『信長の野望・新生』武将能力:ガラシャ(細川ガラシャ)の評価は?【武将評価シリーズ・その111】
『信長の野望・新生』武将評価シリーズ第111回目は、明智光秀の娘で細川忠興に嫁いだガラシャ(細川ガラシャ)(ほそかわがらしゃ)です。
「無双」シリーズでも有名になっていますね。
そんなわけで能力を見ていきましょう。前回の細川幽斎(藤孝)は以下のリンクから。
人物について
細川ガラシャは永禄6年(1563年)、明智光秀の三女として生まれました。ガラシャはのちの洗礼名で、日本名は玉(珠)、もしくは玉子(珠子)です。
天正6年(1578年)、織田信長のすすめにより、細川幽斎の子・細川忠興に嫁ぎました。ただこの当時、幽斎は「長岡」姓に改姓しており、その子・忠興も同様だったことから、「細川ガラシャ」という呼び名は正しくないとの指摘もあります。
「本能寺の変」において信長が亡くなると、父・光秀は謀反人となります。
ガラシャはその謀反人の娘。夫・忠興はガラシャを守るため、離縁して丹後国の味土野城に隠居させます。2年ほどの生活ののち、秀吉に許されて夫のもとへと戻りました。しかしその後も監視をされた状態でした。
キリスト教を信じるようになったのは、夫がキリシタン大名である高山右近と話をしているのを聞いて、興味を持ったからだといいます。
洗礼を受けたのは、九州平定で秀吉が「バテレン追放令」を出した時期です。侍女の清原マリアからひそかに洗礼を受け、ガラシャ(「Gratia」。ラテン語で「神の恵み」の意味)の洗礼名を受けます。
当然、これを知った夫・忠興は激怒。妻につらくあたるようになります。ガラシャは離縁を考えましたが、キリスト教では離縁が認められないことから思いとどまりました。
やがて「関ヶ原の戦い」がはじまり、夫・忠興は徳川家康に従って出陣します。そして家臣たちに、「もし自分の不在の折、妻の名誉に危険が生じたならば、日本の習慣に従って、まず妻を殺し、全員切腹して、わが妻とともに死ぬように」と命じました。
やがて石田三成の軍がやってきて、ガラシャのいる屋敷を囲みます。ガラシャを人質にしようとしましたが、ガラシャはこれを拒否。
実力行使に出ようとしたところ、ガラシャは侍女・家臣たちに「自分だけが死ぬ」といいます。キリスト教で自殺は禁じられているため、小笠原秀清に介錯してもらい、屋敷に爆薬を仕掛けてその遺体ごと燃やしました。享年37歳だったといいます。
この件を知った三成が、大名の妻子を人質に取ることを控えたともいわれますね。
基本ステータスについて
統率:62
武勇:42
知略:64
政務:61
主義:革新
「無双」キャラクターは、とりあえずそこそこのパラメータになっていますね。
シリーズでの登場はけっこう早く、「覇王伝」のころから出てきています。
戦法・特性について
(戦法)
同討:敵部隊の兵力減少。
(特性)
砲術:自部隊の鉄砲LV上昇。
最後に屋敷に爆薬を仕掛けて自害したことからでしょうかね。
総評
細川ガラシャは、そこそこ使える中堅武将です。
武勇は42と低いですが、それ以外は60台あります。
特性は「砲術」だけなので、他の武将と組み合わせて活かしましょう。
次回は筒井順慶です。【追記】次回出来ました。以下のリンクから。