『三國志14』武将能力:麋氏の評価はいかに?【三国志武将評価シリーズ・その142】|三国志14

2020年6月4日三国志武将能力評価三国志, 三國志, 三國志14武将評価シリーズ

bishi

『三國志14』三国志武将評価シリーズの第142回目は、麋竺の妹で劉備の夫人となった麋氏(びし)についてお届けします。前回の麋芳は以下のリンクから。

 

人物について

麋氏は麋竺の妹です。

劉備が徐州を治めることになったのち、袁術と戦うことになりました。劉備のもとに身を寄せていた呂布は、その隙を突いて下邳の城を乗っ取ります。このことにより、劉備は妻子を人質に取られてしまいました。

このとき麋竺は、劉備の夫人として妹の麋氏を差し出し、さらに金銀や下僕2千人をあたえて軍を支えました。

麋竺の回であった話ニャ。

しかし2年後の建安3年(198年)、呂布との戦いで麋氏は捕虜になってしまいます。同年、呂布が曹操に敗れたのちは、劉備のもとへ帰ってきました。

さらに2年後の建安5年、曹操が攻め込んできたときに、麋氏はまたもや囚われてしまいました。関羽もこのときに捕まり、許昌へと連れられました。

捕まってばかりニャ。このあと、どうなったのニャ?

正史での記述はここまでですね。

『三国演義』だと、関羽が曹操に降伏するとき、麋氏たちに害をあたえないように約束させています。

関羽は曹操のもとで袁紹軍と戦いますが、劉備が袁紹のもとにいることを知ると、麋氏たちを連れて曹操のもとを離れます。

関羽の五関突破の話ニャ。

劉備と合流したのち、劉備らは荊州の劉表を頼りますが、のちに曹操が攻めてきます。

麋氏は、まだ幼い劉禅を抱いて逃げますが、途中で負傷してしまいます。そこへ助けにきた趙雲に劉禅を託し、自身は足手まといにならないよう、井戸に身を投げて亡くなりました。

捕まってばかりだし、可哀想な最期ニャ。幸薄いニャ。

今回はそんな麋氏の能力を見ていきましょう。

 

基本ステータスについて

統率:22
武力:9
知力:67
政治:68
魅力:73
主義:礼教
政策:歳出改善(Lv3)(地域、訓練、募兵担当官の費用が減少)
親愛武将:
劉備

文官タイプニャ。そんなに悪くはないニャ。

普通に政務をこなせそうなステータスですね。

ちなみにシリーズ初登場は『三國志11』からです。ステータス自体は現在よりちょっと高いぐらいで、基本的にはあまり変わりません。

それと劉備の配偶者は甘氏なので、麋氏は配偶者にはなっていませんね。

 

個性について

応援:自ユニットを除く特定範囲内の味方ユニット(男)の全能力が上昇。

富豪:所属都市に所在していると、収入時に決まった額の金を追加獲得。

麋竺の妹だから「富豪」持ちニャ。

応援」も持っていますが、統率・武力が低いのがネックですね。

 

陣形と戦法

陣形

方円

防御陣形だけニャ。

戦うのは厳しいですね。

戦法

鼓舞:味方の士気アップ。対拠点可。

応援するだけニャ。

戦場に出す必要もないかと。

 

総評

麋氏は文官タイプの武将です。

麋竺の妹なので、収入の増える「富豪」の個性を持っています。また男限定で全能力をアップさせる「応援」もありますが、統率・武力が低いので、戦場に出る機会は少ないでしょう。

内政で活躍させるのがいいかと思います。

劉備陣営を陰ながらサポートするのニャ。

次回は甘氏を予定しています。【追記】次回出来ました。