『信長の野望・新生』武将能力:井伊直虎の評価は?【武将評価シリーズ・その30】
『信長の野望・新生』武将評価シリーズ第30回目は、井伊家の女城主であり、徳川四天王の井伊直政を育てた井伊直虎(いいなおとら)です。
「無双」シリーズだとビジュアル的にも人気のあるキャラですね。「信長の野望」では「」から登場、「大志」から武将参戦となっており、登場の歴史は浅いです。
そんなわけで能力を見ていきましょう。前回の足利義昭は以下のリンクから。
人物について
井伊直虎は、井伊直盛の娘として生まれました。
井伊直盛には息子がいなかったため、叔父・井伊直満の子である井伊直親を養子として迎え入れ、直虎と結婚させようとしました。
当時の井伊家は今川氏に従属していたのですが、井伊直満は謀反の疑いをかけられ、自害させられてしまいました。
井伊直親は武田領へ脱出し、一命をとりとめます。
一方、婚約者であった直虎は龍泰寺(のちの龍潭寺)で出家し、次郎法師と名乗りました。
井伊直親は10年以上の逃亡生活の末、今川義元に許されて帰国します。
しかし直虎はすでに出家していたため、井伊直親は奥山朝利の娘・ひよを正室に迎えます。
井伊直親とひよの間に生まれたのが、のちの徳川四天王である井伊直政です。
しかしのちに井伊直親は、主君・今川氏真から「松平元康(徳川家康)と内通している」との謀反の疑いをかけられ、朝比奈泰朝の襲撃を受けて殺されてしまいました。
こうしてまだ幼い井伊直政は、父を失ってしまいます。
井伊家存続の際において、直虎は周囲の提案で還俗します。井伊家当主として直政を養子にとり、育てることとなりました。
しかし井伊谷城の城主であった期間はわずか3年ほど。今川氏の徳政令を聞き入れなかったことで罷免され、城を追われてしまいました。
直虎は直政を鳳来寺にあずけ、直政の母・ひよは徳川家臣の松下清景と再婚します。
こうして直政は松下家の養子となりました。
井伊谷城ですが、今川氏の勢力が弱まったのをきっかけに、家康が攻め込みます。
直虎自身も甲冑を着て従軍。みごと城を奪い返し、城主の座に返り咲きました。
樹種となった直虎は、直政を城へ呼び寄せます。やがて15歳になった直政は、徳川家康に仕えることとなりました。こうして、のちの井伊家(と彦根)の繁栄のもとができあがったのです。
直虎は晩年を龍潭寺で過ごしたといわれます。天正10年(1582年)に死去しました。
基本ステータスについて
統率:78
武勇:66
知略:84
政務:74
主義:革新
統率78、知略84あって、全体的にバランスのとれたステータスになっていますね。
戦闘・内政でバランスよく活躍できるとは思います。
戦法・特性について
(戦法)
混乱:敵部隊に混乱付与。
(特性)
盛名:城主のときに配下武将の忠誠上昇。
差配:合戦で積極的に味方部隊を救援。
地の利:合戦で積極的に要所を襲撃。
「無双」シリーズでは主要キャラクターみたいな感じになっていますが、本作だと一介の武将といったところですしね。
城主スキルの「盛名」があるので、忠誠低下を抑えるのにつかうのがいいでしょう。
総評
井伊直虎は、武将としては一級線ではないにしても、戦争・内政とバランスの取れたステータスになっています。
また「盛名」もあるので、城主として活躍させても面白いでしょう。
次回は井伊直政です。【追記】次回出来ました。以下のリンクから。