『信長の野望・新生』武将能力:鈴木重秀(雑賀孫一)の評価は?【武将評価シリーズ・その58】
『信長の野望・新生』武将評価シリーズ第58回目は、織田信長を追い詰めた雑賀衆の鈴木重秀(雑賀孫一)(すずきしげひで(さいがまごいち))です。
戦国時代の伝説のスナイパーみたいな感じですね。
そんなわけで能力を見ていきましょう。前回の蒲生氏郷は以下のリンクから。
人物について
鈴木重秀は出自など不明で、謎の多い人物です。雑賀衆の有力者が継承する「雑賀孫一(鈴木孫一)」の別称で呼ばれていたといわれます。
信長と本願寺勢力が戦った「石山合戦」において、重秀は本願寺側に味方し、鉄砲部隊の大将として信長を苦しめました。信長の足に銃弾を受けて負傷したといわれます。
また雑賀衆は毛利水軍とともに、大坂湾への一斉攻撃をおこないました。これにより、信長についていた九鬼水軍を全滅させたといいます。
信長は雑賀衆を先に潰したほうがいいとし、その本拠地を十万の大軍で攻撃。しかし雑賀衆は少数の兵でゲリラ戦を仕掛け、この進撃を撃退しました。
防衛戦が続く中、肝心の本願寺が天正8(1580)年に信長と和解してしまいます。以降、秀重は信長に接近しました。
その一方で、雑賀衆内での内輪もめがおさまらず、「本能寺の変」で信長が亡くなると、重秀は岸和田城へ難を逃れます。
秀吉と徳川家康のあいだで「小牧・長久手の戦い」が起こると、雑賀衆は家康側につきましたが、重秀は秀吉側で参戦しています。
天正13年(1585年)、秀吉は重秀のかつての仲間たちがいる紀州攻めを敢行。重秀は降伏勧告の使者となり、太田城を開城させます。
以降、重秀は息子を人質として秀吉に差し出しました。
このあとどうなったかについては不明です。
基本ステータスについて
統率:84
武勇:96
知略:82
政務:30
主義:保守
信長を苦戦させていたことがかなり評価されていますね。
統率・知略も80以上あり、かなりの高ステータスになっています。
過去作だと「革新」「天道」では武勇99で、統率・知略も90以上と、かなりめぐまれたステータスでしたね。
戦法・特性について
(戦法)
八咫烏:敵部隊の兵力減少・体力低下。
(特性)
海神:水上での攻撃上昇。
射手:合戦で積極的に高所から射撃。
砲術:自部隊の鉄砲LV上昇。
「八咫烏」は重秀の家紋ですね。
「射手」「砲術」はもちろんのこと、水上戦スキル「海神」もあります。
総評
鈴木重秀は戦闘に長けた武将です。
武勇は96あり、統率・知略も80以上あります。野戦・攻城と活躍できるでしょう。
また固有スキル「八咫烏」や、水上戦スキル「海神」もあり、いろいろな場面で力を発揮できるでしょう。
次回は本願寺顕如です。【追記】次回出来ました。以下のリンクから。