『三國志14』武将能力:劉焉の評価はいかに?【三国志武将評価シリーズ・その131】|三国志14

2020年5月23日

ryuuen

『三國志14』三国志武将評価シリーズの第131回目は、蜀の統治者であった劉焉(りゅうえん)についてお届けします。前回の袁煕は以下のリンクから。

 

人物について

劉焉、字は君郎(くんろう)。江夏郡・竟陵県の人です。

劉焉は、前漢の景帝の子・魯の恭王(劉余)の子孫にあたります。

漢王室の血統なのニャ。

劉焉は王族であったことから、若いころから州や郡をつとめ、中郎に任じられました。

しかし師である祝公(裴松之によれば司徒の祝恬(しゅくてん))が亡くなったことで、喪に服すために官職を辞します。

それからは学問に打ち込んで人びとに教え、推挙されて司徒の幕客となって官職に戻ります。

世が乱れてくると、劉焉は戦乱に巻き込まれるのを嫌い、交阯の牧になることを希望しました。交阯は現在のベトナム北部あたりですね。

交阯といえば、士燮(ししょう)が治めているところニャ。ゲーム中でも南の端っこニャ。あそこならたしかに戦乱に巻き込まれなくてすむニャ。

士燮は交阯の太守をつとめており、その一族は土着の豪族です。劉焉がそこへ配属希望をしても、通るはずもありません。

よそ者は受け入れられそうにないニャ。

交阯への転属をあきらめかけていたときに、侍中の董扶(とうふ)が、

「都は戦乱に巻き込まれようとしています。益州(蜀)には天子(皇帝)の気がございます」

といいました。それを聞いて、劉焉は益州への転属を希望するようになりました。

これ、「天子」ってワードに反応したわけじゃなくて、「端っこの領土なら戦乱に巻き込まれない」という考えだと思うニャ。とにかく戦乱を避けたがってるニャ。

そのころ益州では、郤正(げきせい)の祖父・郤倹(げきけん)が刺史をつとめていました。

郤正って蜀が滅びたあと、劉禅に「蜀のことを聞かれたら、『一日として忘れたことがない』と涙ながらに答えてください」ってアドバイスした人ニャ。劉禅の回を参照ニャ。

その祖父の郤倹ですが、重税を課していたため、蜀の各地で反乱が起こっていました。

祖父はだめな政治家だったのニャ。

朝廷は郤倹を逮捕し、かわりに劉焉を送ろうと考えていました。

しかしその前に、郤倹は反乱軍の馬相に殺されてしまいます。

そして劉焉は、反乱のおさまらない蜀の地に送りこまれました。

前任の尻ぬぐいからはじめないといけないのがつらいニャ。

劉焉は蜀に到着後、戦乱を避けて蜀に移住してきた民たちを集めて「東州兵」を組織しました。

また反乱を起こした者たちには、恩賞をあたえて手なずけました。

懐柔策なのニャ。

一方で劉焉は、蜀での独立をもくろみます。

五斗米道の張魯の母ですが、巫術を使ううえに美しく、劉焉に取り入っていました。

そこで劉焉は、張魯が利用できると思って漢中に派遣し、これを攻め取らせようとしました。

というのも、戦乱のつづく長安から蜀の地へ入るには、漢中を通らなければなりません。ここの谷にかかった橋を断ってしまえば、長安との連絡は困難になります。

天下を取りたいわけじゃなくて、とにかく蜀に引き籠りたいのニャ。

張魯は劉焉にいわれたとおり、漢中太守の蘇固を討ちます。そして長安との架け橋を断ち切りました。

こうして劉焉は、蜀と中央を切り離すことに成功したのです。

張魯はそのまま漢中にとどまり、五斗米道の地盤としました。

そして劉焉は朝廷に、

「米賊(五斗米道)が道を遮断したので、もはや都との連絡は途絶えてしまいました」

と伝えます。

張魯のせいにしたのニャ。わざと漢中を張魯にあたえたのかもしれないニャ。

それから劉焉は、益州内の豪族で逆らう者を殺し、自分の地位を安定させました。

劉焉には、劉範、劉誕、劉瑁、劉璋の4人の息子がおり、三男の劉瑁以外は長安で献帝に仕えていました。

息子たちは長安に住んでいたのニャ。

朝廷は劉焉の独立に眉をひそめ、たしなめるために四男の劉璋を蜀に送りました。

しかし劉焉は朝廷の命令を聞かず、やってきた劉璋をそのまま蜀にとどめて帰しませんでした。

これで劉璋も蜀入りしたのニャ。

のちに馬騰が劉焉や、長安にいる劉範・劉誕とともに、長安の李傕らを討つ計画を立てました。

しかしこれは計画が漏れて失敗し、劉焉は劉範・劉誕の2人の息子を失ってしまいます。

また拠点としていた綿竹の城が落雷によって焼失。劉焉は成都に拠点を移すことになりました。

その後は、子らを失ったこと、天災によって拠点を失ったことなどが重なったことで気を病み、興平元年(194年)、背中に悪性の腫瘍ができて亡くなりました。

あとを継いだのが、四男の劉璋です。

そして劉備が攻め込んでくるのニャ。

今回はそんな劉璋の能力を見ていきましょう。

 

基本ステータスについて

統率:54
武力:38
知力:79
政治:81
魅力:86
主義:名利
政策:火計研究(Lv4)(火計の効果が上昇、Lvで火罠解放(5:火船、10:猛火罠))
親愛武将:
董扶、龐羲、劉備

袁紹の3人息子を見てきたせいかもしれないけど、思った以上に優秀ニャ。

知力・政治・魅力が80前後ありますし、文官としては優秀ですね。シリーズの1のころからこのような好ステータスでした。

親愛武将に劉備がいるニャ。

「三国演義」のほうの設定ですね。「三国演義」では、劉備が幽州で挙兵したときに、劉焉は幽州の太守をつとめていました。

史実とは違うのニャ。

のちに劉璋と戦うことになるので、そのための伏線として登場させたのでしょう。

 

個性について

使役:府の上にいると、自ユニットの全能力が上昇。

封殺:特定範囲内の敵ユニットが「足止」になったさい、その期間を延長。

動員:官職に加えて、指揮兵士が1000増加。

召募:募兵担当官に任命すると兵士が上昇しやすい。

高慢:一定兵数以下で、自ユニットの全能力が低下。

高慢」持ちニャ。蜀で天狗になってたのニャ。そして袁家でさんざん見てきた「動員」もあるニャ。

「動員」と「召募」は東州兵を組織していたことからでしょう。

ただ統率・武力は低めなので、戦闘向きではないとは思います。

 

陣形と戦法

陣形

雁行、鶴翼、衝車

野戦をさせるよりも、「衝車」で都市攻めを手伝ったほうがよさそうですね。

戦法

業火:発火。対拠点可。

足止:「足止」付与。

挑発:「挑発」付与。

鎮静:状態異常解消。

衝車:ダメージ+耐久ダメージ。対拠点可。

デバフ系と自分のデバフ浄化ニャ。

普通に「衝車」を使ったほうがいいとは思います。

 

総評

劉焉は文官タイプの武将です。

兵数を増やす「召募」がありますので、募兵担当官にしておくといいでしょう。

戦闘ユニットとしては、統率・武力は高くないうえに、兵力低下時に全能力が下がる「高慢」があるため、使いにくいところがあります。

兵器の「衝車」が使えるので、味方をサポートして都市攻めするのがいいとは思います。

内政方面で活躍させるのが良さそうニャ。

次回は劉焉の子、劉璋を予定しています。【追記】次回出来ました。