『三國志14』武将能力:伊籍の評価は?【三国志武将評価シリーズ・その217】|三国志14
『三國志14』三国志武将評価シリーズの第217回目は、蜀の法律制定に携わった伊籍(いせき)についてお届けします。前回の夏侯令女は以下のリンクから。
人物について
伊籍、字は機伯(きはく)。山陽郡の人です。
若いころから荊州の劉表のもとに身を寄せていました。
劉備が劉表を頼って荊州にやってくると、伊籍はしばしば劉備のもとをおとずれました。
劉表が亡くなったのちは、伊籍は劉備に従います。蜀を平定してからは左将軍従事中郎に任じられ、簡雍・孫乾に次ぐ待遇を受けました。
呉へ使者に赴いたとき、孫権は伊籍が弁舌に優れた者だと聞いて、逆に言い負かそうとしました。
伊籍がやってきて拝礼をすると、孫権は、
「無道の王に仕えるのは苦労するか?」
と聞きました。
すると伊籍は、
「拝礼して立ち上がるだけのことなので、苦労するほどではありません」
と答えました。孫権はこの受け答えに感心しました。
のちに伊籍は昭文将軍に昇進し、諸葛亮・法正・劉巴・李厳とともに蜀の法律である『蜀科』を制定します。亡くなった時期は不明です。
『三国演義』においては、伊籍は劉備の馬が「的盧」と呼ばれる凶馬であることを伝える役として登場します。
また蔡瑁らが劉備を暗殺しようとしたときに、そのことを伝えて逃がします。
今回はそんな伊籍の能力を見ていきましょう。
基本ステータスについて
統率:29
武力:23
知力:77
政治:86
魅力:85
主義:礼教
政策:地域振興(Lv4)(地域担当官による開発の上昇量が増加)
親愛武将:馬謖、馬良、劉備
シリーズでも伊籍は政治80台をキープし続けていますね。
『三國志11』~『三國志13』までは知力も80台でしたが、今作で70台に落ちた形になっています。
個性について
法律:地域担当官に任命すると治安が上昇しやすい。
眼力:登用・探索で優遇。
論客:外交で優遇。
「法律」があるのは『蜀科』の制定に協力したことからですね。
「眼力」は『三国演義』で馬良・馬謖らを推挙したことからでしょう。どれも伊籍の能力をあらわしています。
陣形と戦法
鶴翼
土地塗りつぶしに使ってもいいかと。
鎮静:状態異常解消。
駆逐:ダメージ。
荊州の出ということからでしょうね。ただ統率・武力は低いので、戦闘は向かないかと思います。
総評
伊籍は文官タイプの武将です。政治・魅力は80台と高く、知力も70台あります。
個性としては「法律」「眼力」「論客」と、内政・登用・外交をこなせるものがそろっています。
統率・武力は低く、攻城兵器なども持っていないので、内政で使っていくのがいいでしょう。
次回は蔡瑁です。