『信長の野望・新生』武将能力:高橋紹運の評価は?【武将評価シリーズ・その43】

2023年2月22日武将能力評価信長の野望, 信長の野望・新生武将評価シリーズ

takahashi zyouun

『信長の野望・新生』武将評価シリーズ第43回目は、立花宗茂の実父で壮絶な最期を遂げた豊後の戦神・高橋紹運(たかはしじょううん)です。

大友宗麟の家臣は優秀な人材が多いのニャ。立花道雪とともに雷神風神コンビニャ。

そんなわけで能力を見ていきましょう。前回の立花誾千代は以下のリンクから。

 

人物について

高橋紹運は天文17年(1548年)、大友義鑑(大友宗麟の父)の重臣・吉弘鑑理の次男として生まれました。母親は大友義鑑の娘・貞善院です。幼名は千寿丸

大友宗麟とは親族関係なのニャ。

初陣は永禄4(1561)年、13歳の若さで毛利元就とのいくさ「第四次門司城の戦い」に参戦しました。戦い自体は大友軍の敗北に終わりましたが、紹運は激戦を生き残りました。

永禄10(1567)年には高橋鑑種が毛利氏に寝返り、反乱を起こします。紹運はその鎮圧で功を立てます。

高橋鑑種降伏後は、宗麟の命により紹運が高橋氏の家督を継ぎ、その領土である岩屋城と宝満城を引き継ぎました。

ここで高橋氏になったのニャ。

耳川の戦い」において宗麟が島津氏に大敗すると、大友氏は衰退の道を歩んでいきます。

しかしそんな中でも道雪と紹運は忠義を尽くしました。

天正9(1581)年、紹運は嫡男の立花宗茂を道雪の養子にします。嫡男なので最初は断っていたのですが、ついには折れ、家督は次男の高橋統増が継ぐこととなりました。

また宗茂を送り出すときには備前長光を渡し、「我が家と争うことになれば、おまえは迷わずわしを討て」といいました。

家督相続に必要な覚悟なのニャ。

島津氏が竜造寺隆信を「沖田畷の戦い」で討ち取ると、九州での敵はもはや大友氏だけとなりました。

島津氏の勢いは強く、道雪は大いに抵抗しましたが病死してしまいます。

やがて島津の大軍が、紹運の守る岩屋城と、宗茂の守る立花山城へと迫ります。

宗麟は豊臣秀吉に援軍を要請していましたが、間に合うような状況ではありません。

島津軍2万以上に対し、紹運は700という兵力です。

降伏をすすめられましたが、紹運は拒否。激しい戦闘が繰り広げられ、紹運自身も多数の敵兵を討ち取りました。

最後には力尽き、自害して果てました。享年39歳でした。

しかしこのときの抵抗で時間稼ぎができ、宗茂の守る立花山城が落ちる前に、豊臣軍が北九州に上陸します。島津軍は撤退し、大友氏は生きながらえたのでした。

二人の軍神が救ったのニャ。

 

基本ステータスについて

統率:88
武勇:93
知略:83
政務:62
主義:革新

道雪は武勇91なので、道雪より上ニャ。

ただ道雪は、統率は92ありますし、知略も88ありますので、総合能力としては道雪のほうが上ですね。

「革新」「天道」あたりだと統率・武勇ともに90以上ありました。ただ知略は、過去作では50~60台だったので、かなり数値が伸びていますね。

 

戦法・特性について

(戦法)
豊後の戦神:敵部隊の兵力減少、自部隊の防御上昇。

(特性)
雄略絶倫:自身が城主の城が陥落すると、敵部隊にダメージ。

自衛:自勢力内では自部隊の防御上昇。

攻勢:自部隊の攻撃上昇。

固有スキル持ちニャ。全体的に防御中心ニャ。

城が落とされても「雄略絶倫」で敵部隊にダメージが入るので、攻め手側はけっこう厳しくなりますね。

 

総評

高橋紹運は立花道雪と双璧を成す、九州の猛将です。

武勇は93、統率・知略も80台あり、一線で活躍していけます。

また「豊後の戦神」「雄略絶倫」「自衛」といった防御スキルもあるので、押し寄せる島津軍を撃退してやりましょう。

道雪とともに大暴れするのニャ。

次回は真田昌幸です。【追記】次回出来ました。以下のリンクから。