『三國志14』武将能力:鄒氏の評価は?【三国志武将評価シリーズ・その201】|三国志14

2020年8月1日三国志武将能力評価三国志, 三國志, 三國志14武将評価シリーズ

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『三國志14』三国志武将評価シリーズの第201回目は、張済の妻の鄒氏(すうし)についてお届けします。前回の張済は以下のリンクから。

 

人物について

鄒氏は前回登場した張済の妻です。『三国演義』では鄒氏となっていますが、正史『三国志』のほうだと姓は不明です。

張済は董卓娘婿である牛輔の配下でした。董卓が呂布に殺されたのち、李傕郭汜らとともに長安に攻め入り、呂布を敗走させます。

この功績で、張済は弘農に一定の勢力を持つようになりました。

族子の張繍も、張済に付き従っていたのニャ。

李傕らが衰退して殺されたのち、張済は食糧不足で苦しみます。そこで南陽へ行って略奪を働きましたが、穰の住民に殺されてしまいました。

悪党らしい死に方ニャ。

こののち、張済の兵は張繍が引き受けることになります。また張済の妻の鄒氏も、張繍が保護することになりました。

やがて曹操が淯水に陣を構えると、張繍は配下の兵とともに降伏します。

しかし曹操が鄒氏を妾にしたことから、張繍は曹操を憎むようになりました。

女性問題で歴史が動くのニャ。

曹操は張繍が自分を恨んでいることに気付いており、張繍を暗殺しようともくろみます。

「鄒氏を返す」という選択はないのニャ。

暗殺計画は事前に張繍の耳に入り、張繍は賈詡の策で反乱を決行。曹操には逃げられてしまいますが、曹昂典韋などを討ち取りました。これ以降、鄒氏がどうなったかは不明です。

曹操は変なところでボロが出てしまうことが多いニャ。

『三国演義』のほうだと絶世の美女で、曹操は毎晩侍らせていたという気に入りっぷりですね。また「都に戻ったら正室にする」とまで約束しています。

もし都に連れかえったら、またひと悶着ありそうニャ。

今回はそんな鄒氏の能力を見ていきましょう。

 

基本ステータスについて

統率:4
武力:6
知力:54
政治:55
魅力:72
主義:我道
政策:本草学(Lv3)(武将の傷病の回復率が上昇)
配偶者:張済

文官タイプだけど、知力・政治は50台ニャ。思ったより高いニャ。

とくになにかしたわけではないですしね。

初登場は『三國志11』で、そのときは魅力89ありました。それと『三國志12』だと知力77ありますね。

なぜか評価されてるのニャ。

 

個性について

傾国:特定範囲内の敵ユニット(男)の全能力が低下。

楽奏:次ターン開始時、自ユニットを除く特定範囲内の味方ユニットの士気が上昇。

なにげにいい個性を持ってるニャ。

サポート用に従軍させてもいい感じですね。

 

陣形と戦法

陣形

方円

方円だけニャ。

サポート用の従軍でしたら方円陣形のほうがいいでしょう。

戦法

無し。

無いと思ったニャ。

そもそもの統率・武力が1桁台ですし、敵にぶつかる必要はないかと。

 

総評

鄒氏は文官タイプの武将です。知力・政治は50台、魅力は70台とそれほど高くはありませんが、内政はそこそここなせるでしょう。

また個性には「傾国」「楽奏」といった、味方ユニットをサポートするものがあるので、支援目的での従軍もありとは思います。

ただ統率・武力は一桁台なので、戦場に出すときは味方のうしろについていく形にするのがいいでしょう。

なにげに個性はいいものを持ってるのニャ。

次回は牛輔です。