『信長の野望・新生』武将能力:長野業正の評価は?【武将評価シリーズ・その115】
『信長の野望・新生』武将評価シリーズ第115回目は、武田信玄の侵攻を6度に渡って防いできた名将・長野業正(ながのなりまさ)です。
一般的にはあまり知られていない武将ですが、近年評価が上がっている感じですね。
そんなわけで能力を見ていきましょう。前回の安国寺恵瓊は以下のリンクから。
人物について
長野業正は延徳3年(1491年)に生まれました。父は長野憲業・長野信業・長野方業のいずれかといわれています。また祖先は在原業平といわれています。
長野家は、上杉家の本家である山内上杉家に属していました。その当主である上杉憲政は、天文15年(1546年)の北条氏康との「河越夜戦」で敗北。
このときのいくさには、業正も参加していましたが、長男の長野吉業を戦死させてしまいます。
さらに翌年、上杉憲政は「小田井原の戦い」で、今度は武田信玄に敗北。このとき、業正は戦うことに反対していたのですが却下されたため、参戦はしませんでした。
上杉憲政は長尾景虎(上杉謙信)のもとへと逃げます。そののちに謙信を養子にし、家督を譲っていますね。
山内上杉家は事実上滅びたようなものですが、業正は忠義を通して北条家に従わなかったといいます。
この状況において弘治3年(1557年)、信玄の侵攻がはじまります。
業正は箕輪城に籠城し、信玄の攻撃を6度も防いだといいます。このことから「上州の黄斑(虎)」ともあだ名されました。
そして永禄4年(1561年)、71歳で亡くなったといわれます。死の間際、
「葬儀は無用。一里塚と変わらないような墓を作り、敵の首を墓前に一つでも多く供えよ。敵に降伏してはならない。武運が尽きたなら潔く討死せよ。それこそが孝養である」
と遺言したとされます。
業正が亡くなったのち、信玄は2万の大軍で箕輪城を攻撃。あとを継いだ長野業盛は遺言どおりに降伏せず、一族と共に自害してしまいました。
基本ステータスについて
統率:91
武勇:81
知略:91
政務:65
主義:保守
政務以外は80~90台と高レベルなステータスになっていますね。
過去作だと統率が97ぐらいまで行った時期がありましたが、現在は91に抑えられています。
戦法・特性について
(戦法)
上州の黄斑:敵部隊の兵力減少、自部隊の兵力回復。
(特性)
鉄壁:所属城の耐久ダメージ減少。
反攻:城が強攻されたときに攻撃部隊へのダメージ増加。
堅陣:合戦で積極的に要所・退き口を防御。
特性は防御スキルばかりですね。守りに強い武将という形になっています。
総評
長野業正は戦闘に優れた武将です。
統率・知略は91あり、武勇も81あります。また「鉄壁」「反攻」「堅陣」といった防御スキルも備えています。
能力的には申し分ないので、攻めにも守りにも活躍させていきましょう。
次回は宇佐美定満です。【追記】次回出来ました。以下のリンクから。