『三國志14』武将能力:大喬の評価は?【三国志武将評価シリーズ・その239】|三国志14

2020年9月8日三国志武将能力評価三国志, 三國志, 三國志14武将評価シリーズ

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『三國志14』三国志武将評価シリーズの第239回目は、孫策の妻である大喬(だいきょうについてお届けします。前回の陳登は以下のリンクから。

 

人物について

大喬は、正史『三国志』では橋公の娘で、「大橋」と記述されています。

孫策が荊州に侵出しようとしたさい、周瑜は孫策に従って皖(かん)城を攻め、これを落としました。

このときに、橋公の2人の娘を捕虜にしました。ともに絶世の美人であったことから、姉の大橋(大喬)を孫策が、妹の小橋(小喬)を周瑜が妻とします。孫策は周瑜に、

「橋公の2人の娘は美人だが、我々を婿にできたのだから喜んでよいだろう」

と言いました。

いくさで手に入れた嫁なのニャ。

正史の記述はこれぐらいで、その後どうなったのかは不明です。

『三国演義』のほうでは大喬」となっており、「喬夫人」とも呼ばれています。

妹の小喬とともに美人として有名で、「二喬」と呼ばれていました。

孫策の臨終のさいには大喬に、「おまえの妹の夫である周瑜にあとを頼むよう」伝えています。

赤壁の戦いのとき、諸葛亮は周瑜を焚き付けるために、

曹操は天子となり、二喬を娶りたいと考えています。この二人を曹操に送れば、いくさを避けられるでしょう」

とのことを言っています。

大喬・小喬が周瑜らの妻だというのを、諸葛亮は知らないふりをしたのニャ。

『三国演義』のほうでも何かしたわけではありませんが、孫策・周瑜が有名であることから、その妻の名前も知られるようになりましたね。

京劇『鳳凰二喬』にも登場します。厳白虎が二喬を奪いに来ることから、父・喬玄とともに兵を率いて立ち向かおうとします。孫策・周瑜は喬玄と同盟を結びますが、兵を率いる大喬を軽視したことから、二人は陣比べをすることとなりました。小喬が陣法を孫策らに伝えたことにより、孫策らが勝利。その後、孫策らは二喬を妻として迎え入れ、ともに厳白虎と戦って勝利を得ます。

京劇のほうだと勇ましい性格なのニャ。

今回はそんな大喬の能力を見ていきましょう。

 

基本ステータスについて

統率:18
武力:12
知力:73
政治:69
魅力:92
主義:覇道
政策:本草学(Lv3)(武将の傷病の回復率が上昇)
配偶者:孫策
親愛武将:小喬、孫策、孫尚香
嫌悪武将:
曹操

魅力は90オーバーで、そこそこ知力や政治もあるのニャ。

有名人物ですから、それなりに活躍できるようにはなっていますね。

ちなみに初登場は『三國志9』からで、知力・政治とも70以上でした。

 

個性について

応援:自ユニットを除く特定範囲内の味方ユニット(男)の全能力が上昇。

楽奏:ターン開始時、自部隊を除く範囲内の味方部隊の士気が上昇。

周瑜と同じく「楽奏」持ちニャ。

「応援」と合わせて、味方の良いサポートになるでしょう。ただ統率・武力は低いので、出陣させるかは微妙なところですね。

 

陣形と戦法

陣形

鶴翼

「鶴翼」のみニャ。

土地塗りつぶしにでもといったところでしょうか。

戦法

激励:味方の士気+攻軍アップ。対拠点可。

矢嵐:ダメージ。

バフはともかく、水軍戦法があるのが呉らしいニャ。

統率が低いので、兵器などがあったほうが使い勝手はよかったですね。

 

総評

小喬は文官タイプの武将です。魅力は92もあり、魅力ランキングでは7位にランクインしていますね。知力・政治も70前後あります。

戦闘に関しては「応援」「楽奏」といったサポート能力はありますが、統率・武力が10台なのが厳しいですね。

内政をメインにして使っていくのがいいとは思います。

能力的には普通の文官よりも高いのニャ。

次回は小喬です。