『信長の野望・新生PK』武将能力:山内千代(見性院)の評価は?【武将評価シリーズ・その151】
『信長の野望・新生』武将評価シリーズ第151回目は、「内助の功」で知られる山内一豊の妻・山内千代(見性院)(やまうちちよ(けんしょういん))です。
良妻賢母の見本とされている人物ですね。司馬遼太郎の作品でNHKドラマにもなった「功名が辻」の主人公としても有名です。
そんなわけで能力を見ていきましょう。前回の山内一豊は以下のリンクから。
人物について
山内千代(見性院)は弘治3年(1557年)、浅井氏家臣・若宮友興の子として生まれたとされています。本名は「まつ」ともされていますが、「功名が辻」の影響もあって一般的には千代で知られています。
千代を有名にした逸話として、嫁入りの持参金10両を使って、夫・一豊のために名馬を買ったことです。このことによって織田信長の目にとまり、加増されました。
ただこの逸話の一次資料はなく、後世につくられた話の可能性も高いです。
これ以外にも、夫の築城資金を支えるために髪を売ったという逸話もありますが、こちらのほうも後付けの可能性は高いですね。
ほかにも秀吉の正室・ねねに唐織の小袖を贈り、それを秀吉の目にとまり、後陽成天皇に贈られたとの逸話もあります。ただこれは「功名が辻」のエピソードとされています。
もう一つ有名なのは「笠の緒文」。石田三成が挙兵したことを密書でいち早く徳川家康に伝えたことで、「関ヶ原の戦い」後の一豊の出世にもつながったというものです。
元和3年(1617年)に死去。享年61歳といわれます。
基本ステータスについて
統率:50
武勇:40
知略:71
政務:81
主義:中道
知略も71あり、どちらも夫より高いですね。城攻めにも使えるでしょう。
戦法・特性について
(戦法)
混乱:敵部隊に混乱付与。
(特性)
自衛:自勢力内では自部隊の防御上昇。
差配:戦場で積極的に味方部隊を救援。
(家宰)
人材重要:忠誠上昇、兵糧収入減少。
(奉公)
山内伝:郷士伝が発令可能、すでに発令可能なら維持費削減。
内政スキルがないのが残念ですが、守りに使っていけるでしょう。
総評
山内千代は文官タイプの武将です。
政務は81、知略は71あります。ただスキルは「自衛」「差配」と防御用のものになっています。
ステータスは高いので内政に使っていくとよいでしょう。
次回は毛利輝元です。【追記】次回できました。以下のリンクから。