『三國志14』武将能力:環氏の評価は?【三国志武将評価シリーズ・その189】|三国志14
『三國志14』三国志武将評価シリーズの第189回目は、曹沖・曹宇らの母・環氏(かんし)についてお届けします。前回の曹沖は以下のリンクから。
人物について
アニメ調というか、幼い感じで描かれていますね。本作初登場ということで、今の世代の人に合わせたイラストになっているのかもしれません。
あれはちょっと変わり過ぎな気もしますね。筆者的には『大航海時代3』のリアル系の雰囲気のほうが好きでしたが、4も4でありだとは思います。Steamで4まで配信してもらえればいいのですけどね。現状、1と2しか配信されていませんし。
話を戻しましてーー。
環氏は曹操の側室で、徐州・彭城郡の人です。子には前回登場した曹沖、その弟の曹據(そうきょ)・曹宇がいます。
環氏に関する記述はあまり多くありませんが、子らが皆、心優しく謙虚であったことから、母親もそのような人物であったことが推測されます。曹丕の代では太妃の称号をあたえられました。
長男の曹沖は前回述べたように、幼いころから聡明で、曹操に気に入られていました。曹丕を差し置いて、跡継ぎにしようとしていたぐらいでした。
次男の曹據は、とくに目立つ活躍などはありませんが、母親の出身地である彭城の王に封じられています。
三男の曹宇は、魏の3代目天子(皇帝)・曹叡と年齢が近いこともあって、親しい仲でした。
曹叡は臨終のさいに、曹宇を大将軍に任じようとしましたが、曹宇は謙虚な性格であったため、これを固辞しています。このことから、後見人には司馬懿と曹爽にが選ばれています。大将軍には曹爽が任じられました。
曹宇の子の曹奐は、のちに魏の5代目天子となりますが、もはやこのころは司馬氏の権力が強くなり、傀儡にしかすぎない存在でした。そして司馬炎の代には、禅譲して魏王朝を終わらせます。
ただ曹奐本人は陳留王となり、八王の乱までは生き残っていましたね。
環氏の子らや孫は、権力の中心にいながらも謙虚であったことから、大きな難にはあわなったのではないかと思われます。
今回はそんな環氏の能力を見ていきましょう。
基本ステータスについて
統率:10
武力:7
知力:65
政治:54
魅力:66
主義:礼教
政策:本草学(Lv2)(武将の傷病の回復率が上昇)
親愛武将:曹宇、曹沖
そもそもの情報が少ない人物ですしね。なにを根拠にステータスを決めるのかも難しそうです。
ステータス的には内政で役立てていく形になるでしょう。
個性について
寡欲:自身の俸禄が減少。
情報からわかることが、「子どもたちが謙虚→本人もたぶん謙虚」ぐらいですしね。
陣形と戦法
投石
都市攻めのサポートで使えないことはありませんね。
無し
戦場に出るような人物でもありませんしね。
総評
環氏は文官タイプの武将ですが、全体的な能力的はそれほど高くはありません。
ただ、知力・魅力は60台、政治は50台と、使えるレベルではあるので、内政をやらせておけばいいでしょう。
統率・武力はほぼ1桁台ですが、陣形で投石が使えます。人数が足りないときにでも、都市攻めのサポートをさせるのもいいかもしれません。
次回は王平です。