじるようになります。
そしてこのどさくさに紛れて元亀2年(1571年)、前回の津軽為信が石川高信を討ち取り、さらに周囲の南部系豪族の領土を奪っていきます。晴政は信直との不仲からか、自ら助けに入りませんでした。
信直との確執は続き、対立は晩年まで続きます。
天正10年(1582年)に病死。享年66歳でした。
あとを継いだのは実子の晴継ですが、同年に13歳の若さで亡くなってしまいます。信直による暗殺説もありますね。
基本ステータスについて
統率:84
武勇:80
知略:47
政務:40
主義:保守
統率・武勇が80台、知略・政務が40台と、わかりやすい感じになっていますね。
過去作では統率・武勇が70台のときもありましたが、本作ではどちらも80台と評価されています。
戦法・特性について
(戦法)
用心:自部隊の防御上昇。
(特性)
能弁:外交取次時の信用上昇量増加。
攻勢:自部隊の攻撃上昇。
馬術:自部隊の騎馬LV上昇。
織田信長に使者を出してよしみを結んだことからでしょう。
「用心」「攻勢」と攻守そろったスキルもありますね。
総評
南部晴政は武勇に優れた武将です。
統率・武勇は80台ありますが、一方で知略・政務は40台です。
スキルは「用心」「攻勢」といった戦闘系だけでなく、「能弁」もありますので、上手く使っていくのがいいでしょう。
次回は南部信直です。 【追記】次回出来ました。以下のリンクから。